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141回国会衆議院1997/10/29

外務委員会 第2号

発言数
5
登壇者
2
会派数
1
開催日
1997/10/29

会議録

中馬弘毅自由民主党

○中馬委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  国際情勢に関する事項について研究調査し、我が国外交政策の樹立に資するため、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中国政調査を行うため、議長に対し、承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中馬弘毅自由民主党

○中馬委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      ――――◇―――――

中馬弘毅自由民主党

○中馬委員長 この際、小渕外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣小渕恵三君。

小渕恵三自由民主党外務大臣

○小渕国務大臣 このたび外務大臣に就任いたしましたので、中馬委員長初め委員各位に謹んでごあいさつさせていただきます。  外交においては継続が重要であり、これまでの成果を踏まえ、発展させつつ、誠実、堅実、果断を自分のモットーとして全力を尽くす決意であります。  その第一歩として、先月、就任後最初の外国訪問として国連総会に出席し、総会演説で全体として均衡のとれた形での国連改革の必要性を訴え、また各国外相とも会談を行ったところであります。  当面の外交課題として、次の諸点を申し上げます。  日米関係につきましては、先般、新たな日米防衛協力のための指針が策定されました。今後は、本委員会での御議論を踏まえ、この新たな指針の実効性確保に向けた作業を促進してまいります。また、先週末沖縄を訪問し、大田知事とも会談いたしました。沖縄県における米軍施設・区域にかかわる諸問題につきましては、沖縄に関する特別行動委員会の最終報告の内容を着実に実施するため、全力を挙げて努力いたします。  ロシア、中国との間では、来月相次いで首脳会談が予定されています。  ロシアとの間では、今週末の首脳会談で両国首脳間の信頼関係が一層強化されることを期待いたしております。このような首脳レベルを初めとする政治対話を維持強化し、さまざまな分野における協力を進めるとともに、両国関係の完全な正常化の展望を開いていくよう引き続き努めてまいります。  中国との間では、来月の李鵬総理訪日は先般の橋本総理訪中に続く首脳往来であり、緊密な意見交換を通じて日中間の相互信頼を強化していくことが重要であります。私自身、外務大臣としてそれらの成果をフォローアップしていかなければならないと考えております。  日朝関係につきましては、今後とも、第二次大戦後の日朝間の不正常な関係を正すとともに、朝鮮半島の平和と安定に資するようにするとの観点を踏まえ、韓国等と緊密に連携しながら対処してまいります。現在、第一回の日本人配偶者故郷訪問の早期実現に向け、政府として最大限の努力を行っているところでございます。  北朝鮮に対する人道支援につきましては、国際社会の一員として応分の役割を果たすとの考えに立ち、先般、支援実施を決定いたしました。一方、拉致疑惑問題につきましては、これまでも日 朝間の話し合いの中で取り上げてきておりますが、我が国国民の安全にかかわる重要な問題との認識に立ち、真剣に対処してまいります。また、四者会合の早期実現を希望するとともに、引き続きKEDOに積極的に取り組んでいく考えであります。  漁業協定に関しましては、中国との間では、九月初めに新たな日中漁業協定の大枠についての実質的な合意に至りました。現在、できれば李鵬総理の訪日時に署名を行い得るよう、案文確定作業に取り組んでおります。  韓国との間では、双方の立場にまだ隔たりがあり、依然として交渉が続いておりますが、国連海洋法条約の趣旨を踏まえた新たな漁業秩序確立のため、一日も早く協定の締結に至るべく、全力を尽くしていく考えであります。皆様の御理解をよろしくお願い申し上げます。  十二月には、京都で気候変動枠組条約第三回締約国会議が開催されます。我が国が議長国として先般発表した数値目標等に関する提案を軸に各国の立場を収れんさせ、会議を成功に導くべく、私も関係閣僚とともに努力してまいる考えであります。  同じく十二月には、対人地雷全面禁止条約の署名式がカナダで予定されております。我が国としても同条約の署名に向けて調整に入ったところであります。  我が国外交の課題は、このように山積しております。外交を進めるに当たりまして、申し上げるまでもなく、国民の皆様の御理解と御支持が不可欠であります。この観点からも、本委員会での御議論は極めて重要であり、中馬委員長を初め委員の皆様の御指導と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、私のあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手)

中馬弘毅自由民主党

○中馬委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時八分散会

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