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140回国会衆議院1997/02/13

本会議 第6号

発言数
10
登壇者
2
会派数
2
開催日
1997/02/13

会議録

伊藤宗一郎無所属議長

○議長(伊藤宗一郎君) これより会議を開きます。      ————◇—————  永年在職議員の特別表彰の件

伊藤宗一郎無所属議長

○議長(伊藤宗一郎君) お諮りいたします。  本院議員として在職五十年に達せられました中曽根康弘君に対し、先例により、特に院議をもって重ねてその功労を表彰いたしたいと存じます。  表彰文は議長に一任されたいと存じます。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊藤宗一郎無所属議長

○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決まりました。  表彰文を朗読いたします。  議員中曽根康弘君は衆議院議員に当選すること十九回在職五十年の永きにわたり 常に憲政のために尽くし民意の伸張に努めるとともに 内閣総理大臣をはじめしばしば国政の枢要な重職を担い 我が国議会政治の発展に真に大きな貢献をされた  よって衆議院は君が積年の功労を多とし特に院議をもって重ねてこれを表彰する     〔拍手〕  この贈呈方は議長において取り計らいます。     —————————————

伊藤宗一郎無所属議長

○議長(伊藤宗一郎君) この際、中曽根康弘君から発言を求められております。これを許します。中曽根康弘君。     〔中曽根康弘君登壇〕

中曽根康弘自由民主党

○中曽根康弘君 このたび、私が衆議院議員在職五十年に及びましたことに対し、本院から御懇篤なる特別表彰の御決議をいただきました。身に余る光栄であり、深く感謝の意を表するものであります。(拍手)  この光栄は、ひとえに、私を育てていただきました群馬県民の皆様の御支援、政界の先輩や同僚の御指導、私の祖先及び父母並びに日本国の御高恩のしからしむるところでありまして、重ねて心から感謝申し上げる次第であります。(拍手)  この五十年の歳月を想起いたしますと、私の思慮を欠いた言動により御迷惑をおかけしたことや、礼を失したことも多く、反省されます。また、本議場における私の演説が穏当を欠くとして全文削除され、あるいは二度の証人喚問に応ずるなど、果たしてこの栄誉に値するや否や、ざんきの念にたえないものがあります。  この五十年の間に、日本は、一たび物質的には偉大な復興と発展を遂げました。その文明は、高度性、平等性、普遍性、非軍事性において、日本歴史上誇るべき偉大なピラミッドを築いたと思います。これも、国民の皆様の勤勉にして積極的な向上心のたまものでありました。  しかし、最近、舞台は暗転し、政治経済におけるバブルの崩壊を機に、経済は低迷し、政治は動揺し、人心はうっせきして、日本は今や興亡の瀬戸際に立ちつつあります。そのため、今、我が国は、行政改革、財政改革、総合安全保障、国際貢献等の大改革に挑戦しておりますが、私は、今日の改革の必要をもたらした根本原因には戦後教育の長年の欠陥があり、その抜本的改革刷新が急務と思います。(拍手)我が国のこの現状に対しまして、長年在職した者として責任を感じ、まことに胸の痛む思いがいたします。  ローマの興亡の歴史が示すように、敗戦直後の混乱のときは、いまだ民族の志が残っていましたから、立ち直りは割合に容易にできました。しかし、満ち足りた後の転落の混迷を克服することは、容易なことではありません。政治家の識見と強力なリーダーシップが要請されると思います。  さらに、今まさに終わろうとしている二十世紀を顧みますと、人類史上、この世紀ほど人類が悲惨な最期を遂げた世紀はないと思います。二度の世界大戦や植民地独立戦争、国内の内部抗争や粛正等により、ほぼ七千万人の人類が犠牲になりました。  そして、今、私たちは核兵器の脅威のもとにあります。それは、イデオロギーの過剰、過激な国家主義、集団的安全保障力の脆弱性等から惹起されたものであり、その上にさらに、今や大自然の破壊が加速されてきました。  来るべき二十一世紀は、この二十世紀の延長、繰り返しであってはならないと思います。人類の共生と地球環境の擁護が、私たちの重要責務になってきたと信じます。  明治以来、日本の運命、すなわちその栄光と汚辱は、おおむねこの議場の審議を経て生まれました。今や、この議場は世界の運命にもかかわってきました。  私は、一筋に政治に生き抜くことが我が生涯であると願ってきた者でありますが、この際、政治の信頼を回復し、日本復興への国民の希望をよみがえらせ、そして地球に住む人間としての責任を果たすため、皆様とともに一層の努力を傾けたく、御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。  ここに、改めて心からなる御礼を申し上げ、ごあいさつにかえる次第であります。ありがとうございました。(拍手)      ————◇—————  検査官任命につき同意を求めるの件  科学技術会議議員任命につき同意を求めるの件  国家公安委員会委員任命につき同意を求めるの件

伊藤宗一郎無所属議長

○議長(伊藤宗一郎君) お諮りいたします。  内閣から、  検査官に杉浦力君を、  科学技術会議議員に石塚貴君を、  国家公安委員会委員に岩男寿美子君を 任命したいので、それぞれ本院の同意を得たいとの申し出があります。  まず、検査官の任命について、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

伊藤宗一郎無所属議長

○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。  次に、科学技術会議議員の任命について、申し出のとおり同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

伊藤宗一郎無所属議長

○議長(伊藤宗一郎君) 起立多数。よって、同意を与えることに決まりました。  次に、国家公安委員会委員の任命について、申し出のとおり同意を与えるに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

伊藤宗一郎無所属議長

○議長(伊藤宗一郎君) 御異議なしと認めます。よって、同意を与えることに決まりました。      ————◇—————

伊藤宗一郎無所属議長

○議長(伊藤宗一郎君) 本日は、これにて散会いたします。     午後零時十五分散会      ————◇—————

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