外務委員会 第1号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1997/02/19
会議録
○逢沢委員長 これより会議を開きます。 この際、去る一月十七日の議院運営委員会における理事の各会派割当基準の変更に伴い、理事の辞任及び補欠選任を行います。 まず、理事辞任の件についてお諮りいたします。 理事松沢成文君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○逢沢委員長 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。 引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○逢沢委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、理事に松本善明君を指名いたします。 ————◇—————
○逢沢委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 国際情勢に関する事項について研究調査し、我が国外交政策の樹立に資するため、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中国政調査を行うため、議長に対し、承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○逢沢委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
○逢沢委員長 次に、国際情勢に関する件について調査を進めます。 平成九年度外務省関係予算について、その概要説明を聴取いたします。外務政務次官高村正彦君。
○高村政府委員 平成九年度外務省予算重点事項を御説明いたします。 平成九年度一般会計予算案において、外務省予算といたしましては七千七百四十七億九千九百万円が計上されております。これを前年度予算と比較いたしますと、二・五%の伸び率となっております。 今日の国際社会においては、冷戦終結後の平和と繁栄を確保することを目指し、たゆみない努力が続けられておりますが、大量破壊兵器拡散の危険や地球環境問題等、政治経済両面での課題は山積しており、依然として不透明で不確実な状況が続いております。我が国は、増大する国際社会の期待にこたえ、その国際的地位、影響力にふさわしい積極的で創造性豊かな役割を果たしていく必要があります。このような観点から、我が国外交に課された使命は極めて重大であると言わざるを得ません。 この使命を果たすため、平成九年度においては、定員等の増強、在外公館の機能強化等の外交実施体制の強化及び外交施策の充実強化の二点を最重点事項とし、予算の強化拡充を図っております。 まず外交実施体制の強化でありますが、外務省定員につきましては、本省及び在外公館合計で百四十四名の増員を図り、九年度末の外務省政令定員を合計五千九十四名といたしております。 機構につきましては、在クロアチア大使館の新設等を行うこととしております。 在外公館の機能強化につきましては、在外公館施設等の強化及び海外邦人対策・危機管理体制の強化に要する経費として、対前年度比六・六%増の五百五十億四千三百万円を計上しております。 また、外交政策策定の基盤となる情勢判断に不可欠な通信・情報収集等機能の強化のため、七十九億五千三百万円を計上しております。 次に、外交施策の充実強化に関する予算について御説明いたします。 外交施策の四つの柱は、二国間援助等の拡充、平和・軍縮のための協力、地球規模問題への対応、そして国際文化・人的交流の強化であります。 まず、平成九年度政府開発援助(ODA)につきましては、一般会計予算において、政府全体で対前年度比二・一%増の一兆一千六百八十七億円を計上しております。 外務省のODA予算について見ますと、一層の質の向上を図ることとし、対前年度比二・一%増の五千八百五十一億円となっております。これは、外交の円滑な推進にも重要な役割を果たすものと考えます。 このうち、無償資金協力は対前年度比一・三%増の二千六百三十五億円を計上しておりますが、その内訳は、経済開発等援助費が二千二百二億円、食糧増産等援助費が四百三十三億円であります。また、我が国技術協力の中核たる国際協力事業団の事業費として、対前年度化二・二%増の一千七百九十五億円を計上しております。ざらに、援助実施体制の強化の観点より、国際協力事業団の定員につき十名の純増を図ることとしております。 次に、平和・軍縮のための協力でありますが、国際の平和と安全の維持及び開発分野におけ令取り組みの強化、特に地域紛争の平和的解決の重要性にかんがみ、紛争の予防、政治的和解、停戦等に参画し、この分野での国連、地域機関等の活動に対する協力を行い、また北方領土問題の解決に向けた取り組み等のため、総額九十二億円を計上しております。 次に、地球規模問題への対応は、国連を中心とする多国間協力及び地域機関での協力が不可欠であり、例えば気候変動枠組み条約第三回締約国会議を本年本邦にて開催するなど、多国間の枠組みを通じた対応を強化していく所存であります。このように、環境、麻薬、テロ対策等の課題にも引き続き取り組んでいくため、五十三億円を計上しております。 次に、国際文化・人的交流の強化でありますが、異なる文化間の相互交流を通じ、我が国と世界各国との間の相互理解を一層深めるための諸施策を推進するとともに、アジア近隣諸国等との歴史を直視し、相互理解を一層増進するために展開されている平和友好交流計画を引き続き推進するため、百七十九億円を計上しております。 以上が、外務省の平成九年度予算重点事項の概要であります。
○逢沢委員長 以上で説明は終わりました。 次回は、来る二十一日金曜日午前九時三十五分理事会、午前九時四十五分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十八分散会