地方行政委員会 第1号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1996/11/12
会議録
○委員長(渡辺四郎君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 去る六月十九日の本会議におきまして、地方行政委員長に選任されました渡辺四郎でございます。 甚だ微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正円滑な運営に努めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 —————————————
○委員長(渡辺四郎君) 委員の異動について御報告いたします。 去る八日までに、続訓弘君、鎌田要人君、菅野壽君、清水澄子君、和田洋子君、溝手顕正君、真鍋賢二君、岩瀬良三君及び小川勝也君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君、鈴木省吾君、岡部三郎君、友部達夫君、吉田之久君、小林元君、牛嶋正君、上吉原一夫君及び竹村泰子君が選任されました。 また、昨十一日、今井澄君が委員を辞任され、その補欠として谷本巍君が選任されました。 —————————————
○委員長(渡辺四郎君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に関根則之君、竹山裕君、小山峰男君及び谷本巍君を指名いたします。 —————————————
○委員長(渡辺四郎君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、地方行政の改革に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(渡辺四郎君) 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の運用及び風俗営業に関する制度及び運用等について調査検討するため、小委員七名から成る暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認めます。 つきましては、小委員及び小委員長の選任は、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認めます。 それでは、小委員に関根則之君、竹山裕君、小山峰男君、谷本類君、有働正治君、西川潔君及び田村公平君を指名いたします。 また、小委員長に竹山裕君を指名いたします。 なお、小委員及び小委員長の辞任の許可及びその補欠選任、並びに小委員会から参考人の出席要求がありました場合の取り扱いにつきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(渡辺四郎君) 次に、地方行政の改革に関する調査を議題といたします。 先般本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。竹山裕君。
○竹山裕君 当委員会が行いました委員派遣につきまして、その概要を御報告申し上げます。 派遣委員は渡辺委員長、関根理事、小山理事、有働委員、田村委員、今井前委員及び私、竹山裕の七名で、去る九月十一日から十三日までの三日間、大分県及び福岡県を訪問し、地方分権の推進状況及び介護保険制度への対応に焦点を絞りつつ、県、市町村における行財政状況及び地域振興対策等の実情を調査してまいりました。 以下、調査の概要について申し上げます。 まず、大分県についてであります。 大分県では、生産第一主義のGNP社会から国民の満足度を重視するGNS社会への転換を県政執行の基本方針とし、九州・アジアの玄関口を目指す交通・通信体系の整備や、バランスのとれた地域づくりで定住と交流を促進することなどを重要施策としております。 また、国土の一極集中を是正し、今後の豊かな社会実現には中央の画一的な行政から権限や財源を地方に移すことが先決かつ現実的とされ、そのための人材の確保も必要であるとして、分権、分財、分人が重要課題とされております。 大分県では、住民の多様なニーズに対応し、地域の活性化にもつながるとの観点から、県から市町村への権限移譲を積極的に行っており、平成七年度から九年度まで三年間の合計で二十四事務、三百四十三項目が移譲予定となっております。また、その実施体制の一環として、昨年四月には全国初の大野広域連合が設置されております。 県政を推進していく上で重要課題が多く派生する中で、行財政の概況を見ると、投資的経費が全国水準よりかなり高く、県債への依存度は上昇しており、実質収支は平成四年度以降連続の赤字と、一段と厳しい状況が続いております。 そのような中で、昨年十二月には新行政改革大綱を策定し、二十一世紀までの五年間を重点実施期間として総合的、計画的に行政改革を推進することとされております。 地元を代表して意見陳述いただいた杵築市長及び挾間町長からは、地方分権については、権限移譲に伴う十分な財源措置、事務事業の廃止・簡素化の推進、受け皿としての人材確保の問題点などが、また予定されておる介護保険制度の創設については、趣旨には賛成であるが、実施主体としての市町村の体制にアンバランスがあること、国民健康保険制度と同様に保険料徴収及び財源面で問題があること、在宅介護と施設介護の同時実施が必要であることなどが述べられました。 派遣委員からは、新ゴールドプランの進捗状況と今後の要介護者の動向、新たな福祉プランの目標値設定の必要性、在宅介護の整備状況、沖縄からの米軍演習場移転問題等について質疑が行われております。 なお、現地視察といたしまして、別府市においては国際、県際の交流促進拠点としてのビーコンプラザ、また湯布院町においては独自の町づくり事業、そして日田市においては地域個性形成事業として町並み保存指定を受けた豆田地区及び廃棄された日田杉の樹皮を利用したバーク堆肥工場などを訪問し、その説明聴取を行っております。 次に、福岡県についてであります。 福岡県は、福岡都市圏を中心に九州地区の経済及び行政に係る中枢機能の集積が進む中で、アジア諸国、世界各地との地域間交流の拡大を図り、その一大交流拠点の形成を目指しております。一方、県下九十七市町村のうち過疎市町村が二十六団体に達し、そのうち旧産炭地域が過疎市町村の約七割に及んでおり、全県では面積の五七%、人口の七六%を占めるという地域特性を持つことから、過疎地域活性化、産炭地域振興は最重要課題であります。 これらの点も踏まえ、豊かで活力あるアジアに開かれたふくおかの共創が平成八年度の重点施策の基本方針とされております。また、その効率的展開を行う上で地方分権の推進は不可欠となっており、昨年、庁内組織として福岡県地方分権推進会議を設置し、これまでの調査結果を公表するとともに、市町村への権限移譲のため、本年九月には、市町村等とも協議の上、権限移譲推進協議会を設置しております。 行政の裏づけとなる財政状況については、県税収入が平成四年度から連続して前年割れするなど大分県同様厳しく、地方債残高の累増、公債費の増加など財政構造の弾力性が欠乏し、財政環境は一段と悪化しております。このため、平成八年度ではサマーレビューを実施するなど、経費の総合的見直し、財源の重点かつ効率的配分に努めております。 関係者からの意見聴取に当たり、那珂川町長からは、地方分権の推進について、財源問題も含め、地方分権推進委員会の具体的な指針の勧告内容が中間報告から後退せず、町村の主張が十分反映されることへの期待が表明されました。また、介護保険制度構築について、吉富町長からは、介護保険制度構築について、その緊要性を認識しつつ、第二の国保とならぬような配慮、在宅介護サービスと施設介護サービスの同時施行、法律案への市町村の意見の反映などについての要望が出されております。さらに、社会福祉団体協議会代表からは、職員の能力向上のための研修等の充実の必要性、介護保険創設に当たっての人員・財源面の改善に関する要望が出されました。 派遣委員からは、国際交流に関する九州ブロック内における役割分担とハブ空港などインフラ整備の必要性、産炭地域の抱える失業対策などの問題点、銃器対策に係る水際での関係機関の協力の実態、新ゴールドプランの達成状況、水供給対策の現況などについて質疑が行われました。 なお、福岡市において市勢概況及び介護保険制度についての意見を聴取したほか、健康増進のための多機能を有する福岡健康づくりセンター、臨海地域開発の核施設である福岡ドーム、国際・文化・情報の交流拠点であるアクロス福岡、商業など大規模複合施設のキャナルシティ博多を現地視察しております。 最後に、警察行政についてであります。 暴力団対策の現状については、暴対法施行後、検挙件数が全国的に減少する中で、大分県では暴力団数が半減しましたが、福岡県では検挙件数が増加傾向となっております。 また、けん銃犯罪については、特に福岡県では全国同様に市民生活や企業活動に銃口が向けられる傾向を強めております。 さらに、交通安全対策では、死亡事故が依然としてふえ続けておりますが、その特徴として、両県とも高齢者及び交差点付近での死者数の構成率が高くなっております。 以上で大分県及び福岡県におきます調査の報告を終わりますが、今回の調査に際し、関係自治体から終始御協力をいただきましたことに対し、深く感謝の意を表します。 なお、福岡県などからの要望書を本委員会の会議録の末尾に掲載させていただきたいと存じますので、よろしくお取り計らいのほどお願い申し上げます。
○委員長(渡辺四郎君) 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。 なお、ただいまの報告の中で要請のございました要望書につきましては、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 —————————————
○委員長(渡辺四郎君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 地方行政の改革に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(渡辺四郎君) この際、白川自治大臣・国家公安委員会委員長及び久野自治政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。白川自治大臣・国家公安委員会委員長。
○国務大臣(白川勝彦君) このたび自治大臣・国家公安委員会委員長を拝命いたしました白川勝彦でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 地方行政委員会の委員長、理事ほか委員各位におかれましては、かねてより地方自治行政及び警察行政の推進に格段の御尽力をいただき、厚く御礼を申し上げます。 地方自治は民主主義を支える基盤であります。真の地方自治を確立するためには、今や時代の流れとなり実行の段階を迎えている地方分権の推進を初めとして、地方税財源の充実強化、地方財政の円滑な運営の確保、自主的、主体的な地域づくり、そして阪神・淡路大震災以後、特に国民の関心の高い災害に強い安全な町づくりの推進など、解決しなければならない数多くの課題がございます。 また、橋本内閣の最重要課題は行政改革でございます。地方行革を含めて、今や行政改革を断行せよというのは国民の声と存じます。これらにつきましてまた私も一生懸命取り組んでまいりたいと思っておりますので、委員各位の御指導を賜りたいと思います。 また、一連のオウム真理教関連事件や警察庁長官狙撃事件など、我が国の治安の根幹を揺るがしかねない重大事案が続発しているほか、一般社会へのけん銃の拡散化、暴力団犯罪の悪質巧妙化、犯罪の広域化、国際化、高度な科学的知識の悪用など犯罪情勢の質的変化、薬物問題、少年問題の深刻化、交通死亡事故の多発などが見られ、このような厳しい情勢下において治安の維持向上を図っていくには、今後一層の努力が必要であります。 私は、これら地方行財政の諸問題の解決と治安の確保に最大限の努力を傾けてまいる所存でありますので、委員各位におかれましてはよろしく御指導、御協力のほどお願い申し上げます。 以上、簡単ではございますが、私のあいさつとさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。(拍手)
○委員長(渡辺四郎君) 久野自治政務次官。
○説明員(久野統一郎君) このたび自治政務次官を命ぜられました久野統一郎であります。何とぞよろしくお願いをいたします。 地方行政委員会の委員長、理事はか委員各位におかれましては、かねてより我が国の地方自治の進展のために常日ごろから格段の御尽力をいただき、まことにありがたく存じております。 今日、地方行財政をめぐる環境には多くの課題が山積しておりますが、大臣を補佐し、諸問題の解決に全力を傾ける所存であります。 今後とも皆様方の御助言、御指導をよろしくお願い申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
○委員長(渡辺四郎君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十一分散会 ————◇—————