本会議 第28号
- 発言数
- 15 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1996/06/17
会議録
○議長(斎藤十朗君) これより会議を開きます。 この際、お諮りいたします。 下稲葉耕吉君外七名発議に係る中国の核実験に抗議し、反対する決議案は、発議者要求のとおり委員会審査を省略し、日程に追加してこれを議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(斎藤十朗君) 御異議ないと認めます。 よって、本決議案を議題といたします。 まず、発議者の趣旨説明を求めます。下稲葉耕吉君。 ————————————— 〔議案は本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔下稲葉耕吉君登壇、拍手〕
○下稲葉耕吉君 ただいま議題となりました自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、日本共産党の各派共同提案に係る中国の核実験に抗議し、反対する決議案につきまして、新緑風会、二院クラブ、新党さきがけ、参議院フォーラム、新社会党・平和連合及び自由連合の賛成を得て、発議者を代表し、提案の趣旨を御説明いたします。 まず、案文を朗読いたします。 中国の核実験に抗議し、反対する決議案 本院は、我が国が広島・長崎への原爆投下を経験した唯一の被爆国であることにかんがみ、あらゆる国の核実験に反対する。 核実験は、地球環境と生態系を破壊し、人類の生存をも脅かす行為であり、また、全面核実験禁止条約交渉をはじめとする核軍縮に向けた国際的努力に逆行するものである。 しかるに、中国の今回の地下核実験強行は、我が国をはじめ国際社会の再三にわたる停止の呼びかけを無視した行為であり、誠に遺憾である。 本院はここに、あらためて核兵器廃絶への不断の努力を行うことを誓うとともに、中国の核実験に厳重に抗議し、更に、もう一度予定されていると伝えられる核実験に強く反対するものである。 政府は、これまでの実験反対に対する国民の意思を十二分に踏まえ、本院の主旨を体し、中国政府に対し直ちに適切な措置を講ずるとともに、すべての国の核兵器の製造、実験、貯蔵、使用に反対し、全面核実験禁止条約の早期締結に努力すべきである。 右決議する。 以上であります。 核兵器の究極的な廃絶は、我々日本人の悲願であります。そのため、本院は、これまであらゆる国の核実験に抗議をし、反対の意思を表明してまいりました。 御承知のとおり、アメリカ、ロシア、イギリス、そしてフランスは、既に核実験の停止を表明しており、また、現在、ジュネーブの軍縮会議では、全面核実験禁止条約の締結に向けた最終段階の交渉が精力的に行われているのであります。 このような中、去る八日、中国がまたもや地下核実験を強行し、しかも、ことし九月までにさらに一回核実験を実施すると宣言したことはまことに遺憾であり、憤りさえ覚えるのであります。 以上が本決議案を提案する趣旨であります。 何とぞ皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。(拍手) —————————————
○議長(斎藤十朗君) これより採決をいたします。 本決議案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(斎藤十朗君) 総員起立と認めます。 よって、本決議案は全会一致をもって可決されました。 ただいまの決議に対し、内閣総理大臣から発言を求められました。橋本内閣総理大臣。 〔国務大臣橋本龍太郎君登壇、拍手〕
○国務大臣(橋本龍太郎君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。 政府は、これまで、国のいかんを問わず、また、その理由のいかんを問わず、核実験は停止すべきものである旨強く主張してまいりました。今回の中国の核実験に対しても厳重に抗議を行い、これ以上核実験を行わないよう改めて強く求めました。 政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を体し、中国の核実験停止と全面核実験禁止条約交渉の早期妥結のために全力を尽くし、さらには核兵器のない世界を目指した現実的かつ着実な核軍縮の国際的努力の中で積極的役割を果たしつつ、関係国の理解と実行を促すよう、今後一層の努力を払う所存でございます。(拍手) —————・—————
○議長(斎藤十朗君) 日程第一 北方地域旧漁業権者等に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案(衆議院提出)を議題といたします。 まず、委員長の報告を求めます。沖縄及び北方問題に関する特別委員長成瀬守重君。 ————————————— 〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔成瀬守重君登壇、拍手〕
○成瀬守重君 ただいま議題となりました法律案につきまして、沖縄及び北方問題に関する特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法律案は、衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長提出によるものでありまして、北方地域旧漁業権者等の高齢化が進み、その生活基盤が次の世代に移っている現状にかんがみて、北方領土問題対策協会が北方地域旧漁業権者等に限り行っている融資制度を、その子または孫が利用できるようにすること等を内容とするものであります。 本法律案は、採決の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) —————————————
○議長(斎藤十朗君) これより採決をいたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(斎藤十朗君) 総員起立と認めます。 よって、本案は全会一致をもって可決されました。 —————・—————
○議長(斎藤十朗君) この際、日程に追加して、 まぐろ資源の保存及び管理の強化に関する特別措置法案(衆議院提出)を議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(斎藤十朗君) 御異議ないと認めます。 まず、委員長の報告を求めます。農林水産委員長鈴木貞敏君。 ————————————— 〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕 ————————————— 〔鈴木貞敏君登壇、拍手〕
○鈴木貞敏君 ただいま議題となりました法律案につきまして、委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、我が国が世界において歴史的にマグロの漁獲及び消費に関し特別な地位を占めていることにかんがみ、最近におけるマグロ資源の動向、その保存及び管理を図るための国際協力の進展その他マグロ漁業を取り巻く環境の著しい変化に対処して、マグロ資源の保存及び管理の強化を図るための所要の措置を講じようとするものであります。 委員会におきましては、提出者の衆議院農林水産委員長から趣旨説明を聴取した後、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告いたします。(拍手) —————————————
○議長(斎藤十朗君) これより採決をいたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(斎藤十朗君) 総員起立と認めます。 よって、本案は全会一致をもって可決されました。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時五十九分散会 —————・—————