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136回国会参議院1996/06/18

文教委員会 第10号

発言数
15
登壇者
2
会派数
1
開催日
1996/06/18

会議録

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) ただいまから文教委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  去る四日、鈴木和美君が委員を辞任され、その補欠として竹村泰子君が選任されました。     —————————————

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 学校図書館法の一部を改正する法律案を議題といたします。  発議者木宮和彦君から趣旨説明を聴取いたします。木宮君。

木宮和彦自由民主党

○木宮和彦君 ただいま議題となりました学校図書館法の一部を改正する法律案は、社会民主党・護憲連合の上山和人君、山本正和君、新党さきがけの奥村展三君並びに自由民主党の井上裕君、田沢智治君、南野知惠子君、森山眞弓君及び木宮和彦の八名によって発議し、発議者の属する三会派所属議員から賛同を得て提出されたものであります。  発議者を代表して、私からその提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  学校図書館法は、昭和二十八年、第十六回国会において議員発議によって制定されました。児童生徒の個性を伸長し、自発的な学習意欲を高める教育に不可欠なものとして、学校図書館の整備、充実を目指した画期的な法律であります。  しかし、学校教育において欠くことのできない基礎的な設備とされ、学校の教育課程の展開に寄与し児童生徒の健全な教養を育成することを目的として、整備されてきた学校図書館ではありますが、その後の歩みを見ますと、当初の期待どおり有効にその機能を発揮してきたとは申せません。これは、図書館資料や施設・設備が不十分であったり、司書教諭の設置等が進まなかったこともありますが、これまでの学校教育では教室における画一的な「教え込む教育」に重点が置かれてきたことも背景にあると言えます。  今日、生涯学習社会、情報化社会等の進展は学校教育にもその転換を促しております。これからの学校の基本的な役割は、児童生徒に生涯にわたって学習を継続し得る基礎学力を身につけさせるとともに、みずから必要な知識、技能、情報を獲得し活用できる自己教育力を涵養することにあると言われております。平成元年に改訂された現行学習指導要領は、みずから学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力の育成を掲げ、学校図書館についても、計画的に利用しその機能の活用に努めることを規定しております。これからの教育は、知識や技能を一方的に教え込むのではなく、みずから考え、主体的に判断し、行動できる資質、能力を育むことが求められているのであります。  このようなことから、これまで「本の倉庫」、「本の貸出所」としてとらえられがちであった学校図書館も、ようやくその重要性が再認識されてまいりました。これからの学校図書館は、児童生徒の自発的、主体的な学習活動を支援し、教育課程の展開に寄与する学習情報センターとして、学校教育において中核的な役割を果たすことが期待されているのであります。  また、児童生徒の活字離れ、読書離れが指摘されておりますが、自由な読書活動や読書指導の場として、さらに想像力や好奇心を呼び起こし豊かな心を育むオアシスとしても、学校図書館の充実は喫緊の課題となっております。  政府においても、公立義務教育諸学校の蔵書数を一・五倍にふやす学校図書館図書整備新五カ年計画の推進、事務職員の配置基準の改善、施設の基準面積の改定等の学校図書館の充実に向けた施策を行ってきているところであります。しかし、学校図書館が真にその機能を発揮し、その役割を果たすためには、これらの施策だけではまだ不十分であり、学校図書館運営の中心となる司書教諭についてその早急な設置の拡充が不可欠であります。  現行の学校図書館法では、その運営に当たる専門的職務をつかさどらせるため、司書教諭を置かなければならないとしておりますが、附則により当分の間これを置かないことができるとされております。このため、法施行後四十年以上を経過した今日でも、司書教諭の設置数は全国でわずかに五百数十名にとどまっております。  そこで、学校図書館の一層の充実を期し、司書教諭の設置の計画的拡充を図るとともに、司書教諭養成のための講習を行う教育機関の拡充を図るため、本法律案を提案した次第であります。  次に、改正案の内容につきまして申し上げます。  第一に、これまで大学で行うこととされてきた司書教諭の講習について、大学に加え、新たに大学以外の教育機関が、文部大臣の委嘱を受けて司書教諭の講習を行うことができることといたしております。  第二に、当分の間、置かないことができるとされている司書教諭の設置についての猶予期間を、政令で定める規模以下の学校を除き、平成十五年三月三十一日までの間とすることといたしております。  以上が本法律案の提案の理由と内容の概要であります。  何とぞ、十分御審議の上、速やかに御賛成くださいますようお願い申し上げます。

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。     —————————————

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 次に、請願の審査を行います。  第一号私学助成の大幅増額と四十人学級の実現に関する請願外百四十五件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第三一号義務教育諸学校教職員の定数改善に関する請願外二件及び第一八五〇号豊かな私学教育の実現のための私学助成に関する請願外五件は採択すべきものにして内閣に送付を要するものとし、第一号私学助成の大幅増額と四十人学級の実現に関する請願外百三十六件は保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 次に、継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。  学校図書館法の一部を改正する法律案につきましては、閉会中もなお審査を継続することとし、本案の継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  教育、文化及び学術に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小野清子自由民主党

○委員長(小野清子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時九分散会      —————・—————

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