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136回国会参議院1996/02/23

中小企業対策特別委員会 第2号

発言数
5
登壇者
2
会派数
2
開催日
1996/02/23

会議録

二木秀夫自由民主党・自由国民会議

○委員長(二木秀夫君) ただいまから中小企業対策特別委員会を開会いたします。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

二木秀夫自由民主党・自由国民会議

○委員長(二木秀夫君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に前川忠夫君を指名いたします。     —————————————

二木秀夫自由民主党・自由国民会議

○委員長(二木秀夫君) 中小企業対策樹立に関する調査を議題といたします。  中小企業対策の基本施策に関し、通商産業大臣から所信を聴取いたします。塚原通商産業大臣。

塚原俊平自由民主党通商産業大臣

○国務大臣(塚原俊平君) 第百三十六回国会参議院中小企業対策特別委員会の御審議に先立ち、中小企業行政に対する私の所信の一端を申し上げます。  中小企業は、国民生活を支え、雇用を支え、地域を支える我が国経済社会の基盤であり、活力の源泉であります。  また、企業家精神に富み、新商品、新サービスの開発といった創造的な活動に取り組む中小企業は、次代を担う新規事業創出の駆動力、我が国経済発展の担い手としての役割も期待されております。  こうした中小企業の経営基盤の安定強化を図りつつ、構造改革に向けた自主的努力を支援し、その創造的事業活動を促進すべく施策を展開していくことは我が国経済の最重要課題の一つであり、変革と創造を目指す内閣の使命であります。  私は、中小企業行政を担当する通商産業大臣として、他の諸施策との有機的な連携を図りつつ、中小企業の振興に全力で取り組んでまいります。  御承知のとおり、中小企業をめぐる景況は依然として厳しい状況にあります。最近、製造業の設備投資、生産指数などに一部持ち直しの動きが見られるとはいえ、全体としては力強さを欠いており、大企業の回復に比しても大きくおくれをとつております。  我が国の景気回復を確実なものとし、持続的な発展につなげていくためには、中小企業の方々が先行きに明るい見通しを持って、現下の構造変化の波を積極的に乗り切っていけるようにすることが何よりも重要であります。  政府といたしましては、昨春以降の経済対策に盛り込まれた諸施策の着実な実施に努めるとともに、平成八年度においても次のような施策を重点に、引き続き中小企業の経営基盤の安定強化、横造改革の推進等に資する対策を切れ目なく講じていくことといたしております。  第一は、技術開発、新規創業等中小企業の創造的事業活動の支援であります。  産業空洞化の懸念を打破し、我が国経済を活力あふれたものとしていくためには、新たな事業分野の開拓に積極的に取り組む産業群の創出が不可欠であり、その中核的な担い手たる企業家精神に富んだ中小企業の役割はますます重要となっております。  このため、中小企業による技術開発、新規創業等の創造的事業活動の一層の展開を支援すべく、中小企業の創造的事業活動の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を提出しているところであり、本改正法案を中心に、創造的中小企業に対する支援措置の抜本的な拡充強化を図ることといたしております。  第二は、中小企業金融、信用補完制度の充実であります。  中小企業の経営基盤の安定強化を図るため、中小企業の資金ニーズを踏まえ、政府系中小企業金融機関において適切な貸し付け規模を確保するとともに、その経営基盤強化等のため出資等を行うなどの措置を講じてまいります。  また担保力、信用力の不足する中小企業のニーズに対応した保証業務を行うため、中小企業信用保険公庫及び信用保証協会の経営基盤を強化します。  第三は、小規模企業対策の推進であります。  小規模企業の置かれている厳しい経営環境にかんがみ、経営指導員が小規模企業の技術力向上をも含めた指導を新たに行えるようにするなど経営改善普及事業の一層の充実強化に努めるとともに、小規模企業者の創業を支援するため、中小企業設備近代化資金制度の拡充を図ることといたしております。  第四は、中小流通業の活性化であります。  消費者行動の変化、価格競争の激化等により、中小流通業は著しい環境変化に直面しており、特に最近では商店街における空き店舗問題が大きな課題となっております。かかる認識のもと、意欲ある中小流通業者がこうした環境変化に円滑に対応していけるよう、商業基盤等施設整備、空き店舗対策を初めとする施策の充実、展開に引き続き努めてまいります。  以上のほか、下請中小企業の受注機会の確保等を初めとする下請中小企業対策、組織化対策、診断・指導事業の充実、地場産業振興対策等の着実な推進に努めるとともに、阪神・淡路大震災の被災中小企業対策にも遺漏なきを期してまいります。  私は、国民各位の御理解のもと、以上申し上げた施策の推進に全力を挙げてまいる所存であります。委員各位の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

二木秀夫自由民主党・自由国民会議

○委員長(二木秀夫君) 以上で所信の聴取は終了いたしました。  なお、平成八年度通商産業省関係予算のうち、中小企業対策関係予算につきましては、お手元に配付してあります関係資料をもって説明にかえさせていただきますので、御了承願います。  大臣の所信に対する質疑は後日行うことといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時七分散会

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