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136回国会参議院1996/01/25

地方行政委員会 第1号

発言数
17
登壇者
5
会派数
3
開催日
1996/01/25

会議録

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十八日、山口哲夫君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。  また、十九日、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として私、菅野壽が選任されました。  また、本日、志苫裕君が委員を辞任され、その補欠として峰崎直樹君が選任されました。     —————————————

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび地方行政委員長に選任されました菅野壽でございます。  甚だ微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の公正円滑な運営に努めてまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)  この際、竹山前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。竹山裕君。

竹山裕自由民主党・自由国民会議

○竹山裕君 お許しを得て、この場から一言ごあいさつを申し上げます。  私、竹山裕、委員長在任中は、理事並びに委員の皆様方から格別の御支援、御協力を賜りまして、大過なく当委員会の運営ができましたことを改めて厚く御礼申し上げる次第でございます。  なお、引き続き委員としてこの地方行政委員会に所属させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。(拍手)     —————————————

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、地方行政の改革に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 次に、小委員会の設置に関する件を議題といたします。  暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の運用及び風俗営業に関する制度及び運用等について調査検討するため、小委員七名から成る暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 御異議ないと認めます。  つきましては、小委員及び小委員長の選任は、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 御異議ないと認めます。  それでは、小委員に鎌田要人君、溝手顕正君、続訓弘君、渡辺四郎君、有働正治君、西川潔君及び田村公平君を指名いたします。  また、小委員長に鎌田要人君を指名いたします。  なお、小委員及び小委員長の辞任の許可及びその補欠選任、並びに小委員会から参考人の出席要求がありました場合の取り扱いにつきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) この際、倉田自治大臣・国家公安委員長及び山本自治政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。倉田自治大臣・国家公安委員長。

倉田寛之自由民主党・自由国民会議自治大臣・国家公安委員長

○国務大臣(倉田寛之君) 委員長のお許しをいただきまして、一言ごあいさつをさせていただきます。  このたび自治大臣・国家公安委員会委員長を拝命いたしました倉田寛之でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。  地方行政委員会の委員長、理事ほか委員各位におかれましては、かねてより地方自治行政並びに警察行政の推進に格段の御尽力をいただきまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  地方自治は我が国民主主義を支える基盤でございます。しかし、真の地方自治を確立するためには、今や時代の流れとなり実行の段階を迎えている地方分権の推進を初めといたしまして、それを財政的に裏打ちする地方税財源の充実強化、地方財政の円滑な運営の確保、自主的、主体的な地域づくり、そして阪神・淡路大震災以後、特に国民の関心の高い災害に強い安全な町づくりの推進など、解決しなければならない数多くの課題がございます。  また、一連のオウム真理教関連事件や一般人が被害者となる銃器使用の凶悪な事件など、我が国の治安の根幹を揺るがしかねない重大事案が続発しているほか、暴力団犯罪の悪質巧妙化、犯罪の広域化、国際化、薬物問題の深刻化、交通死亡事故の多発などが見られ、このような厳しい情勢下において治安の維持向上を図っていくためには、今後一層の努力が必要でございます。  私は、これら地方行財政の諸問題の解決と治安の確保に最大限の努力を傾けてまいる所存でありますので、各先生方におかれましてはよろしく御指導、御協力のほどお願い申し上げます。  以上、甚だ簡単でございますが、私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 山本自治政務次官。

山本有二自由民主党自治政務次官

○政府委員(山本有二君) このたび自治政務次官を拝命いたしました山本有二であります。  当地方行政委員会の委員長、理事、委員各位におかれましては、かねてより我が国の地方自治の進展のために常日ごろから格段の御尽力をいただきまして、まことにありがとうございます。  今日、地方行財政をめぐる環境には多くの課題が山積しておりますが、倉田大臣を補佐して、諸問題の解決に全力を傾ける所存であります。  今後とも先生方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。(拍手)     —————————————

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 次に、地方行政の改革に関する調査を議題といたします。  先般本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。鎌田要人君。

鎌田要人自由民主党・自由国民会議

○鎌田要人君 当委員会が行いました委員派遣につきまして、かいつまんで御報告申し上げます。  派遣委員は竹山前委員長、溝生理事、渡辺理事、岩瀬委員、小川委員、有働委員、田村委員及び私、鎌田の八名で、去る一月十六、十七の二日間、鹿児島県及び宮崎県を訪問いたしまして、県、市町村における行財政状況及び地域振興対策等の実情を調査してまいりました。  以下、調査の概要について申し上げます。  まず、鹿児島県の財政状況でございますが、平成六年度普通会計決算額は、歳入一兆四百三十三億円、歳出一兆百四十七億円となっておりまして、実質収支は黒字で推移しております。しかし、平成六年度の税収額は三年ぶりに前年度を上回りましたものの、歳入のうち県税の占める割合が一二・五%、自主財源比率が二五・九%にとどまりまして、国に依存する割合は全国平均を大きく上回っております。また、相次ぐ景気対策に係る県単独事業を含みます公共事業の実施に伴いまして、公債費、公債費残高が増加をいたしまして、県債の歳入構成比は一三・四%と全国平均を大幅に上回りまして、厳しい財政状況となっております。  次に、当面する課題及び対策の状況でございますが、同県は全国でも有数の高齢化と過疎化が同時に進行いたしまして、平成七年現在、県人口の高齢化率は一九・五%で全国第三位の高率でございます。また、県土の七四・六%が過疎地域の指定を受けております。また、離島の面積及び人口も全国一となっております。このため、奄美群島振興開発特別措置法、離島振興法及び半島振興法の対象団体といたしまして、現在、各種の振興計画に基づきましてさまざまな施策を積極的に展開しておるところでございます。  これに関連いたしまして、委員さんの間から、南薩縦貫道の建設、高速船テクノスーパーライナーの導入などの交通基盤の整備等、域内外の有機的なネットワークの形成・強化対策、県内市町村の経営効率の改善と広域連合及び住民の発議に基づきます合併の蓋然性、既発債の残高八千七百億円の及ぼす影響と今後の財政再建見通し等につきまして意見が交わされました。  また、地方分権につきましては、県庁内に地方分権推進調査研究会というものを設置いたしまして、国から地方団体への権限移譲の推進、国庫補助金の廃止、縮小等を内容といたします報告書を公表するとともに、既に十七法令七十五事務を市町村に移譲しております。さらに、地方分権推進委員会へも県独自の提言を行っております。これらに関しまして、地方分権に関するリーダー役の可能性の有無、国と地方の役割分担、自主財源の確立の見通し等の課題が提起されました。  次に、鹿児島市の概況でございますが、同市は国際観光都市といたしまして、第三次産業を中心に南九州における産業活動の中心的存在となっておりますが、現在、四月一日の中核市移行を目前に控えまして、その財源確保の重要性が改めて指摘されました。また、市政の最重点項目といたしましては、平成五年八月の大水害を教訓に、高度の都市機能を有する防災都市づくりを挙げておりました。  なお、鹿児島県では、離島航路の集約化及び新しいにぎわいと憩いの空間の形成を目指す鹿児島港本港区ウオーターフロント、桜島の防災営農対策事業、市政百周年事業の町づくりの一環といたしまして市民文化の向上を図ることを目的に整備されました多目的ホールでございます鹿児島アリーナ、それから市中央公園の地下に建設されました収容台数六百二台の鹿児島中央地下駐車場を視察いたしました。  次に、宮崎県の財政状況でございますが、平成六年度普通会計決算額は、歳入六千五百九十八億三千百万円、歳出六千四百九十六億三千万円となっておりまして、実質収支は黒字で推移しておりますが、県税の割合がこれまた二丁九%、自主財源の割合が二四・六%にとどまるなど厳しい状況が続いております。その中で、投資的経費の割合が四三・六%と全国一を示しており、人口一人当たり投資額も全国平均を大きく上回るという特徴を有しております。  今後の課題といたしましては、過疎対策を最優先に基盤の整備を進めてきたものの、いまだに多くの市町村において過疎化、高齢化に歯どめがかかりませんで、県内四十四市町村のうち二十二市町村が過疎地域に指定されております。そこで、農山村地域の定住条件の確保と、森林等の持つ国土保全機能の維持強化のための新たな制度といたしまして、国土保全奨励制度を提唱し、同制度全国研究協議会の設立等を進めることとしております。  一方、住みよいふるさと宮崎づくりに向けて進展をする大規模プロジェクトといたしまして、宮崎・日南海岸リゾート構想及びフォレストピア宮崎構想があり、特にこのフォレストピア宮崎構想の目玉といたしまして、全国で初めての県立の中高一貫校のフォレストピア学びの森学校というものが、既に各小学校の推薦によりまして生徒数一学年四十名をもって全寮制のもとに開校されておりまして、早くもその成果が期待されるとのことでありました。  なお、宮崎県では、環境調和型のし尿処理施設であります都城市のウエルネス浄化センター清浄館というもの、あるいは宮崎・日南海岸リゾート構想の中核施設でありますシーガイア、置県百年記念事業として県内文化施設の中核となります図書館、美術館及び芸術劇場等を一体的に整備いたしました総合文化公園、産・学・住の調和のとれました都市を目指しまして全国二番目の学園都市として竣工されました宮崎学園都市及び宮崎空港連絡鉄道を視察いたしました。  終わりに、警察行政の状況について申し上げます。  両県の刑法犯罪比率は全国水準よりも低く、治安情勢は比較的良好でございます。  暴力団につきましては、両県とも十組織以上、その数数百人を把握しておりまして、暴力追放県民会議を中心とした県民総ぐるみの暴力団排除活動を推進いたしております。  また、けん銃対策につきましては、このところけん銃発砲事件は発生しておりませんが、十丁前後のけん銃を主に暴力団関係者から押収しております。また、鹿児島県では、離島を抱えるという地理的な条件から、昨年県警に設けられました銃器対策室を中心に警戒を強めているとのことでございました。  次に、交通事故は昭和四十年代をピークに減少傾向にありましたが、近年再び増加傾向に転じておりまして、両県とも高齢者事故防止対策、夜間の事故防止対策及び指導取り締まりの強化等の推進を挙げておりました。  以上で鹿児島県及び宮崎県におきまする調査の報告を終わりますが、今回の調査に際し、関係自治体から終始御協力をいただきましたことに対し、深く感謝の意を表します。  なお、委員派遣報告書及び両県からの要望書を本委員会の会議録の末尾に掲載させていただきたいと存じますので、よろしくお取り計らいのほどをお願い申し上げます。  以上でございます。

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。  なお、ただいまの報告の中で要請のございました報告書及び要望書につきましては、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菅野壽社会民主党・護憲連合

○委員長(菅野壽君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時二十七分散会      —————・—————

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