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136回国会衆議院1996/04/23

議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号

発言数
9
登壇者
2
会派数
1
開催日
1996/04/23

会議録

中井洽新進党

○中井小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は、国立国会図書館組織規程の一部改正の件について御協議をお願いしたいと存じます。  緒方図書館長の説明を求めます。

緒方信一郎国立国会図書館長

○緒方国立国会図書館長 国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程案について御説明申し上げます。  これは、現在建設を進めております国立国会図書館関西館の準備のため、総務部に、新たに関西館準備室及び関西館準備室長を置こうとするものであります。  なお、この規程は、平成八年度予算成立の日から施行することといたしております。  以上でございます。     ―――――――――――――国立国会図書館組織規程の一部を改正する規程  案    〔本号末尾に掲載〕     ―――――――――――――

中井洽新進党

○中井小委員長 本件につきまして、何か御発言がございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕

中井洽新進党

○中井小委員長 それでは、国立国会図書館組織規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案を小委員会の案と決定するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中井洽新進党

○中井小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  なお、後日の議院運営委員会において、以上の審査の経過並びに結果を私から御報告いたしますので、御了承願います。     ―――――――――――――

中井洽新進党

○中井小委員長 次に、国立国会図書館関西館建設の進捗状況について並びに国立国会図書館支部上野図書館の将来構想について、それぞれ御協議をお願いしたいと存じます。  両件につきまして、順次、緒方図書館長の説明を聴取いたします。

緒方信一郎国立国会図書館長

○緒方国立国会図書館長 それでは、本館がただいま取り組んでおります二つの大きな事業でございます関西館の現在の進捗状況並びに支部上野図書館の将来構想につきまして、順次、お手元の資料によりまして御説明させていただきます。  まず、関西館でございますが、「国立国会図書館関西館(仮称)建設計画について」という二枚の資料を差し上げてございます。  「主な経緯」でございますが、この構想につきましては、十数年来検討を重ねてきておりました。平成六年の十二月に、国立国会図書館建築委員会、法律に規定された委員会でございますが、ここから国会に対しまして勧告が出され、衆参両院の議運委員会で御了承いただきました。そこで、平成七年度の総予算に用地費の一部並びにコンペの経費が計上されまして事業化に入ったわけでございます。  早速、国立国会図書館建築協議会というものを開きまして、実施を建設省に依頼するということを決めました。  建設省の方では、これは非常に大きな設計でございますので、建築設計競技、いわゆるコンペ、しかも国際コンペをしようということをお決めになりまして、昨年十一月にコンペ募集要項を発表いたしまして、ことしの一月に登録の締め切りをいたしております。  片や、用地につきましては既に一部取得に入った、こういう状況でございます。  ちょっと順序が後先になりますが、二枚目の方をごらんいただきたいと思います。二枚目の方で、「競技日程」というのが(4)にございます。作品の受け付け期間は平成八年六月十七日から七月五日でございまして、作品の審査の発表はことしの八月ということになっております。審査員は、そこにありますとおりでございます。  先般締め切りました応募登録状況では、(7)というところにございますように、二千三百七十五名の方がエントリーしております。海外から大体三七%の方がエントリーしている。これが全部応募するとは限りませんで、この中からことしの六月から七月にかけまして作品が応募されるということになるわけでございます。  予算につきましては、平成七年度に初めて予算 が計上されまして、本年度はニカ年目でございまして、ここにございますような予算が計上されております。  もう一遍一ページに戻っていただきまして、「建設計画の概要」というのがⅡにございます。そもそもこの関西館の構想は、図書館資料が大変ふえてまいりまして、平成十四、五年になりますと現在の東京本館があふれてしまうということで大きな書庫が必要になる、そういう差し迫った必要性がございます。それから、高度情報化社会に適応した新しい図書館サービスを展開するためには現在のところでは狭過ぎるということで、場所を変えて新たに展開したいという二つの目的でございます。あわせて、必要な図書館資料を東京と関西とに分散保存をしよう、そういうようなことでございます。  基本的な機能は、そこに五つ書いてございますが、図書館資料の分散保存をしよう。それから二番目が、文献の提供、いわゆるドキュメントサプライでございまして、電子メールで注文を受けますとぱっとすぐコピーを送る、あるいは将来は、電子メールで注文を受けますとすぐパソコンにディジタル情報で送ってしまうというところまでもやりたいというふうに考えております。それから三番目は、アジア情報の国際流通への寄与ということでございまして、現在アジアでいろいろ出版されております資料を集めておりまして、世界にそれを発信する、新たにそういう機能も追加していきたい。それから四番目が、図書館協力。五番目が、図書館の研究開発。こういうようなことで、総合的な新しい図書館サービスを展開していきたい、こういうことでございます。  場所は、関西文化学術研究都市ということで、これは京都府の精華町というところになりますが、そこのちょうど真ん中のところでございます。精華・西木津というところでございます。現在、順次取得にかかっているということでございます。  規模はそこに書いてあります。最終目標はかなり大きいのですが、とりあえず半分程度のものでスタートするということでございます。コンペはその半分程度のものでスタートということにいたしております。第一期の完成時期が平成十四、五年、二〇〇二年にオープンしたいということで進めております。  先ほどお認めいただきました規程は、このために中の組織を正式につくりたいということでございます。  以上が、関西館でございます。  それから、支部上野図書館でございますが、これも若干資料を差し上げてございます。「検討の経緯」という紙がございますが、上野に大変風格のある建物の図書館がございます。これは帝国図書館の建物として建てられたものでございます。国立国会図書館ができたときに国立国会図書館に移管をされましたが、できるだけ速やかに東京都に移管をしろということが法律に書いてありました。そのために余り整備もできずにきておったわけですが、平成六年の七月に国会図書館法を改正していただきまして、東京都に返還しないで今後とも引き続き国立国会図書館の施設として運営序していくということになりました。  そこで、それでは将来それをどういうふうに使うかということが問題になりましたが、衆議院、参議院の両方の図書小委員会で、期せずして児童書の図書館、児童向けの一大センターにするというのが一番いいのではないかということで各党の御意見が一致をされまして、いろいろと視察をいただき、その方向で現在進めております。  具体的に児童書の図書館というところまでは一致をしておるわけでございますが、では具体的にどういうものにするかということについてはいろいろ専門家の御意見を聴取したいということで、調査会の答申の概要というものを差し上げてございますが、学識経験の方々、図書館界の方々十五人で調査会をつくりまして、具体的にどういうものをつくったらいいかということをお伺いしたわけです。  そこでいろいろ御協議いただいた結果がこれでございまして、簡単に言うと、要するに国立国会図書館でございますので、普通のどこでもあるような児童図書館の大きなものということでは余り意味がないのではないか。国立国会図書館というのは図書館の図書館という性格を持っておりますので、第一線で直接児童サービスをしております児童図書館などをバックアップするためのセンター、そういう位置づけにすべきであろう、こういうようなことでございます。また、児童も来まして、図書に触れる、見学、催し物をするとか、そういう形で本との触れ合いというものを確保していけるのではないか。あるいは電子図書館の技術を使っていろいろ国内のそういうところに資料を送る、さらには海外にもというようなことでございます。  現在、非常に古い建物でございますので、安全性の調査を行いまして、耐震上やや問題があるということでございまして、耐震性についてこれから手入れをした上でオープンしたいというふうに考えております。  以上でございます。

中井洽新進党

○中井小委員長 これより懇談に入ります。     〔午後一時五十三分懇談に入る〕     〔午後一時五十五分懇談を終わる〕

中井洽新進党

○中井小委員長 これにて懇談を閉じます。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時五十六分散会      ――――◇―――――

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