議院運営委員会 第25号
- 発言数
- 9 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1996/05/16
会議録
○谷垣委員長 これより会議を開きます。 趣旨説明を聴取する議案の件について御協議願います。 額賀福志郎君。
○額賀委員 私は、自由民主党、社会民主党・護憲連合及び新党さきがけを代表いたしまして、動議を提出いたします。 来る二十一日火曜日、本会議を開会し、内閣提出、特定住宅金融専門会社の債権債務の処理の促進等に関する特別措置法案、金融機関等の経営の健全性確保のための関係法律の整備に関する法律案、金融機関の更生手続の特例等に関する法律案、預金保険法の一部を改正する法律案、農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案及び保岡興治君外五名提出、特定住宅金融専門会社が有する債権の時効の停止等に関する特別措置法案、以上六法案を一括して趣旨説明を聴取し、これに対する質疑を行うことを望みます。 私たち与党三党は、景気対策、金融システムの安定、これを一日も早くなし遂げるためにこの住専六法案の一括質疑を行い、そして早く成立できることを望むものであります。
○谷垣委員長 冬柴鐵三君。
○冬柴委員 新進党を代表して、ただいま議題となりました特定住宅金融専門会社債権債務処理法外五法を一括して来る五月二十一日開催の本会議において趣旨の説明を聴取した上、各党代表における質疑を行うこととの提案につき、反対の立場から討論を行うものであります。 反対の第一点は、五日先に開かれる予定の本会議議題を本日の議院運営委員会において決定するという点であります。 今国会、召集されてからはや四カ月が経過せんとしておりますが、本会議議題は当日の理事会で合意をした上、委員会採決は、いわゆる異議なし採決をもって決してきたのでありました。 しかるに、本案件は、かかる前例と全く異なり、五日先の日程を本日の理事会において、衆議院で約三分の一の議席を有する野党第一党である我が新進党が反対の意をるる申し述べ合意に至らなかったものを、今委員会で唐突に与党筆頭理事から緊急提案をして委員会で決しようとするものであり、よき前例に反するものであって、極めて異例であります。断固反対しなければならない第一点であります。 第二点は、実質論であります。 一説によれば百兆円を超えるとも言われている膨大な金融機関が抱える不良債権処理に対処するための法体系を、一日も早く整備することが喫緊の課題であるはずであります。したがって、金融特別委員会において最も早く審議が求められているのは、いわゆる金融三法と農協系統の貯金保険機構整備に関する法案の四法であります。 これに対し、いわゆる特定住宅金融専門会社債権債務処理に関する法案は、国民の圧倒的多数が反対を表明しておられる法案であり、これまでの予算委員会等の審議における総理及び大蔵大臣答弁で明らかなとおり、既にその枢要部分は修正を余儀なくされていると言っても過言でない法案であります。これを今直ちに審議を始めるに熟したものとは到底思われないわけであります。 これらを一括して本会議議題とし、趣旨説明に供することには強く反対するものであります。
○谷垣委員長 東中光雄君。
○東中委員 日本共産党を代表して、反対の意見を申し上げます。 住専処理法案については、政府みずからが国会において母体行の追加負担の具体化の必要性を認めております。この法案の枠組みは既に崩れているのであります。したがって、二月九日提案のままの法案を本会議で趣旨説明することには反対であります。
○谷垣委員長 それでは、額賀福志郎君の動議に賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○谷垣委員長 挙手多数。よって、動議のごとく決定いたしました。 —————————————
○谷垣委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明十七日金曜日午後一時から開会することといたします。 また、同日午前十一時理事会、正午から委員会を開会いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後五時二十一分散会