安全保障委員会 第1号
- 発言数
- 9 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1995/10/19
会議録
○神田委員長 これより会議を開きます。 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、理事に 瓦 力君 及び 田口 健二君を指名いたします。 ————◇—————
○神田委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 国政に関する調査を行うため、本会期中、国の安全保障に関する事項について、衆議院規則第九 十四条の規定により、議長に対し、承認を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○神田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
○神田委員長 この際、新たに就任された衛藤防衛庁長官及び矢野防衛政務次官より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。衛藤防衛庁長官。
○衛藤国務大臣 去る八月八日、防衛庁長官を拝命いたしました衛藤征士郎であります。 神田委員長を初め、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げます。 国内外の諸情勢が目まぐるしく変化しているこの時期に、我が国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務に携わることになり、その使命と責任の重大さを痛感している次第であります。 現下の国際情勢を見ますと、冷戦の終結により世界的規模の戦争が発生する可能性は遠のいたものの、我が国周辺におきましては、朝鮮半島、南沙群島や我が国の北方領土などをめぐる諸問題が未解決のまま存在しております。さらに、世界で最も高い経済成長を背景に、アジア・太平洋地域の多くの国々が軍事力の充実、近代化に努めております。 このような状況下で、我が国の平和と独立を確保するためには、引き続き日米安保体制を堅持するとともに、効率的で節度ある防衛力を整備していくことが肝要であると考えております。 今後の防衛力のあり方につきましては、安全保障会議におきまして政府としての検討が行われているところでありますが、私としましても、本年十一月をめどに防衛計画の大綱の取り扱いについて結論が得られるよう努力してまいる所存でございます。 日米安保体制につきましては、九月の日米安全保障協議委員会におきまして、日米安保体制が我が国の存立と繁栄のみならずアジア・太平洋地域の平和と安定の維持のために不可欠の要素であり、十一月のクリントン大統領の訪日を成功させなければならないとの点で意見が一致いたしました。また、新特別協定が米国政府との間で署名されたところでもあります。私としましては、今後とも日米安保体制を堅持し、その信頼性を維持向上させるべく尽力してまいります。 特に、沖縄県知事に要請している機関委任事務である署名押印の拒否問題につきましては、国と県との間におきまして訴訟となるような事態を招くことは望ましいことではありませんので、同知事の協力が得られるよう、話し合いにより解決すべく最大限の努力をしてまいる所存であります。と同時に、沖縄における米軍施設・区域の整理統合等の在日米軍の駐留に伴う問題につきまして、誠心誠意、解決に向け、あらゆる努力を行ってまいりたいと考えております。 また、我が国の平和と安全を確保するためには、国際社会の平和と安定を実現する努力も必要であります。 九月末に訪米した際、私はガリ国連事務総長に、UNDOFへの自衛隊派遣の準備につき説明するとともに、今後とも国連の行う諸活動に防衛庁としても積極的に協力することを表明したところであります。 また、現在、国際機関等に派遣される防衛庁の職員の処遇等に関する法律案を本臨時国会に提出しております。 国際社会の平和と安定のためには、軍備管理・軍縮、または人道支援の分野における国際社会の努力に積極的に貢献し、また、諸外国との相互理解を一層深めることが重要であり、これまでの施策に加え、防衛庁の職員の識見や技能及び国際機関等からの要請等を考慮して職員を当該機関に派遣し、軍備管理・軍縮、または人道支援の分野などの業務に従事させることが必要と考えております。このためには、派遣される職員が安んじて業務に従事できるよう処遇等を整備する必要があり、この法案が本国会において成立しますよう御理解と御協力を賜りたいと存じます。 最後に、近年、災害派遣や国際平和協力活動などにより、防衛庁、自衛隊に対する国民の期待や関心が高まっております。私としましても、全身全霊を傾けて任に当たる所存でありますので、皆様におかれましても、精力的な御審議を通じ、なお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。 なお、昨日の宝珠山防衛施設庁長官の記者懇における発言の問題等につきましては、発言の事実、発言の真意、そうしたものを詳細に調査した上で、任命権者の防衛庁長官の職員におきまして厳正に対処するということを申し添えまして、私の就任のあいさつといたします。(拍手)
○神田委員長 矢野防衛政務次官。
○矢野政府委員 今回、防衛政務次官を拝命をいたしました参議院議員矢野哲朗でございます。 我が国の独立と平和を守るという崇高な任務に携わることになりまして、まさに身の引き締まる思い、その責任の大きさを考えたときに、大変なものを感ずるところでございます。 衛藤長官を補佐させていただきながら、最善を尽くして職務を全うしてまいる所存でありますので、神田委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻を心からお願いを申し上げたいと存じます。 よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○神田委員長 次回は、明二十日金曜日午前十時五十分理事会、午前十一時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十分散会