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132回国会衆議院1995/06/14

予算委員会 第32号

発言数
15
登壇者
6
会派数
4
開催日
1995/06/14

会議録

佐藤観樹日本社会党・護憲民主連合

○佐藤委員長 これより会議を開きます。  去る十二日、加藤六月君外二名より、成規の賛成を得て、私、委員長に対する不信任の動議が提出されました。  本動議は、私の一身上の問題でありますから、この際、本席を理事三野優美君に譲ることといたします。     〔委員長退席、三野委員長代理着席〕

三野優美日本社会党・護憲民主連合

○三野委員長代理 委員長の指名により、私が委員長の職務を行います。  これより、加藤六月君外二名提出の予算委員会佐藤観樹委員長不信任に関する動議を議題といたします。  提出者の趣旨弁明を許します。加藤六月君。

加藤六月新進党

○加藤(六)委員 六月十二日に私たちは動議を出しました。  その動議は、   本委員会は委員長佐藤観樹君を信任せず。という動議でございます。  その趣旨、理由は、予算委員長佐藤観樹君は、証人の人権問題にも及ぶ重要な証人喚問動議を、理事会で各会派の合意を得ないまま、また、委員会で新進党欠席のまま議決しました。  証人喚問は全会一致が原則であることは、予算委員会理事会において与野党でたびたび申し合わせたこともあり、さらには前山口予算委員長時代に、証人喚問問題について異議なし採決という異例な採決方法をとり、その後の委員会で山口前予算委員長は、よき先例を守るため全会一致の採決を行いました、その結果、かかる事態が発生したことはまことに遺憾であり、今後先例といたしませんと陳謝するなど、全会一致の議決が国会のよき先例であることは周知の事実であります。  今回の佐藤予算委員長の処置は、議会制民主主義を破壊する暴挙であり、断固として許すことはできません。このような委員会運営を行う委員長佐藤観樹君は、予算委員会が国政に直結する最重要問題を審議する委員長として、その職務を遂行することは不適格であると判断いたした次第でございます。  これが本動議を提出しました理由でございます。  委員各位の御賛同をいただきますようにお願い申し上げまして、趣旨を御説明させていただきます。(拍手)

三野優美日本社会党・護憲民主連合

○三野委員長代理 これにて趣旨弁明は終わりました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次これを許します。深谷隆司君。

深谷隆司自由民主党・自由連合

○深谷委員 佐藤観樹委員長は、今日まで予算委員会運営について、極めて民主的配慮のもとに立派に努力を重ねてこられました。  特に政治家二名についての証人喚問については、実に十数回の理事会協議を重ねるなど、十分に慎重な対応を重ねてまいりました。  しかるに、新進党は、このたびの喚問決定に至る委員長の処置について、議会制民主主義を破壊する暴挙として、委員長不信任案を提出いたしました。  新進党みずから、理事会及び委員会出席を拒否し、いたずらに議会運営を混乱させたにもかかわらず、委員長にすべて責任を求めることこそ暴挙であり、我々は断固これに反対いたすものであります。  政治家の喚問を政治家みずから隠ぺいするかのごとき印象を与えることは、民主政治の後退を意味します。よって、このたびの喚問実現は全く正しい処置であり、むしろ委員長の英断を評価すべきものと考えます。  私は、自由民主党・自由連合、日本社会党・護憲民主連合、新党さきがけを代表し、ここに新進党に反省を促しつつ、不信任案反対の意思を表明するものであります。  以上。(拍手)

三野優美日本社会党・護憲民主連合

○三野委員長代理 次に、草川昭三君。

草川昭三新進党

○草川委員 草川であります。  予算委員長左藤観樹君は、先ほど新進党から提 出をいたしました動議提出理由にも明らかなごとく、六月十二日、重要な証人喚問動議を理事会で各会派の合意を得ないまま、委員会で新進党欠席のまま議決をいたしました。  我々新進党は、東京共同銀行設立に伴うためのスキームづくりを明らかにするべく強く主張をしてきたところであります。  しかし、この経週の中で、証人喚問は全会一致が原則であることは、予算委員会理事会において与野党間で長き伝統のもとに行われてきたわけでありますけれども、これが佐藤委員長の暴挙のもとに強行をされたわけであります。我々はこれを許すわけにはまいりません。  さらにまた、前山口予算委員長時代に、証人喚問問題について異議なし採決という異例な採決方法をとったことがございます。我々の抗議によりまして、その後、委員会で山口委員長は、よき先例を守るため全会一致の採決を行いました、その結果、かかる事態が発生したことはまことに遺憾であり、今後先例といたしませんと陳謝をされたわけであります。いわゆる全会一致の議決が国会のよき先例であることは改めて言うまでもありません。  今回の佐藤委員長の処置は、長き議会制民主主義の伝統を放棄されたことであり、かかる暴挙を我々は断固として許すことばできません。このような委員会運営を行う委員長佐藤観樹君は、予算委員会が国政に直結する最重要問題を審議する委員長として、その職務を遂行することは不適格であるとの動議提出理由に我々は賛成をすることを表明をいたします。(拍手)

三野優美日本社会党・護憲民主連合

○三野委員長代理 次に、松本善明君。

松本善明日本共産党

○松本(善)委員 私は、日本共産党を代表して、予算委員長佐藤観樹君不信任の動議に反対の討論を行うものであります。  佐藤観樹君不信任動議の理由は、新進党欠席のまま全会一致の原則に反して証人喚問を議決したということに尽きます。山口、中西両証人の喚問そのものの必要性に関しては何の反論もありません。  我が党は、最初にこの両証人の喚問を提起し、新進党の賛成を求めてまいりました。これは、二億組の経営破綻の背景に政治家絡みの大量の不良債権発生があるという問題の解明を避けるわけにいかないからであります。政治家がみずからにかけられた疑惑について、進んで解明すべき政治的、道義的責任を負っていることは言うまでもありません。  新進党理事は、山口氏の喚問に同意しましたが、中西氏の喚問については納得できる理由を示さないまま反対してきました。一時新進党理事から、中西氏は議員を辞任しているから反対という意向も表明されましたが、これが理由にならないことは言うまでもありません。  今回のような事態に立ち至った責任は、重大な、しかも明白な疑惑をかけられた政治家の喚問に何ら道理ある理由を示さずに反対し続け、さらに委員会に出席しなかった新進党にあります。したがって、佐藤委員長不信任動議に賛成できません。  喚問議決の委員会に新進党の出席と賛成が得られなかったことは残念であります。我が党は、今後とも全会一致の原則に立って、必要な証人喚問が行われるよう努力していく決意を申し上げて、討論を終わります。(拍手)

三野優美日本社会党・護憲民主連合

○三野委員長代理 これにて討論は終局いたしました。  採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

三野優美日本社会党・護憲民主連合

○三野委員長代理 起立少数。よって、加藤六月君外二名提出の予算委員会佐藤観樹委員長不信任に関する動議は否決されました。  委員長の復席をお願いいたします。(拍手)     〔三野委員長代理退席、委員長着席〕

佐藤観樹日本社会党・護憲民主連合

○佐藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げさせていただきたいと存じます。  今日まで、私は、この重要なる予算委員会が民主的に、かつ公平に、円満に運営されるように努力をしてきたつもりでございます。しかし、今不信任案動議が提出をされましたことにつきましては、私にとりましてもまことに残念でございます。  しかし、委員各位の御理解のもとにこれが否決をされました。この席に戻らせていただきましたが、今後とも、この重要な予算委員会が民主的に、かつ公平、円満に、その上国民の皆さん方の期待に十分こたえ得るような予算委員会になるよう私も努力をしてまいりたいと存じますので、各会派の御理解、御協力を願いますようにお願い申し上げさせていただきまして、ごあいさつとさせていただきたいと存じます。  どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)      ————◇—————

佐藤観樹日本社会党・護憲民主連合

○佐藤委員長 閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  予算の実施状況に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐藤観樹日本社会党・護憲民主連合

○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になり、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、その手続等につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐藤観樹日本社会党・護憲民主連合

○佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次回は、来る十七日午前十時から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前九時十七分散会

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