決算委員会 第1号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1994/10/21
会議録
○委員長(前畑幸子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。 去る四日の本会議において、決算委員長に選任されました前畑幸子でございます。 甚だ不なれではございますが、皆様方の御協力を賜りまして、公正、円滑な運営を心がけてまいりたいと存じます。 どうぞよろしく御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げます。(拍手) この際、前委員長の三上隆雄君から発言を求められておりますので、これを許します。三上隆雄君。
○委員以外の議員(三上隆雄君) ただいま前畑現委員長からお許しをいただきましたので、この機会にお別れのお礼のごあいさつを申し上げたいと、こう思います。 委員長在任中は、大変厳しい環境の中で、三年度の決算を皆さんに特段の御協力をいただきまして、是認の形で承認することになりました。 なおまた、六年目に当たりますか、是認しながら警告決議を付しまして今回の決算の審議の終了を見たこと、これまた歴史的にも残るものだと、こう思っております。 思い返しますれば、一年に三人の総理大臣がかわる、したがって組閣もまたある。それに伴って、決算委員会の運営というのは、すべてが議運あるいは国対絡みの設定をしなきゃならないという事情の中で、理事の皆さん、そしてまた委員の皆さんの御協力によりまして、その厳しい環境の中で所期の目的を達成することができました。これひとえに皆さんの御支援の賜物だと、こう心から感謝を申し上げます。 まだこれから四年度の決算に入るわけでありますから、またこれからも厳しい環境だとは思いますけれども、どうぞひとつなるべく現年度に近づけるような、そういう審議日程を図っていただいて、濃密そしてまた促進を図るようにお願いを申し上げて、心から感謝を申し上げて退任のあいさつといたします。 大変どうもありがとうございました。(拍手)
○委員長(前畑幸子君) 三上前委員長、御苦労さまでございました。 —————————————
○委員長(前畑幸子君) 委員の異動について御報告いたします。 去る九月二十九日、矢野哲朗君、陣内孝雄君、鈴木貞敏君、堀利和君、泉信也君及び長谷川清君が委員を辞任され、その補欠として岡部三郎君、松谷蒼一郎君、楢崎泰昌君、前畑幸子君、河本英典君及び勝木健司君が選任されました。 また、同三十日、風間昶君、浜四津敏子君、清水澄子君、庄司中君、稲村稔夫君及び会田長栄君が委員を辞任され、その補欠として牛嶋正君、武田節子君、佐藤三吾君、菅野久光君、梶原敬義君及び細谷昭雄君が選任されました。 また、去る四日、三上隆雄君及び菅野久光君が委員を辞任され、その補欠として栗原君子君及び会田長栄君が選任されました。 —————————————
○委員長(前畑幸子君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前畑幸子君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に岡部三郎君、松谷蒼一郎君、勝木健司君及び牛嶋正君を指名いたします。 —————————————
○委員長(前畑幸子君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前畑幸子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(前畑幸子君) 次に、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を議題とし、派遣。委員の報告を聴取いたします。今井澄君。
○今井澄君 前国会閉会後に行われた委員派遣について御報告いたします。 三上委員長、守住理事、清水理事、風間理事、高崎理事、泉委員及び私の七名は、去る九月二十六日から二十八日までの三日間、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する実情調査のため、宮城県及び青森県に派遣されました。 第一日目は、まず、東北財務局、仙台国税局、仙台国税不服審判所より、それぞれ管内概況について説明を聴取いたしました。 午後から、日本たばこ産業株式会社仙台工場を視察いたしました。同工場では、現在約百八十名の社員により年間約七十億本の生産を行っておりますが、民営化の前に比べ生産性が一・六倍向上したとのことであります。 次いで、七ケ浜国際村を視察いたしました。七ケ浜国際村は、自治省の提唱する先導的な地域づくりであるリーディングプロジェクトの国際都市整備の指定地域に採択され整備された施設でありまして、国際交流及び文化、芸術の拠点となっております。 続いて、塩釜漁港事務所で、宮城県の水産業動向、同県の進める第九次漁港整備長期計画の具体的内容及び漁港、漁協の統廃合の進捗状況について説明を聴取した後、同漁港を視察いたしました。第二日目は、まず、青森県から県勢概況を聴取いたしました。県政の課題として、東北新幹線の青森までのフル規格による早期完成、未分譲地がいまだ多いむつ小川原開発の推進、貴重な文化。自然遺産である三内丸山遺跡及び白神山地のブナ天然林の保存等が挙げられました。 次いで、航空自衛隊三沢基地を視察いたしました。同基地は、地理的、機能的にも我が国の北部防衛のかなめとしての意義を有しており、かつ日米の部隊が同一基地に所在し、さらに民間航空機も乗り入れているといった点に特徴があります。 その後、六ケ所村へ移動し、日本原燃株式会社より原燃サイクル施設の概況について説明を受けた後、ウラン濃縮工場の操業状況及び大規模な再処理工場の建設現場を視察いたしました。その際、地元六ケ所村長より、原燃サイクルの問題は六ケ所村民だけの問題ではなく、原発による電力を利用している国民全体が広く関心を持つべき課題と考える。国会では、その必要性、安全性等について十分論議がなされているのだろうかとの発言がありました。 第三日目は、まず簡保事業団の十和田保養センターを視察いたしました。同センターは、年間宿泊者数約三万五千人で十和田湖観光の拠点となっているものの、交通アクセスの改善や宿泊者の高齢化に対応した施設整備が急務であるとの状況でした。 午後は、環境庁の東北地区国立公園・野生生物事務所にて、同所の課題である交通渋滞対策、高山植物の保護・復元、十和田湖の水質問題等について説明を受けました。また、業務量の増大に対処するため、国有林野事業からの配転者を中心に増員がなされているとのことでした。 最後に、青森市内の三内丸山遺跡の発掘現場を視察いたしました。当地は古くより遺跡として知られていましたが、平成四年度に運動公園の拡張工事に先立つ発掘調査を行ったところ、縄文時代の大集落跡が発見されるなど当初の予想をはるかに上回る超一級の遺跡であることが判明いたしました。県側より、今後は遺跡の学術的な解明を継続するとともにその保存・活用に努めたく、そのため国にも支援を願いたい旨の強い要望がありました。 次に、財政状況等の調査内容について申し上げます。 東北管内経済の特徴として、就業人口の産業別構成比を見ると、第一次産業は減少傾向にあるものの、一六%と全国平均の二倍であること、交通網の整備進展により第二次産業のシェアが最近ふえていること、一人当たりの県民所得が全国平均の八〇%と少ないことが挙げられました。 各産業の動向については、稲作の作況指数は八月十五日現在で一〇六と全国平均を上回っており好調であること、鉱工業生産指数は最近一進一退であることなどの説明がありました。 租税収納については、仙台国税局全体で二兆三千五百七十二億円で前年比一〇三・二と全国平均の九八・五を大きく上回っているが、これはバブルの影響が地方においては少なかったことが原因と考えられるとの説明がありました。 税目別では、管内に石油関連施設が多いことから、揮発油税及び地方道路税、また酒どころであることから酒税の納付が多く、そのため間接税の収納比率が高くなっているとのことでした。 また、国税不服審判に係る審査請求の発生件数は近年増加しており、特に消費税に係る案件がふえているとの説明がありました。 以上が今回の調査内容の概要でありますが、最後に、調査に御協力いただきました関係各位に対しお礼を申し上げまして、報告を終わります。ありがとうございました。
○委員長(前畑幸子君) これをもって派遣委員の報告は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後四時十三分散会 —————・—————