外務委員会 第1号
- 発言数
- 7 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1994/07/21
会議録
○菅委員長 これより会議を開きます。 この際、河野外務大臣及び柳沢外務政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣河野洋平君。
○河野国務大臣 このたび外務大臣を拝命いたしました河野洋平でございます。衆議院外務委員会の開催に当たりまして、皆様にごあいさつを申し上げるとともに、所信の一端を申し述べたいと存じます。 国際社会は今、新たな平和と繁栄の枠組みに向けての変革期に置かれております。その中で、民族や宗教の問題に根差す地域紛争の危険性は依然として大きく、また、北朝鮮の核兵器開発疑惑の今後の展開も不透明な状況にあるなど、平和と安定に向けての国際社会の努力は困難に直面しております。経済面においては、先進国経済は全体として明るさを取り戻しつつあるものの、雇用失業問題は依然深刻な状況にあります。 このような中で、我が国が国際社会において果たすべき役割はますます大きなものとなっております。我が国としては、平和で繁栄した国際社会を築くため、世界の抱える諸問題の解決に向け、一層積極的な貢献を行っていく必要があります。このことが、同時に我が国自身の平和と繁栄につながることを忘れるべきではありません。 このような考えのもと、私は外交の継続性を確保しつつ、これまでの政策をさらに発展させていく決意であります。具体的には、世界経済の繁栄の確保、平和と安定の確保、軍備管理・軍縮の一層の促進、開発途上国及び移行期にある諸国への支援、地球規模の問題の解決などのため、能動的で創造力豊かな外交を展開していく方針であります。 このような方針のもと、私は先日村山総理とともにナポリ・サミットに出席し、参加各国の指導者と忌憚のない意見交換を行ってまいりました。その中で、国際社会の抱える諸問題について一致した姿勢を示すことができたこと、また、我が国が新政権のもとでも基本的な外交・安全保障政策の継続性を確保していくことにつき各国の理解が得られたことは重要な成果であったと考えております。 今日、外交と内政は一体であります。国際社会において我が国の果たすべき役割について国民の皆様の御理解を得るためにも、本委員会での御議論は重要な役割を果たすものと確信をいたしております。 私も外務大臣としての任務を全うすべく全力を尽くす決意でございますので、菅委員長初め本委員会の皆様の御指導と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。(拍手)
○菅委員長 外務政務次官柳沢伯夫君。
○柳沢説明員 このたび、外務政務次官に就任いたしました柳沢でございます。一言ごあいさつを 申し上げます。 依然流動的な状況にある世界の中で、国際社会は新たな平和と繁栄の枠組みに向けて模索を続けております。北朝鮮の核兵器開発疑惑を初めとする核の不拡散問題、旧ユーゴスラビア紛争等の地域紛争などのほか、先進国の失業問題、環境、人口等の地球規模の問題等、世界はさまざまな困難に直面しております。 今日、国際社会の中での我が国の存在は飛躍的に大きくなっており、我が国はこうした課題に取り組み、よりよき世界を築くため、より能動的で創造力豊かな貢献を行っていかなければなりません。 私が外務政務次官に就任いたしましてからこれまでの一カ月にも満たない期間に、ナポリ・サミットの開催、北朝鮮の金日成主席の死去など、国際社会ではさまざまな出来事が起こりました。その中で、私は、我が国のこれからの世界において果たすべき役割の大きさに思いを新たにしたところでございます。 このような認識のもと、私は河野外務大臣を補佐して、職務を全うするため全力を傾注する決意であります。菅委員長初め本委員会の皆様の御指導と御協力を賜りますようお願い申し上げて、私の就任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) ────◇─────
○菅委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 第百二十九回国会提出、参議院送付、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の改正の受諾について承認を求めるの件 第百二十九回国会提出、参議院送付、国際電気通信連合憲章及び国際電気通信連合条約の締結について承認を求めるの件 第百二十九回国会提出、参議院送付、国際電気通信連合憲章、国際電気通信連合条約及び業務規則に係る紛争の義務的解決に関する選択議定書の締結について承認を求めるの件 第百二十九回国会提出、参議院送付、千九百九十三年の国際ココア協定の締結について承認を求めるの件 及び 国際情勢に関する件 の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、閉会中の委員派遣承認申請の件についてお諮りいたします。 閉会中審査案件が付託され、委員派遣の必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員、派遣期間及び派遣地等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○菅委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午後二時五十五分散会