沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1994/07/21
会議録
○西銘委員長 これより会議を開きます。 この際、河野外務大臣、山口総務庁長官及び小里沖縄開発庁長官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。河野外務大臣。
○河野国務大臣 このたび外務大臣を拝命いたしました河野でございます。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 まず、北方領土問題について申し述べます。 第二次大戦が終了した後四十九年が経過しようとしている今日に至っても北方領土問題がなお未解決であることは、日ロ両国にとりまことに遺憾なことであります。私は、北方領土問題を解決し、平和条約を締結して、日ロ関係の完全な正常化を達成するため最善の努力を払う所存であります。 昨年十月のエリツィン大統領の訪日により、今後の関係進展のための新たな基礎が築かれ、その成果は、日ロ両国首脳の署名した東京宣言に結実しております。その後、種々のレベルを通じ、日ロ間の対話と交流はその幅を広げるとともに、東京宣言を基礎として、領土問題を含め両国関係をさらに進めていくことが確認されております。先般のナポリ・サミットの際におきましても、村山総理及び私自身より、東京宣言に基づき領土問題を解決し日ロ関係の完全な正常化を達成することの必要性について特に発言したところであります。 私といたしましては、今後とも日ロ間の政治対話を一層促進し、両国にふさわしい協力関係の展望が開かれるよう全力を尽くす所存であります。 次に、沖縄に関する事項について申し述べます。 東西冷戦は終了したものの、今日の国際社会は、依然として種々の不安定要因を内包しています。 このような国際情勢の中にあって、日米安保体制は、我が国が安全を確保していくために必要な抑止力を提供するとともに、国際社会における広範な日米間の協力関係に安定した政治的基盤を与えております。また、この体制は、アジア・太平洋地域の安定要因としての米国の存在を確保する上でも不可欠の手段となっております。 政府といたしましては、このような意義と重要性を有する日米安保体制を堅持し、その円滑な運用と信頼性の向上のために、引き続きできる限りの努力を払っていく所存であります。 他方、沖縄におきましては、米軍施設、区域の密度が高く、その整理統合や公共の安全の確保について沖縄県民の方々から強い要望があります。 政府といたしましては、安保条約の目的達成と地域住民の要望との調和を図りつつ、基地の整理統合の促進を初めとして、沖縄における諸問題の解決のため、格段の努力を払っていく考えであります。 最後に、西銘委員長を初めとする本委員会の委員の皆さんより、よろしく御協力、御助言を賜りますよう心よりお願い申し上げまじて、ごあいさつといたします。 どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○西銘委員長 山口総務庁長官。
○山口国務大臣 今回の新内閣発足に伴い、総務庁長官に任ぜられ、北方対策本部長として、国民的課題である北方領土問題の解決促進に取り組むことになりました山口鶴男でございます。 我が国固有の領土である北方領土の返還を、国民の総意に基づいて一日も早く実現することが重要な課題であると強く認識をいたしております。 この北方領土問題の解決のためには、早期返還を求める国民の一致した声がますます重要となってきておりますので、国民世論の高揚を図るための諸施策を一層推進してまいる所存でございます。 与えられた職責の重さを痛感し、誠心誠意職務の遂行に当たる所存でございますので、委員長を初め委員の皆様方の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○西銘委員長 小里沖縄開発庁長官。
○小里国務大臣 沖縄開発庁長官を拝命いたしました小里でございます。 皆様御承知のとおり、多難な道を歩んできた沖縄については、昭和四十七年五月の本土復帰以来、振興開発のための諸施策が講じられ、多額の国費の投入と県民の皆様のたゆまざる御努力により、沖縄の経済社会は総体として着実に発展してまいりました。 しかしながら、生活、産業基盤などの面ではなお整備を要するものが多く見られるとともに、産業振興や雇用の問題など、解決しなければならない多くの課題を抱えております。 今後の沖縄の振興開発については、平成四年九月に決定されました第三次沖縄振興開発計画等を踏まえ、引き続き本土との格差を是正し、自立的発展の基礎条件を整備するとともに、沖縄の特性を生かした特色ある地域としての整備を図ることが必要と考えております。 私は、去る七月十二日及び十三日の両日、沖縄に伺い、現地の各界の皆様の声を直接に伺ってまいりましたが、沖縄のすばらしさ、将来へ向けての可能性を実感した一方、復帰後二十二年余りを経た今日も沖縄はさまざまの課題を抱えていることについて改めて認識した次第であり、今後、沖縄県民と一体となって諸課題の解決に全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。 委員長を初め委員の皆様のよろしく御指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○西銘委員長 次に、柳沢外務政務次官、宮路総務政務次官及び尾辻沖縄開発政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。柳沢外務政務次官。
○柳沢説明員 このたび外務政務次官に就任いたしました柳沢伯夫でございます。 河野大臣を補佐いたしまして、微力ではありますが、職務を全うするため全力を傾ける所存であります。 北方領土問題につきましては、東京宣言を基礎として、四島の返還を実現して平和条約を締結し、日ロ関係の完全な正常化を図るとの基本方針を貫き、さらに粘り強く対ロ交渉を進めていく所存であります。 また、沖縄に関しましては、日米安全保障条約の目的達成のために緊要な米軍の施設、区域の安定的使用と周辺住民の要望との調査を図りつつ、沖縄の諸問題の解決のため努力していく所存であります。 西銘委員長を初め本特別委員会の委員各位の御指導、御鞭撻と御協力をお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○西銘委員長 宮路総務政務次官。
○宮路説明員 このたび総務政務次官を拝命いたしました宮路和明でございます。 北方領土問題を解決することは、国民的重要課題だと存じております。微力ではございますが、山口長官を補佐して誠心誠意努力を尽くしてまいりたいと思いますので、委員長を初め委員の皆さんの御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○西銘委員長 尾辻沖縄開発政務次官。
○尾辻説明員 このたび沖縄開発政務次官を拝命いたしました尾辻秀久でございます。 小里沖縄開発庁長官の御指導のもと、沖縄振興開発のために全力を尽くす所存でございます。 委員長を初め委員の皆様方には、よろしく御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げます。よろしくお願いを申し上げます。(拍手) ────◇─────
○西銘委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 第百二十九回国会、上原康助君外八名提出、沖 縄県における駐留軍用地の返還及び駐留軍用 地跡地の利用の促進に関する特別措置法案及び 沖縄及び北方問題に関する件の両案件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西銘委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 次に、閉会中の委員派遣についてお諮りいたします。 閉会中審査案件が付託になり、その審査のため委員派遣の必要が生じた際には、委員長において、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西銘委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 なお、派遣委員の人選、派遣地その他所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西銘委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午後四時十一分散会