運輸委員会 第2号
- 発言数
- 5 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1994/04/28
会議録
○委員長(和田教美君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。 議事に先立ち、去る二十六日、名古屋空港で発生いたしました中華航空機事故により遭難された方々並びに御遺族の方々に対し、本委員会として謹んで哀悼の意を表します。 ここに、犠牲者の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。 どうぞ御起立を願います。黙祷。 〔総員起立、黙祷〕
○委員長(和田教美君) 黙祷を終わります。御着席願います。 —————————————
○委員長(和田教美君) 運輸事情等に関する調査のうち、中華航空機事故に関する件を議題といたします。 それでは、中華航空機事故についての概要説明を聴取いたします。土坂運輸省航空局長。
○政府委員(土坂泰敏君) 御報告申し上げます。 去る四月二十六日二十時十六分ごろ、台北発名古屋行き中華航空一四〇便、エアバス・インダストリー式A30〇型機が計器着陸方式によって進入中、着陸復行するとの連絡後墜落し、付近の誘導路において大破、炎上するという痛ましい事故が発生いたしました。 事故機搭乗者二百七十一名のうち生存者は八名で、死亡者は二百六十三名に上る大惨事となりました。これは何とも申し上げようのないほどの痛ましい事故であり、関係者の御心中を察するに余りあるものがあります。亡くなられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、御遺族の方々には心よりお悔やみ申し上げる次第であります。 運輸省としては、この事故の重大性にかんがみ、まず現地の名古屋空港事務所において二十六日二十一時二十五分に空港長を本部長とする事故対策本部を、運輸本省では同日二十二時三十分に運輸大臣を本部長とする事故対策本部を設置しました。また、運輸大臣は同夜直ちに現場へ急行し、被災状況の把握、現場関係者の督励などを行いました。航空事故調査委員会においても四月二十六日には七名の事故調査官を現地に派遣いたしました。二十七日朝には事故調査委員会委員長が調査官一名を伴って現地に赴くとともに、航空事故調査委員会として二十七日午前九時より県警と合同で実地検証を開始したところでございます。 さらに、政府といたしましては、この事故の重大性にかんがみ、総理府に運輸大臣を本部長とする中華航空機事故対策本部を設置し、二十七日午前十一時ごろに第一回会合を行いました。この会合において、今後は生存者の介護、亡くなられた方々への対応などの被災者対策に万全を期するとともに、航空事故調査委員会による事故原因の究明を待って速やかに必要な措置をとっていく旨申し合わせたところです。 また、関係者の御努力の結果、二十七日十七時三十分より空港の運用を再開することができました。 本事故発生以来現時点に至るまで、救助救援などの事故対策のため、警察、防衛、消防、その他地元関係者の方々に多大な御努力をいただきました。ここに厚くお礼を申し上げる次第であります。運輸省としては、今後とも関係省庁の御協力を得ながら、事故対策に万全を期したいと考えております。 以上が事故の報告でございます。 なお、本件事故の重大性にかんがみまして、またゴールデンウイークを控えていることでもございますので、航空の安全性に対する国民の信頼が損なわれることのないよう安全運航により一層万全を期していただく必要があると考えておりまして、この旨航空会社に要請をいたしたいと思っております。 以上でございます。
○委員長(和田教美君) 以上で概要説明の聴取は終わりました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十八分散会 —————・—————