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129回国会衆議院1994/06/23

農林水産委員会 第10号

発言数
7
登壇者
2
会派数
2
開催日
1994/06/23

会議録

竹内猛日本社会党・護憲民主連合

○竹内委員長 これより会議を開きます。  参議院提出、農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律案を議題といたします。  これより趣旨の説明を聴取いたします。参議院農林水産委員長浦田勝君。     —————————————  農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促   進に関する法律案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————

浦田勝自由民主党

○浦田参議院議員 ただいま議題となりました農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律案につきまして、提案の趣旨及び主要な内容を御説明申し上げます。  我が国経済社会は、戦後一貫して効率性と物質的な豊かさを追求しつつ、急激な発展を遂げてまいりました。しかし、この間に惹起された自然環境の破壊、人間関係の希薄化等の諸問題に対し、近年、国民の間に反省の機運が生じ、物の豊かさよりも心の豊かさや潤いを重視する傾向が強まっております。  一方、このような経済発展は、国土の均衡ある発展という見地からすれば、人口、経済等の大都市への集中によってその過密等の弊害を増大させるとともに、農山漁村においては、過疎化や農林漁業の停滞をもたらし、その活力を低下せしめるに至っております。  このような状況の中で、近年、都市住民を中心に、農山漁村に滞在して、農林漁業に対する理解を深めようとするなどの余暇活動が見られますが、これは、自然と共生する人間的な生活、すなわち心の豊かさを求めようとするものにほかなりません。  しかしながら、これを受け入れる側である農山漁村においては、受け入れのための施設、サービス等の諸条件が未整備な状況にあると言わざるを得ません。  これらの諸条件を整備し、農林漁業に対する理解を深めるための滞在型余暇活動に対する国民のニーズにこたえることは、ゆとりのある国民生活を実現する上で不可欠であるばかりではなく、それを受け入れる農山漁村においては、人的交流の活発化、経済的な効果等により、その活性化の有力な手段となり得るものであります。  以上の観点から、このような余暇活動のための諸条件の整備を促進することとし、ここに本法律案を提出する次第であります。  次に、この法律案の主要な内容につきまして御説明を申し上げます。  第一に、農村滞在型余暇活動に資するための機能の整備等を促進するため、次のような措置を講ずることといたしております。  まず、都道府県知事は、良好な農村の景観を形成していると認められる等の要件に該当する地域についての、農村滞在型余暇活動に資するための機能の整備に関する基本方針を定めることとしております。  次に、市町村は、基本方針に基づき、農村滞在型余暇活動に資するための機能の整備に関する市町村計画を作成することができることとしております。  この市町村計画によって定められた整備地区内の土地所有者等は、農用地その他の農業資源の保健機能の増進を図るための協定を締結し、市町村長の認定を受けることができることといたしております。  また、国及び地方公共団体は、市町村計画の達成に資するため、農業者の組織する団体またはその構成員が農作業体験施設等を整備するのに必要な資金の確保等の支援に努めることといたしております。  第二に、農林漁業体験民宿業の健全な発達を図るため、次のような措置を講ずることといたしております。  まず、農林水産大臣は、農林漁業体験民宿業の健全な発達を図ることを目的として設立された公益法人を、全国農林漁業体験民宿業協会として指定することができることとしております。  次に、農林漁業体験民宿業者は、全国協会が農林水産大臣の認可を受けて定める適正営業規程に従って営業しようとするときは、全国協会の登録を受けることができることといたしております。  また、都道府県知事は、農林漁業体験民宿業者を構成員とする非営利法人を、農林漁業体験民宿業者に対する指導等を行う農林漁業体験民宿業団体として指定することができることとしております。  以上が、この法律案の提案の趣旨及び主要な内容であります。  何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようにお願いを申し上げます。

竹内猛日本社会党・護憲民主連合

○竹内委員長 以上で本案の趣旨の説明は終わりました。     —————————————

竹内猛日本社会党・護憲民主連合

○竹内委員長 本案につきましては、質疑及び討論ともに申し出がありませんので、直ちに採決いたします。  農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

竹内猛日本社会党・護憲民主連合

○竹内委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました法律案の委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

竹内猛日本社会党・護憲民主連合

○竹内委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————

竹内猛日本社会党・護憲民主連合

○竹内委員長 次回は、明二十四日金曜日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時四十四分散会

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