沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1993/10/08
会議録
○西銘委員長 これより会議を開きます。 理事辞任の件についてお諮りいたします。 理事荒井聰君から、理事を辞任したいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西銘委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任に伴うその補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西銘委員長 御異議なしと認めます。よって、理事に矢上雅義君を指名いたします。 ————◇—————
○西銘委員長 次に、沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、北方領土問題の解決促進に関する件について決議をいたしたいと存じます。 本件に関しましては、各党間において御協議願っておりましたが、協議が調い、案文がまとまりました。 まず、案文を朗読いたします。 北方領土問題の解決促進に関する件(案) この度のエリツィン大統領の来日にあたり、新生ロシアの元首による初めての日本公式訪問が、日露関係の抜本的改善のための出発点となることを強く期待する。 我が国固有の領土である歯舞、色丹、国後及び択捉の北方領土が、戦後四十八年を経た今日もなおその返還が実現していないことは誠に遺憾なことであり、また、日露関係の正常化は国際社会の安定にとってきわめて重要である。 政府は、今回のエリツィン大統領の訪日を契機として両国最高首脳の交流を活発に行い、法と正義に基づく政治対話の拡大強化を図り、日本全国民の長年の悲願である北方領土の返還を実現して、平和条約を締結し、日露間の真に安定した平和友好関係を確立するよう、全力を傾住すべきである。 右決議する。 以上であります。 次に、趣旨の説明をいたします。 改めて申すまでもなく、我が国の固有の領土である歯舞、色丹、国後及び択捉の北方領土の返還の実現は、日本全国民の長年の悲願であります。このことは、過去本院において十五回にも及ぶ北方領土問題の解決を求める決議を行ったこと及び六千万人を超える返還要求の署名数等を見ても明らかであります。にもかかわらず、戦後四十八年を経過した今日もなおその返還が実現しておりません。そのために、日ロ間に平和条約が締結されておらず、日ロ両国間の基本関係がいまだ真の正常化を見るに至っていないことは非常に残念なことであります。また、日ロ関係を飛躍的に発展させることは、国際社会の安定にとって極めて重要であります。 したがいまして、政府は、このたびのエリツィン大統領の訪日を新しい日ロ関係の出発点と位置づけ、今後、両国の最高首脳の交流を活発に行い、ロシア連邦が重視する法と正義に基づき、両国が一日も早く領土問題を解決し、平和条約を締結して、両国関係の抜本的改善を図り、日本全国民の長年の悲願にこたえるよう全力を傾注すべきであります。 以上が、本決議案の趣旨であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いいたします。 採決いたします。 北方領土問題の解決促進に関する件を本委員会の決議とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○西銘委員長 起立総員。よって、本件は本委員会の決議とすることに決しました。 この際、ただいまの決議に対しまして政府から発言を求められておりますので、これを許します。羽田外務大臣。
○羽田国務大臣 ただいまの御決議につきまして、所信を申し述べさせていただきます。 政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、来週のエリツィン大統領の訪日を通じ、北方領土問題の解決と日 ロ平和条約の締結のため、全力を傾注しつつ、一層粘り強くロシアとの交渉に当たる考え方であります。 以上であります。(拍手)
○西銘委員長 次に、石田総務庁長官。
○石田国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨を十分に体しまして、今後とも引き続き、北方領土問題の解決のため、最大限の努力を払ってまいる所存でございます。(拍手)
○西銘委員長 本決議の議長に対する報告及び関係各方面への参考送付等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○西銘委員長 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十三分散会