議院運営委員会 第11号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1993/04/09
会議録
○委員長(前田勲男君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、決議案の委員会審査省略要求の取り扱いに関する件を議題といたします。 事務総長の報告を求めます。
○事務総長(戸張正雄君) 昨四月八日、前田勲男君外八名から政治の信頼確立と政治改革の推進に関する決議案が提出されました。 本決議案には、発議者全員から委員会の審査を省略されたい旨の要求書が付されております。 この要求につきまして御審議をお願いいたします。
○委員長(前田勲男君) 本件に対し意見開陳の申し出がございます。橋本敦君。
○橋本敦君 私は、日本共産党を代表して、我が党以外の各派共同提案に係ります政治の信頼確立と政治改革の推進に関する決議案の委員会審査省略の審議に当たりまして、反対の意見を述べます。 そもそも国会決議は、国政の重要問題に関して国権の最高機関である国会としての意思を内外に向かって表明する重大なものでありますから、全会一致で行うことは当然の原則であります。そのため我が党も、全会一致の決議がなされるように我が党の決議案を提示して各党の協議を求めたのでありますけれども、残念ながら合意に至らず、本決議案が我が党反対のまま本会議にかけられようとしていることは極めて遺憾であります。 我が党は、金権腐敗政治の根絶について国会が決議を行うこと自体は賛成でありますが、今日の事態の重大性を考えるなら、その決議は真に国民の期待にこたえるものでなければならないと考えます。その根幹の第一は疑惑の徹底解明と、かかわった政治家の責任追及であり、第二は企業。団体献金の禁止であります。 ところが、本決議案には佐川急便等の名前は登場いたしますが、暴力団介入問題及びそれと関係した竹下登君の責任追及や金丸信君の不正蓄財事件などの究明には一言も触れられておりません。そのため、国民の強い期待と怒りにこたえて事件の本質と核心に迫って真相究明を進める明確、具体的な姿勢になっていないのであります。 さらに、企業・団体献金の禁止を明確にしないまま、金権腐敗政治の温床を残して抜本的政治改革の名のもとに選挙制度の改変ということになりますと、我が国民主政治を根底から揺るがす小選挙区制導入論に道を開くことも可能なものとなっているのであります。我が党は、このような決議に賛成することはできません。したがって、真に国民の期待にこたえて国会の権威を一層高め得る決議となるように、慎重に引き続いて審議を要求するものでございます。 以上の理由から、本決議案の委員会審査省略に反対するものであります。 以上です。
○委員長(前田勲男君) これより採決を行います。 本決議案の委員会審査を省略することに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(前田勲男君) 多数と認めます。よって、さよう決定いたしました。 ―――――――――――――
○委員長(前田勲男君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(戸張正雄君) 御説明申し上げます。 本日の議事は、最初に、前田勲男君外八名発議に係る政治の信頼確立と政治改革の推進に関する決議案(委員会審査省略要求事件)でございます。まず、本決議案の委員会審査を省略し、日程に追加して議題とすることを起立採決をもってお諮りいたします。次いで、発議者前田勲男君から趣旨説明がありました後、採決いたします。本決議案が可決されますと、宮澤内閣総理大臣から所信表明がございます。 次に、日程第一について、建設委員長が報告された後、採決いたします。 次に、日程第二について、商工委員長が報告された後、採決いたします。 次に、日程第三及び第四を一括して議題とした後、農林水産委員長が報告されます。採決は二回に分けて行います。 次に、日程第五について、厚生委員長が報告された後、採決いたします。 以上をもちまして本日の議事を終了いたします。その所要時間は約十五分の見込みでございます。
○委員長(前田勲男君) ただいまの事務総長説明のとおり、本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(前田勲男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 暫時休憩いたします。 午前九時四十六分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕 ―――――・―――――