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125回国会衆議院1992/12/09

外務委員会 第3号

発言数
12
登壇者
2
会派数
1
開催日
1992/12/09

会議録

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 これより会議を開きます。  国際情勢に関する件について調査を進めます。  この際、ソマリア問題に関する件について決議をいたしたいと存じます。  本件に関しましては、理事会等におきまして各党間の協議が調い、案文がまとまっております。  便宜、委員長から案文を朗読し、その趣旨の説明にかえたいと存じます。     ソマリア問題に関する件(案)   ソマリアの内戦下における飢餓・病気などの事態が深刻化し、重大な状況となっていることにかんがみ、次のとおり決議する。  一、ソマリアをめぐる深刻な事態に深い憂慮の念を表明し、紛争の早期解決と政治的安定の達成により、この事態が一日も早く正常化することを希望する。  二、「」の問題に国際連合が深い関心を持ち、飢餓・病気などの問題解決に真剣に取り組んでいることを支持し、このような国連を中心とした各国の努力を高く評価する。  三、政府は、ソマリア問題解決のための国連安保理決議を踏まえ、あくまで人道的援助の立場に立った支援活動を行うべきである。このため政府は、緊急課題としてソマリア国民の苦難除去のための医療・食糧・物資・資金等人道的見地に立つ支援をさらに強化するとともに、関係国・関係国際機関と協力しつつ、これら支援が乳幼児をはじめ悲惨な境遇にある同国々民の手に実際に届くよう出来る限りの方策を講ずべきであると考える。さらに同国からの難民流入のため困難に見舞われている近隣国の負担軽減にも必要な配慮をすべきである。 以上であります。  お諮りいたします。  ただいま読み上げました案文を本委員会の決議とするに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 起立総員。よって、本件は本委員会の決議とするに決しました。  この際、外務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣渡辺美智雄君。

渡辺美智雄自由民主党外務大臣

○渡辺(美)国務大臣 ソマリア問題に関する衆議院外務委員会決議がただいま出されたことにつき、主管大臣として、この機会に意見を述べさせていただきたいと思います。  既に御案内のとおり、ソマリアにおいては、内戦による被害に深刻な干ばつが追い打ちをかけ、約六百万人の人口の三分の一以上の人々が飢餓の線上にあると言われております。主に国際的な人道援助機関がこれら被災民に対する救援物資の配布活動に携わってきましたが、被災民に渡るべき食糧・医薬品等は武装勢力による略奪を受け、またこれら救援活動従事者すら攻撃の対象となるという状況であります。国際社会の懸命な努力にもかかわらず、事態は悪化の一途をたどり、そこでこのたび安保理は、全会一致で、御存じのような措置を講ずるとの決議を採択するに至った次第であります。  米国に限らず、多くの国、しかもみずから決して豊かではないアフリカ諸国までもが、今次安保理決議を受け、協力を申し出ておるのであります。我が国といたしましても、責任ある国際社会の一員として、ソマリアにおける人道救援活動のための安全な環境を確立することを目的とした国際的な支援の輪に加わり、できる限りの協力を行うことが求められていると考えます。このため政府といたしましても、引き続き努力する所存であり、今回、外務委員会並びに国民の皆様の力強い御支援を改めてお願いし、お礼を申し上げる次第であります。(拍手)

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 お諮りいたします。  本決議の議長に対する報告及び参考送付等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      ————◇—————

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 請願の審査に入ります。  今国会、本委員会に付託された請願は十八件であります。  本日の請願日程を一括して議題といたします。  まず、請願の審査方法についてお諮りいたします。  各請願の趣旨につきましては、請願文書表によりまして既に御承知のことと存じます。また、理事会等におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員からの説明等は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  採決いたします。  本日の請願日程、子どもの権利条約批准に関する請願十八件の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 この際、御報告いたします。  今国会、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり九件であります。      ————◇—————

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  児童の権利に関する条約の締結について承認を求めるの件 及び  国際情勢に関する件の両件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

麻生太郎自由民主党

○麻生委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午後二時三十八分散会

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