大蔵委員会 第1号
- 発言数
- 23 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1992/02/04
会議録
○太田委員長 これより会議を開きます。 この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。 理事中村正男君より、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○太田委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。 ただいまの理事辞任に伴う補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○太田委員長 御異議なしと認めます。よって、細谷治通君を理事に指名いたします。 ————◇—————
○太田委員長 国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 国の会計に関する事項 税制に関する事項 関税に関する事項 金融に関する事項 証券取引に関する事項 外国為替に関する事項 国有財産に関する事項 専売事業に関する事項 印刷事業に関する事項 造幣事業に関する事項の各事項につきまして、今会期中国政に関する調査を行うため、議長に対し、国政調査承認要求を行うこととし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○太田委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。 ————◇—————
○太田委員長 次に、国の会計、税制及び金融に関する件について調査を進めます。 財政金融の基本施策について、大蔵大臣の所信を聴取いたします。羽田大蔵大臣。
○羽田国務大臣 今後における財政金融政策の基本的な考え方につきましては、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 まず、最近の内外経済情勢について申し述べます。 我が国経済は、個人消費や設備投資に依然底がたさが見られるものの、住宅建設の減少などに見られるように、このところ拡大テンポが減速しつ つあります。しかしながら、雇用情勢については、有効求人倍率が高い水準にあるなど、依然引き締まり基調で推移しております。また、物価の動向を見ますと、国内卸売物価は引き続き落ちついており、消費者物価についても、その騰勢は鈍化しつつあります。このような状況から判断すれば、我が国経済は、いわば完全雇用を維持しながらインフレなき持続可能な成長に移行する調整過程にあるものと考えられます。 国際経済情勢を見ますと、先進国は、全体として景気の減速局面からの回復の過程にあり、本年は昨年よりも高い成長が見込まれております。しかしながら、依然米国経済の景気回復の足取りが重いことなどから、全体の回復のテンポも緩やかなものとなると見込まれております。他方、今後の世界的な資金需要の高まりへの対処は引き続き重要な課題であり、このためには世界的な貯蓄増大が重要であると指摘されております。また、累積債務問題につきましては、引き続き解決に向けての努力を必要としております。旧ソ連につきましては、経済、金融などの面で深刻な問題に直面しており、国際金融機関の協力を得て適切な調整・改革政策を実施していくことが重要であると認識しております。 このように激動を続ける国際情勢のもとで、世界経済の安定的発展を確保していくためには、各国が協調して対応していくことが極めて重要であります。先日開催されました七カ国蔵相・中央銀行総裁会議におきましても、改めて経済政策協調の枠組みを堅持することが確認されたところであります。 私は、今後の財政金融政策の運営に当たり、このような最近の内外経済情勢を踏まえ、以下に申し述べる諸課題に全力を挙げて取り組んでまいる所存であります。 第一の課題は、内需を中心としたインフレなき持続可能な成長への円滑な移行を図ることであります。このような観点から、景気に十分配慮した施策を実施することといたしております。 平成四年度予算編成に当たりましては、こうした見地から、極めて厳しい財政事情のもとではありますが、時代の要請に的確に対応した財源の重点的・効率的な配分を図り、特に公共投資については、国、地方を通じ最大限の努力を払っております。すなわち、まず一般歳出における公共事業関係費について、五・三%の伸びを確保するとともに、財政投融資計画においても公共事業実施機関について、一〇・八%の伸びとしております。さらに、地方単独事業についても、一一・五%と高い伸びを見込んでおります。 一方、金融面では、昨年七月、十一月、さらに十二月末と三度にわたって公定歩合の引き下げが行われたところであります。この間、市場金利は低下を続け、これを受けて金融機関の貸出金利も低下してきております。 また、今後とも、主要国との政策協調及び為替市場における協力を通じ、為替相場の安定を期してまいりたいと存じます。 第二の課題は、財政改革を引き続き強力に推進することであります。 平成四年度予算においては、財政改革を推進する等の観点から、まず既存の制度、施策について見直しを行うなど歳出の徹底した節減合理化に努め、一般歳出についてはその増加額を前年度同額以下とするなど、可能な限りの努力を払ったところでありますが、当面の厳しい税収動向、財政事情に対応するため、建設公債の発行額を増加させることといたしました。 この結果、我が国財政は、公債残高が平成四年度末には約百七十四兆円にも達する見込みであり、また、国債費についても歳出予算の二割を超えて政策的経費を圧迫するなど構造的な厳しさが続いております。 財政改革の目的は、本格的な高齢化社会が到来する二十一世紀に向けて一日も早く財政が本来の対応力を回復することにより、今後の財政に対する内外の諸要請に適切に対応し、豊かで活力ある経済社会の建設を進めていくことにあります。 したがって、今後の財政運営に当たっても、後世代に多大の負担を残すことなく、二度と特例公債を発行しないことを基本として、公債依存度の引き下げ等により、公債残高が累増しないような財政体質をつくり上げていかなければなりません。このため、引き続き財政改革の推進に全力を傾けてまいる所存であります。 第三の課題は、調和ある対外経済関係の形成と世界経済発展への貢献に努めることであります。 保護主義的な動きを回避し、多角的自由貿易体制を維持強化することは、世界各国の経済発展と国民生活向上の基礎であります。このような観点から、ウルグアイ・ラウンドにつきましては、各国と協調しつつ、成功裏に終結するよう努力することが重要であると考えております。 関税制度につきましては、市場アクセスの一層の改善を図る等の見地から、保税地域制度の改善、石油関係の関税率の引き下げ等の措置を講ずることといたしております。 経済協力につきましては、開発途上国の自助努力を支援するため、政府開発援助の着実な拡充と資金還流措置の実施に努めているところであります。 累積債務問題につきましては、新債務戦略を積極的に支持し、所要の協力を行っていく考えであります。 旧ソ連地域に対する支援につきましては、新しい体制のもとで市場経済への移行を促進し、種々の改革を支援するため、他の先進主要国とも協調しつつ、適切な支援を進めていくことといたしております。 第四の課題は、金融・資本市場の自由化、国際化を着実に進展させるとともに、証券及び金融をめぐる諸問題に適切に対応することであります。 金融・資本市場の自由化、国際化につきましては、これまでも逐次各種の措置を講じてきており、特に、預金金利の自由化につきましては、遅くとも平成六年中に自由化を完了すべく努力しているところであります。 また、我が国の金融制度及び証券取引制度につきましては、有効かつ適正な競争の促進を通じ、内外の利用者の利便性の向上をもたらすとともに、国際的にも通用する金融制度及び証券取引制度を構築することが極めて重要であり、このため、金融制度調査会答申、証券取引審議会報告等を踏まえ、金融・資本市場における各種の業務分野への参入等を含む金融制度改革を推進する必要があると考えます。 こうした中で昨年、証券及び金融をめぐる一連の不祥事が発生し、我が国の証券市場や金融機関に対する内外の信頼が大きく損なわれたことはまことに遺憾なことであり、極めて深刻に受けとめたところであります。 これまでも、一連の不祥事の実態解明、再発の防止策等について検討を行い、昨年の臨時国会においては、緊急に措置すべき事項として損失補てんの禁止等を内容とする証券取引法等の改正案を成立させていただくとともに、金融機関の内部管理体制の総点検を早急に行うことなどを内容とする対応策を講じたところでありますが、その際、これらの問題に関し、国会の特別委員会及び臨時行政改革推進審議会より、制度、行政の各般にわたる総合的な対応策を講ずるべきであるとの御指摘をいただいたところであります。 今後とも、これらの諸決議及び答申を最大限に尊重するとの基本的考え方のもと、このような不祥事の再発防止及び我が国の金融・資本市場に対する内外の信頼回復を図るため、法制上、行政上の総合的な対策に取り組んでまいる所存であります。 政府といたしましては、より公正で透明な証券市場等の実現に向け、新しい検査監視体制の創設を含む蕨要の措置を講ずるとともに、金融・資本市場における有効かつ適正な競争を促進すること等を目的とした金融制度改革を進めることとし、所要の法律案を今国会に提出し、御審議をお願いする考えであります。 次に、平成四年度予算の大要について御説明申し上げます。 平成四年度予算は、極めて厳しい財政事情のもとで、歳出の徹底した節減合理化や税外収入の確保に努めるほか、建設公債の発行額を増加させ、税制面においても所要の措置を講ずることといたしました。またその中にあって、社会資本整備の着実な推進や国際社会への貢献を初め、時代の要請に応じ、限られた財源を重点的・効率的に配分するよう努めることとして編成いたしました。 歳出面につきましては、一般歳出の規模は、三十八兆六千九百八十八億円となっており、これに、地方交付税交付金、国債費等を加えた一般会計予算規模は、七十二兆二千百八十億円となっております。 次に、歳入面について申し述べます。 税制面では、まず、土地の相続税評価の適正化に伴う相続税の負担調整として課税最低限の引き上げや税率区分の幅の拡大等を行うことといたしております。 また、課税の適正公平の確保を推進する等の観点から、企業関係租税特別措置の一層の整理合理化、みなし法人課税制度の廃止、赤字法人の欠損金の繰り戻し還付制度の適用の停止、海外関係会社からの過大借入への対応措置としての過少資本税制の導入等の措置を講じる所存であります。 さらに、当面の厳しい税収動向、財政事情に対応するため、国民生活、国民経済に配慮しづつ、新たに必要最小限の措置として、法人特別税の創設及び普通乗用自動車に係る消費税の税率を四・五%とする特例措置をお願いすることといたしております。なお、湾岸支援のための法人臨時特別税及び石油臨時特別税、並びに普通乗用自動車に係る消費税六%の経過措置は、平成三年度末に失効させることといたしております。 公債発行予定額は七兆二千八百億円としております。なお、借換債を含めた公債の総発行予定額は、二十八兆七千七百八十億円となります。 財政投融資計画につきましては、現下の経済情勢も踏まえ、社会資本の整備、国際社会への貢献、地域の活性化等の政策的要請に積極的にこたえ、資金の重点的・効率的な配分を図ったところであります。 この結果、財政投融資計画の規模は四十兆八千二十二億円、前年度当初計画に対し一〇・九%の増加となっており、また、資金運用事業を除いた一般財投の規模は三十二兆二千六百二十二億円、一〇・八%の増加となっております。 以上、財政金融政策に関する私の所信の一端を申し述べました。 本国会に提出し御審議をお願いすることを予定しております大蔵省関係の法律案は、平成四年度予算に関連するもの七件、その他二件であります。今後、提出法律案の内容について、逐次、御説明することとなっておりますが、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 以上で終わります。(拍手) ————◇—————
○太田委員長 次に、平成三年度の水田農業確立助成補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来理事会等において協議いたしました結果、お手元に配付いたしましたとおりの起草案を得ました。 まず、本起草案の趣旨及び概要を御説明申し上げます。 本起草案は、平成三年度に政府等から交付される水田農業確立助成補助金について、税制上、次の軽減措置を講ずるものであります。 第一に、個人が交付を受ける同補助金については、一時所得の収入金額とみなすとともに、転作に伴う特別支出費用等は、一時所得の必要経費とみなすことといたしております。 第二に、農業生産法人が交付を受ける同補助金については、圧縮記帳の特例を設け、当該法人が交付を受けた後二年以内に、事業の用に供する固定資産の取得または改良に充てる場合には、圧縮額を損金に算入することといたしております。 なお、本特例措置による国税の減収額は約六億円と見込まれております。 以上が本起草案の趣旨及び概要であります。 ————————————— 平成三年度の水田農業確立助成補助金について の所得税及び法人税の臨時特例に関する法律 案 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
○太田委員長 この際、沢田広君から発言を求められておりますので、これを許します。沢田広君。
○沢田委員 それぞれ予算委員会も開いておる中で忙しい中でありますが、また重要な問題でもありますので、若干の質疑をしながら、やはりこのことの国民に対する理解とより一層の前進を図っていただきたいと思って、若干の質疑をいたします。 最初に、「水田農業確立対策の概要」というのが事前に私の方にも説明がありました。これがちょうど十年ぐらいにわたってこの委員会で減反、転作をする場合にどういうふうにやっていったらいいか、あるいはまたどういうことに注意しなければならないかということを挙げてきたことの言うなら足跡であります。農林水産省の努力に対しては、完全だとは言いませんが敬意を表する次第であります。 最初に、五類の米あるいは等外の米、それから規格外の米、これの判定基準はどこに置いているのかということをお答えいただきたいのです。これもまた時間がかかるといけませんので、ここで私が申し上げましたから、私は、時代とともに検査基準は変わってきているだろうということが一つあると思うのです。それから、一類とか一等とか、こういう名称にもまた差があります。それぞれその名称の格付、定義づけを明確にしてもらいたいということを要請しますが、これは調べてというよりも食糧庁がやっておる検査の基準でありますから、後で提出していただきたいと思いますが、いかがでしょう。それは出していただけますかどうか、ひとつお示しください。
○亀若説明員 お答えいたします。 今お尋ねの五類の定義あるいは一等から五等までの検査等級、こういったものにつきましての定義がございますので、後日お届けをいたしたいというふうに思っております。
○沢田委員 それは出してもらいますが、それで、これからの転作の目標としては、やはり安くてうまい米、こういうことになってくると思うのであります。うまい、まずいはこれは個人の感覚も若干あると思うのでありますが、一般的に消費の需要の強いものがやはり上米と言われているわけでありますが、これは大臣もそうでありますが、感覚的にお答えを、農林大臣をやっていたのですからお答えいただけると思うのですが、標準米は大体三千円、それから上米になると六千円、きょうの新聞にも出ていますが、そういう金額ですね。これは差があり過ぎやしないか。やはり格差があり過ぎるのではないか。もう少し、貧しい者は標準米、少し金持ちは上米を食べればいいんだという論理では通用しないんじゃないか、やはりその間を幾らか格差を縮める必要がある、こういうふうに思いますが、これはもう一つ申し上げますから、それでお答えください。
○羽田国務大臣 今御指摘のございました点につきましては、実は農政審議会からも報告がございまして、「今後の米管理においては、生産者及び流通業者の自主性が発揮され、需要に対応した生産・流通が行われるよう、需給動向や市場評価を価格に的確に反映することとし、市場原理がより活かされる仕組みとしていく」ことが肝要であるという報告が実はあったわけでありますけれども、現在これがいわゆる自主流通米の市場、これは二年の十月から行われておりますけれども、いわゆる正米市場と言われておりますけれども、ここでいいものについてはやはり相当高い価格がつくということであります。実際にやはりそういっ た価格でも質のいいものを求めている方がある。また、生産する方もそういうものをひとつつくりたいということがありましたり、あるいは流通業者の人たちもいいものを手に入れて、少し高いけれども、お客さん、いかがですかと、その選択の場を実は提供しておるということで、私は今この銘柄間格差というのが大きくありますけれども、しかし、標準米は標準価格米としてのものがあるということからいったときに、私はこれをやはりうまく活用していくことが大事なんじゃないかなというふうに理解しております。
○沢田委員 そういうことを集約的に言うと、今私が申し上げたように、余り国民的な食糧事情に差をつけるということは、政策的によくないことだということを言っておるわけで、前提は、自由価格米が出てきてどんどん高くなった、需要と供給の問題は当然生ずると思うのですよ。しかし、我々政治に携わる者としては、富める者がいい米を、貧しき者はまずい米をという論理を展開することは間違っているのではないか、こういうふうに私は申し上げたわけです。 なお、これは平成元年度の資料ですけれども、規格外をつくっている米の一番大きいのは、名前を挙げて恐縮ですが、北海道が五万一千トンなんですね。それから青森が五千トン、それから宮城が、片っ方の米も、いい方も多いのですが、三千トン、それからあるいは山形が一千トン、それから新潟が三千トン、トン数で言うと兵庫が一千トン、こういうふうにパーセンテージとは違って、等外もまた多いのでありますが、岩手も一万トン、それからやはり秋田も一万トン、こういうふうにあるのです。こういうところを農林省としては、どうしてこういう等外なり規格外が生まれるのかという原因をちゃんと調べてもらいたいと思うのです。それは伝統的なものなのか、土壌が悪いのか、技術が悪いのか、水利が悪いのか、あるいは時の一時的な現象なのか、いずれにしてもその原因があるはずであります。だから、その原因をきちんと調べて、等外なり規格外になったものについては、どうなったのかということをきちんと報告できるようにしてもらいたい、こういうふうに思いますが、いかがでしょう。
○亀若説明員 今のお尋ねの中の、特に米の規格外米でございますが、これは検査規格の一等から等外というその品位のいずれにも該当しないという形で発生しております水稲の玄米でございます。さらに、その中には異種穀粒、別の穀物が入ってないとか異物が五〇%以上入ってないとか、そういう定義がございますが、そういうもので規定されているわけです。 それで、この規格外米の発生の程度はやはり気象条件あるいは病害虫の発生、そういう度合いによりまして大きく左右されているということがございます。ちなみに昨年平成三年産の水稲ウルチ玄米では、前年同期に比べまして一万トン程度もふえておる。これはやはり台風あるいは東北地方での冷害等の影響ということがあります。そういうようないろいろな条件で発生しておりますので、我々としても営農指導上のいろいろな指導は行っておりますが、必ずしもこれを完全に防ぎ得るというものではないということを御理解いただきたいと思います。
○沢田委員 やはりいい米を育てていくためには、悪い米ができた場合あるいは異常な米ができた場合にはそれぞれその原因を探求するのは当然のことですから、今あなたがここでこれを言ったから完全なものだとは思っておりません。だからこういうふうに出てきている結果について、ここ数年にわたっての原因を探求して報告してほしい、それには原因をまず調べてほしい、こう言っているわけですから、イエスかノーか、やるのかやらないのか、それを答えてもらえればいいのですよ。今ここで聞いてもしょうがないんだから。
○亀若説明員 なかなか難しいとは思いますが、できる限りの資料を整理させていただきたいというふうに思います。
○沢田委員 難しいというようなことを言っておるようじゃしょうがないのでありまして、これからアメリカの米が来るんだという状況を、黒船を前にして国内でそんなようなことの弱音を吐いておるようじゃ話にならないのでありまして、それはきちんと対応してもらいたいと思うのです。 最後に、時間の関係がありますから、米の表示に罰則がないんですね。この間裁判があったのでありますが、裁判があった結果ではササニシキをコシヒカリとかというふうにしたものは商標ということになりますが、それ以外のブレンドについて、その標識についてはこれは処罰がない。この点については農林省としてはやはり適正な管理をしていく、こういう義務があると思うので、その必要性の有無について。食管の方にはありますよ、食管の方にはありますけれども、そのブレンドについではない。そういうことについてどのように考えておられるか。それからまた、それに対応を考えてもらえるか、その点お伺いをしたいと思います。 後に予算委員会も控えておるようだからこれで質問を終わりますが、とにかくそういうことで、そういうものをあと調べておいて、次の機会に今度はその分忘れずに聞きますからね。だからお願いいたします。以上で終わります。
○太田委員長 この際、衆議院規則第四十八条の二の規定により、内閣において御意見があれば発言を許します。羽田大蔵大臣。
○羽田国務大臣 この法律案につきましては、稲作転換の必要性にかんがみまして、あえて反対はいたしません。
○太田委員長 お諮りいたします。 本起草案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出法律案と決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○太田委員長 起立総員。よって、本案は委員会提出の法律案と決定いたしました。 なお、本法律案の提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○太田委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時五十一分散会 ————◇—————