労働委員会 第1号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1991/12/05
会議録
○委員長(向山一人君) ただいまから労働委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 本日、岩崎純三君及び川原新次郎君が委員を辞任され、その補欠として須藤良太郎君及び合馬敬君が選任されました。 —————————————
○委員長(向山一人君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、労働問題に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(向山一人君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(向山一人君) 次に、近藤労働大臣及び宮崎労働政務次官からそれぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。近藤労働大臣。
○国務大臣(近藤鉄雄君) 労働大臣を拝命いたしました近藤鉄雄でございます。 労働委員会の御審議に先立ち、就任のごあいさつを申し上げますとともに、今後の労働行政について所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。 我が国経済社会は、飛躍的な発展を遂げ、国際社会でも大きな地位を占めるに至っておりますが、これはまさに勤労者一人一人の努力のたまものであります。私は、この我が国の高い経済力をすべての勤労者と家族の方々に還元し、ゆとりある豊かな暮らしの実現に結びつけていくことが、生活大国づくりの基盤であり、労働行政の使命であるとの基本的認識に立って、労使双方との意思疎通を十分に図りながら関係施策の推進に努めてまいる所存であります。 まず第一に、今後、労働力供給の伸びが鈍化することが見込まれるなど、労働力が貴重となる時代へと移行する中にあって、労働者の意欲や能力が有効に発揮されるような環境をつくるため、産業活動、企業行動、生活慣行等のあり方を見直すとともに、我が国企業の生産拠点の海外移転の動向等に注視しつつ、生活の質的向上の実現を目指した入間中心の経済社会システムの構築に向けたコンセンサスの形成を図ってまいります。 また、労働力不足問題が厳しさを増していくことに的確に対応し、経済、産業の活力の維持、国民生活の安定に寄与していくことが重要であり、そのための雇用、能力開発対策に努めてまいります。特に、保健医療・社会福祉分野のサービスに対する需要が増大する中で、その担い手である看護・介護労働者の確保に向けて速やかな対応を図るとともに、建設業等労働力不足が深刻となっている分野における雇用改善への取り組みを促進してまいります。さらに、首都圏への一極集中の是正を計り、国土の均衡ある発展に資するため、地方における人材の確保、育成、定住の促進等、総合的な地域雇用対策を推進してまいります。 豊かでゆとりある勤労者生活の実現のためには、労働時間の短縮は不可欠の課題であり、このため、労使の自主的努力を促進するための環境整備を図りつつ、完全週休二日制の普及促進等に全 力を傾注してまいります。また、勤労者財産形成制度の活用による勤労者の資産形成の促進及び勤労者の余暇・リフレッシュ対策等、総合的な勤労者福祉対策の展開を図ってまいります。 さらに、勤労者福祉の基本である職場の安全、健康の確保に向け、死亡災害を初めとする労働災害撲滅のための対策の一層の推進を図るとともに、健康で快適な職場づくりに取り組んでまいります。 本格的な高齢化社会の到来の中で、今後の我が国経済社会の活力を維持していく上でも、高齢者が長年にわたり培ってきた知識、経験を生かし活躍することのできる社会システムの構築が必要不可欠であります。このため、六十歳定年を基盤とした六十五歳までの雇用の場の確保、シルバー人材センターの拡充等、高齢者対策の着実な進展を図ってまいります。 また、育児休業法の円滑な施行、介護休業制度の普及促進等、仕事と家庭の両立を図るための就業援助対策を推進するとともに、男女の均等な機会及び待遇の確保対策、パートタイム労働対策の推進等、女性が働きやすく、能力が発揮できる環境の整備を図ってまいります。 このような施策の展開に加え、国際化の進展に対応し、国際協力・交流の積極的展開、ILO条約の批准の促進、企業の海外進出の円滑化への支援、外国人労働者問題への適切な対応に努めてまいります。特に、外国人研修生の受け入れに関しては、人づくりを通じた国際的貢献という観点から重要な課題であると考えており、その拡充を図ってまいります。 さらに、国連障害者の十年の最終年を翌年に控え、雇用率制度の厳正な運用を図るとともに、重度障害者対策の充実、精神薄弱者、精神障害者に対する施策の前進等、障害者雇用対策の一層の推進に努めてまいります。 また、良好な労使関係の維持発展を図るための環境づくりにも努めてまいります。 以上、当面する労働行政の重点事項について、私の所信の一端を申し述べましたが、今後とも、本委員会と十分に連携をとりながらこれらの課題の達成に向け全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、皆様方の御理解、御協力を再度お願い申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。 どうもありがとうございました。(拍手)
○委員長(向山一人君) 続きまして、宮崎労働政務次官。
○政府委員(宮崎秀樹君) このたび労働政務次官を拝命いたしました宮崎秀樹でございます。 近年、我が国は、高齢化や女性の職場進出、人手不足、国際化、技術革新など大きく社会構造変化が進む中で、働く方々の労働条件の向上、また雇用の安定を図ること、そういう課題に迫られておるところでございます。真に豊かでゆとりのある勤労者生活の実現を目指す労働行政は、ますますその重要度を増しております。また、的確迅速にその対応が求められているところでございます。 私は、近藤労働大臣とともに全力を尽くしましてその職員を全うする所存でございます。 何とぞ委員長初め委員各位の一層の御指導、御鞭撻を賜りますことを切にお願い申し上げまして、簡単でございますが、あいさつにかえさせていただきます。(拍手)
○委員長(向山一人君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時二十一分散会 —————・—————