外務委員会 第1号
- 発言数
- 7 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1991/11/21
会議録
○委員長(大鷹淑子君) ただいまから外務委員会を開会いたします。 国政調査に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、国際情勢等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大鷹淑子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(大鷹淑子君) 国際情勢等に関する調査を議題といたします。 渡辺外務大臣から就任のごあいさつがあります。あわせて、所信を聴取いたします。渡辺外務大臣。
○国務大臣(渡辺美智雄君) 十一月五日、外務大臣を拝命いたしました渡辺美智雄であります。第百二十二回国会の参議院外務委員会の冒頭に当たり、皆様方にごあいさつを申し上げるとともに、所信の一端を申し述べさせていただきたいと存じます。 歴史的変革期にある国際社会は、今や冷戦を乗り越え、対話と協調による新しい秩序を構築するため真剣な努力を続けております。他方、国際社会は、国家間や民族間の対立や紛争、貧困、環境破壊、難民など、依然として数多くの問題を抱えており、私たちはこれらの不安定要因を一つ一つ克服していかなければなりません。 このような中で、世界第二の経済大国である我が国は、これからの国際秩序のあり方に大きな影響を与える存在となっており、その国際的な責任と役割はかつてないほど増大しております。我が国はこのような責任と役割を自覚しつつ、我が国自身の平和と繁栄を確保していくのみならず、世界の平和と繁栄のために他の諸国とともに汗を流すことを通じて、地球社会において名誉ある国家になっていかなければならないと私は考えております。このため、我が国といたしましては、平和憲法のもと、他国に脅威を与えるような軍事大国にならないとの基本方針を堅持しつつ、新しい世界平和の秩序の構築に向け、政治、経済の両面にわたって積極的な役割を果たしていく所存であります。 具体的には、国連の平和維持活動に対する人的側面及び資金的側面における協力、国連の機能強化、軍備管理・軍縮の促進、地域紛争の解決への協力などを通じて世界の平和と安定に貢献していく所存であります。また、我が国は、自由や民主主義といった価値を確保するための国際的協力に積極的に参画していくとともに、地球環境、難民、麻薬、国際テロといった人類共通の課題や開発途上国に対する支援に一層真剣に取り組んでいく方針であります。さらに、ウルグアイ・ラウンド交渉の成功に向けた努力などを通じて世界経済の健全な発展に貢献していく所存であります。 我が国といたしましては、米国を初めとする他の先進民主主義諸国と協調しつつ、持てる経済力、技術力などを活用してこれらの努力を行っていくことにより、新しい世界平和の秩序を構築していくために積極的に貢献してまいります。 私は、このような方針に基づき、宮澤内閣総理大臣のもとで、これまでの我が国の外交の成果を継承し、これをさらに発展させつつ、外務大臣としての重責を果たしていく所存であります。 本委員会の皆様は外交に精通され、多年にわたって外交に取り組んできておられます。委員の皆様の御鞭撻と御指導を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。 どうぞよろしくお願いします。
○委員長(大鷹淑子君) 以上で渡辺外務大臣の所信表明は終わりました。 引き続き、柿澤外務政務次官から就任のごあいさつがあります。柿澤外務政務次官。
○政府委員(柿澤弘治君) このたび、渡辺副総理・外務大臣のもとで外務政務次官を務めることになりました柿澤弘治でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 我が国の外交が大変難しい時期に差しかかっているときだけに、私自身、身の引き締まる思いでございます。 冷戦後の世界は激動の中にあり、国際社会は対話と協調による新しい秩序を模索しております。世界第二の経済大国である我が国としても、この流動的な国際情勢に適切に対応しつつ、みずからの平和と繁栄を確保するのみならず、世界の平和と繁栄のために貢献していかなければなりません。このため、我が国は持てる経済力、技術力などを活用しつつ、新しい世界平和の秩序の構築に貢献してまいらなければならないと考えております。 このような考え方に基づきまして、渡辺外務大臣を補佐いたし、積極的な外交の展開に全力を尽くしてまいる所存でございます。 そのためにも、外交に精通しておられる大鷹委員長初め本委員会の委員の先生方の御指導と御協力を心からお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(大鷹淑子君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時七分散会 —————・—————