沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1991/11/19
会議録
○中西委員長 これより会議を開きます。 理事辞任の件についてお諮りいたします。 理事岡田克也君、中川昭一君、与謝野馨君から、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中西委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 引き続き、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。 その補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なししと呼ぶ者あり〕
○中西委員長 御異議なしと認めます。 それでは、 鈴木 宗男君 仲村 正治君 渡辺 省一君を理事に指名いたします。 ————◇—————
○中西委員長 この際、渡辺外務大臣、岩崎総務庁長官、伊江沖縄開発庁長官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。渡辺外務大臣。
○渡辺(美)国務大臣 外務大臣に就任いたしましたので、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、北方領土問題について申し述べます。 一九八九年以降の世界の激変は、新しい世界平和の秩序を構築する時代の始まりと認識すべきであります。このような歴史的転換の流れの中で、日ソ間において北方領土問題がいまだ解決されておらず、そのために平和条約の締結を見ていないことは、まことに不自然であると言わざるを得ません。 北方領土問題につきましては、本年四月の日ソ共同声明において、歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島の四島帰属問題こそが平和条約において解決されるべき領土問題であることが明確に確認されております。さらに、八月政変以降は、ロシア共和国及び連邦の両指導部より、領土問題を「法と正義」の立場に立って早期に解決すべきであるとの意向が表明されているところであります。 また、本年十月には、日ソ両国外相間の往復書簡により、北方領土に居住するソ連邦国民と我が国国民の間の交流の新しい枠組みが策定されました。この枠組みの適切な運用により、相互理解が増進され、領土問題の解決に寄与することを期待するものであります。 今日、北方領土返還を求める国民世論が一層の高まりを見せていることは、外交交渉に当たる者としてまことに心強い限りであります。まさに、ようやく今、北方領土問題を解決し、平和条約を締結すべき時は熟しつつあると言えます。政府といたしましては、このような新しい状況及び本年四月の決議を初めとする累次にわたる北方領土問題解決促進に関する本委員会の決議を踏まえて、一日も早く北方四島の返還を実現すべく、今後ともソ連との交渉に全力を傾注してまいる所存であります。 次に、沖縄に関する事項について申し述べます。 日米安保条約は、引き続き不透明かつ不安定な国際情勢の中にあって、我が国を含むアジア・太平洋の平和と安全にとって不可欠な枠組みであります。政府としては、米軍施設、区域の円滑かつ安定的使用の確保は、日米安保条約の目的を達成するために極めて重要であると考えております。 同時に、政府としては、沖縄県民の方々が米軍施設、区域の存在によって御苦労されていることは十分理解しており、密度が高い米軍施設、区域の整理統合の実施について鋭意努力を払ってきているところであります。また、米軍の活動に伴う住民生活への影響につきましても、これを最小限にとどめるよう努力を払っております。 政府といたしましては、安保条約の目的達成と地域住民の要望との調和を図りつつ、沖縄における諸問題の解決のため、今後とも努力を払っていく所存であります。 最後に、本委員会の委員の皆様より御協力、御助言を賜りますよう切にお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
○中西委員長 岩崎総務庁長官。
○岩崎国務大臣 今回の新内閣発足に伴い、総務庁長官を拝命し、北方対策本部長として、国民的重要課題である北方領土問題の解決促進に取り組むことになりました岩崎純三でございます。 我が国固有の領土である北方領土の返還を国民の総意に基づき実現することは、国家の基本にもかかわる重要な課題であります。 本年四月の日ソ首脳会談においては、残念ながら全国民の悲願である北方領土の返還は実現しませんでしたが、ソ連邦では、八月の政変以降、民主主義に立脚した新しい国家秩序づくりが進めら れるなどさまざまな変化が生じており、北方領土問題を解決し、平和条約を締結すべき時が熟しつつあるように思われます。 こうした情勢の中で、先般、北方四島との交流の新しい枠組みがつくられましたが、今後この交流を通じて相互理解の増進が図られ、もって北方領土問題の解決に寄与することが期待されるところであります。 このような状況にある今日、北方四島の一括返還を実現するためには、それを求める国民世論の結集がますます重要となってきており、国民世論の高揚を図るための施策の一層の推進を図る必要があります。このほか、元居住者に対する援護、北方領土隣接地域の振興等の諸施策につきましても鋭意推進していく必要があります。 北方対策本部長といたしまして、与えられた職員の重さを痛感し、誠心誠意職務の遂行に当たる所存でございますので、委員長を初め委員の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○中西委員長 伊江沖縄開発庁長官。
○伊江国務大臣 このたび、沖縄開発庁長官を拝命いたしました伊江朝雄でございます。 昭和四十七年五月の沖縄の本土復帰以来、今日まで十九年余りが経過しましたが、この間、二次にわたる振興開発計画に基づき、沖縄の振興開発のための諸施策が講ぜられ、多額の国費の投入と県民のたゆまざる努力により、沖縄の経済社会は総体として着実に発展してまいりました。しかしながら、生活、産業基盤の面でなお整備を要するものが多く見られるとともに、産業振興や雇用の問題など、解決を要する多くの課題を抱えております。 第二次沖縄振興開発計画は本年度をもって終了いたしますが、今後の沖縄の振興開発については、本年六月の沖縄振興開発審議会から内閣総理大臣あてに出された意見具申にもありますように、引き続き沖縄振興開発計画を策定するとともに、財政上及び税制上の特別措置を継続することが必要であると考えております。今後、沖縄県の意向も伺い、沖縄県民と一体となって全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。 何とぞ、委員長を初め委員の皆様方にはよろしく御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。ありがとうございます。(拍手)
○中西委員長 次に、柿澤外務政務次官、遠藤総務政務次官、鴻池沖縄開発政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。柿澤外務政務次官。
○柿澤政府委員 このたび外務政務次官に就任いたしました柿澤弘治でございます。渡辺大臣を補佐いたしまして、微力ではありますが、職務を全うするため全力を傾ける所存であります。 北方領土問題に関しましては、先ほど大臣が申し述べられましたように、北方四島の一括返還を実現し、平和条約を締結することにより、ソ連との間に真の相互理解に基づく安定した関係を確立するとの基本方針にのっとりまして、さらに粘り強い外交努力を続ける所存であります。 また、沖縄に関しましても、先ほど大臣からお話がありましたように、日米安全保障条約の目的達成のために、緊要な米軍の施設、区域の安定的使用と周辺住民の皆さんの生活との調和を図りつつ、沖縄の諸問題の解決のため努力していく所存であります。 本特別委員会の各委員の御指導、御鞭撻と御協力を心からお願い申し上げまして、就任のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○中西委員長 遠藤総務政務次官。
○遠藤(武)政府委員 総務政務次官を拝命いたしました遠藤武彦であります。 北方領土問題の解決は国民的課題であると存じます。岩崎総務庁長官の御指示はもとより、諸先輩の御指導を賜りながら、与えられた職員を全うする覚悟でございます。 中西委員長初め委員の皆様方の格段の御指導と御鞭撻のほどをお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○中西委員長 鴻池沖縄開発政務次官。
○鴻池政府委員 このたび沖縄開発政務次官を拝命いたしました鴻池祥肇でございます。 伊江長官の御指示のもと、沖縄振興開発のために全力を傾注する所存でございます。 委員長を初め委員の皆様方には何とぞよろしく御指導、御鞭撻を賜りまするように心よりお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。ありがとうございます。(拍手)
○中西委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時四十四分散会