環境委員会 第1号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1991/02/05
会議録
○小杉委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、私が当委員会の委員長に就任することになりました。 今、地球の温暖化や酸性雨、あるいはまた熱帯雨林の保護など、地球規模の環境問題がクローズアップされておりますし、最近は特にペルシャ湾岸における油流出事故というような問題も起こっておりまして、これらの国際的な重要な政策課題に対しまして、当委員会としても積極的に取り組んでまいりたいと思っております。 また、国内でも、窒素酸化物の問題、あるいはさまざまな排水による水質汚濁、あるいは快適環境の創造など、国民の環境に対するニーズが大変高まっておりまして、これからの次代へよりよい環境を継承していくということが我々の重要な責務であろうと思っております。このような状況を考えますと、当委員会に課せられた使命は大変重要であると考えております。 何分微力でありますが、誠心誠意、公正にしてまた円満な委員会の運営を心がけてまいりますので、委員各位の一層の御鞭撻と御協力をお願いいたしまして、委員長としてのあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございます。(拍手) ────◇─────
○小杉委員長 この際、理事の辞任についてお諮りいたします。 理事鈴木恒夫君、戸井田三郎君及び竹内猛君から、それぞれ理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小杉委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 ただいまの理事の辞任による欠員のほか、委員の異動及び私の委員長就任に伴いまして、現在理事が五名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小杉委員長 御異議なしと認めます。 それでは、理事に 小澤 潔君 片岡 武司君 久間 章生君 柳本 卓治君 及び 馬場 昇君 を指名いたします。 ────◇─────
○小杉委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 環境保全の基本施策に関する事項 公害の防止に関する事項 自然環境の保護及び整備に関する事項 快適環境の創造に関する事項 公害健康被害救済に関する事項 公害紛争の処理に関する事項 以上の各事項について、その実情を調査し、対策を樹立するため、関係各方面からの説明聴取及び資料の要求等の方法により、本会期中調査を進めたいと存じます。 つきましては、衆議院規則第九十四条により、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小杉委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 ────◇─────
○小杉委員長 この際、先般環境庁長官に就任されました愛知和男君及び環境政務次官に就任されました小野清子君から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。愛知環境庁長官。
○愛知国務大臣 環境庁長官及び地球環境問題担当大臣を拝命いたしました愛知和男でございます。 衆議院環境委員会の開催に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 経済的、社会的に一体化しつつあるこの世界で、我が国は国際的地位にふさわしい責任と役割を担うことを求められております。世界各国の重要な政策課題となっている地球環境問題の解決に貢献していくことが我が国の使命であると思います。 私は、先週、急遽、パリで開催されたOECD環境大臣会合に出席いたしました。この件に関しまして、小杉委員長を初め委員各位の皆様方に御理解と御協力をいただきましたことをこの機会に厚く御礼を申し上げさせていただきます。 会議では「経済政策と環境政策の統合」をテーマに議論が行われ、経済的手段を環境政策の中に生かしていく可能性等について大いに議論されました。私は第二日目に出席し、一九九〇年代の環境保全戦略のセッションで、アジア地域に対する環境支援の重要性について発言を行いました。 この会議では、湾岸の原油流出問題について、イラクの意図的な原油流出を強く非難するとともに、各国が汚染除去にあらゆる努力を行うこと等を内容とする特別声明を発表いたしました。 また、コミュニケにも、油汚染に対する準備、対応及び協力に関する条約の早期完全履行などが盛り込まれております。 私は、この問題につきまして、アメリカのライリー環境保護庁長官やイギリスのヘーゼルタイン環境相と意見交換をしてまいりました。 このように、環境問題は、人類の生存にかかわるものとして、世界の最重要政策課題の一つとなっております。我が国が、国際社会でふさわしい責務を果たすためにも、地球温暖化、オゾン層の破壊、有害廃棄物の越境移動等の地球環境問題に正面から取り組むことが求められております。 来年一九九二年には、ブラジルにおきまして「環境と開発に関する国連会議」の開催が予定されております。この会議は、世界が環境に優しい社会づくりへの第一歩をしるすものとして画期的な意義を有するものでございます。私は、環境庁長官として、この会議が大きな成果を得るよう全力を尽くしてまいりたいと存じております。 また、地球環境問題の解決のためにも、国内の社会経済構造を環境に優しいものに変えていく努力が必要でございます。このため、資源やエネルギーの循環システム、すなわちリサイクル社会の形成が重要であると考えております。 さらに、豊かな自然との触れ合いを求める国民のニーズの高まりにこたえるとともに、依然として深刻な都市の窒素酸化物大気汚染や生活排水への対策を推進し、より快適で住みよい生活環境を実現していく努力を進めてまいります。 また、水俣病の早期解決を図るための総合的対策を打ち出すべく検討を進めてまいります。 昭和四十六年に発足いたしました環境庁はことしで満二十歳を迎えます。ただいま申し上げましたように、成人式の環境庁はさまざまな難問を抱え、極めて重要な局面に立っております。 我々の生存の基盤である地球環境を保全し、また、よりよい生活環境を実現していく上で、委員長を初め委員各位の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○小杉委員長 次に、小野環境政務次官。
○小野(清)政府委員 環境政務次官の小野清子でございます。 ただいま環境庁長官が申しましたように、昨今の環境問題は、地球的規模の問題から身近な生活環境の問題まで、極めて広範なものとなっております。 環境の保全というのは、私ども人類の生きる基盤を守り、次の世代に伝えていく営みであると私は考えております。環境行政に寄せられます国民の期待がますます高まっておりますことを痛感し、長官を補佐いたしまして、最大の努力をしてまいりたいと思っております。 特に、環境問題の解決には、国民一人一人が足元からとれる行動も多くございますので、私は一人の生活者の立場から積極的に呼びかけて進めてまいりたいと思います。 今後とも、皆様方の御指導をいただきますようお願いをいたしまして、私のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○小杉委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時二十分散会