環境特別委員会 第3号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1990/11/09
会議録
○委員長(上野雄文君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る五日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として松前達郎君が選任されました。 ─────────────
○委員長(上野雄文君) 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。 水俣病問題の早期解決に関する件について、田渕君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。田渕勲二君。
○田渕勲二君 私は、水俣病問題の早期解決を図るべく、当委員会でその旨の決議を行うことを各会派に要請してまいりました。その後、各会派の間で協議を行ってまいりましたが、決議を行うまでに至りませんでした。 したがいまして、私は、この場で我が党が起草いたしました決議案の案文を朗読いたしますとともに、引き続き各会派の間で協議を願い、合意が得られることを強く求めるものであります。 案文を朗読いたします。 水俣病問題の早期解決に関する決議(案) 水俣病問題は今なお未解決である。被害者の認定制度に対しては再申請が繰り返されるとともに、幾多の裁判が争われている。 こうした状況の中で、平成二年九月二十八日の東京地方裁判所の和解勧告を皮切りに、十月四日には熊本地方裁判所が、十月十二日には福岡高等裁判所が、そして十月十八日には福岡地方裁判所が相次いで和解を勧告し、訴訟関係者に紛争の早期解決を促すに至った。 水俣病の救済は、昭和四十八年に原因者であるチッソ株式会社と被害者団体との間で補償協定が締結されたものの、行政救済制度としては、公害健康被害の補償等に関する法律と水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法に基づく認定制度があるにすぎない。これに認定棄却の処分を受けたものに対する特別医療事業を加えても、水俣病問題の早期解決にはほど遠いのが実情である。 我々はこのような事態に深い憂慮の念と遺憾の意を表する。 政府は、裁判所の和解勧告を尊重して、一刻も早く勧告に応じるとともに、万難を排して問題の早期解決に当たるべきである。 右決議する。 以上であります。 委員長におかれましては、決議案が当委員会で合意が得られますよう、よろしくお取り計らいをお願いいたします。 以上です。
○委員長(上野雄文君) ただいまの田渕君朗読の決議案につきましては、今後とも理事会等で協議をしていきたいと思います。 ─────────────
○委員長(上野雄文君) これより請願の審査を行います。 第七五号水俣病問題に関する請願外四十五件を議題といたします。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第七五号水俣病問題に関する請願は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとし、第一六三号水俣病問題徹底解決のための裁判所和解(解決)勧告の国による即時受諾と和解交渉の国会による促進に関する請願外四十四件は保留とすることに意見が一致いたしました。 以上のとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(上野雄文君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたします。 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(上野雄文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(上野雄文君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(上野雄文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(上野雄文君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十五分散会