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119回国会衆議院1990/11/07

本会議 第7号

発言数
10
登壇者
4
会派数
2
開催日
1990/11/07

会議録

櫻内義雄無所属議長

○議長(櫻内義雄君) これより会議を開きます。      ────◇─────

佐藤敬夫自由民主党

○佐藤敬夫君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  山下徳夫君外十名提出、国会等の移転に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

櫻内義雄無所属議長

○議長(櫻内義雄君) 佐藤敬夫君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻内義雄無所属議長

○議長(櫻内義雄君) 御異議なしと認めます。     ─────────────  国会等の移転に関する決議案(山下徳夫君外十名提出)

櫻内義雄無所属議長

○議長(櫻内義雄君) 国会等の移転に関する決議案を議題といたします。  提出者の趣旨弁明を許します。山下徳夫君。     ─────────────  国会等の移転に関する決議案     〔本号末尾に掲載〕     ─────────────     〔山下徳夫君登壇〕

山下徳夫自由民主党

○山下徳夫君 ただいま議題となりました国会等の移転に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     国会等の移転に関する決議案   わが国は、明治以来近代化をなしとげ、第二次世界大戦後の荒廃から立ち上がり、今日の繁栄を築きあげてきた。今後の課題は、国民がひとしく豊かさを実感する社会を実現し、世界の人々との友好親善を深め、国際社会に貢献していくことである。   わが国の現状は、政治、経済、文化等の中枢機能が首都東京へ集中した結果、人口の過密、地価の異常な高騰、良好な生活環境の欠如、災害時における都市機能の麻痺等を生ぜしめるとともに、地域経済の停滞や過疎地域を拡大させるなど、さまざまな問題を発生させている。   これら国土全般にわたって生じた歪を是正するための基本的対応策として一極集中を排除し、さらに、二十一世紀にふさわしい政治・行政機能を確立するため、国会及び政府機能の移転を行うべきである。   政府においては、右の趣旨を体し、その実現に努力すべきである。  右決議する。 以上であります。  我が国は、明治以来、豊かな日本を目指し、国民のたゆみなき努力により近代化をなし遂げました。さらに、第二次世界大戦を経験し、その荒廃の中から立ち上がり、今日の繁栄を築き上げてまいりました。  しかしながら、日本の現状を見ますと、政治、経済、文化等の中枢機能が首都である東京に集中した結果、さまざまな弊害が生じております。  国土の均衡ある発展を図り、東京を真に風格ある国際都市として整備し、二十一世紀にふさわしい政治・行政機能を確立するためには、国会及び政府機能を移転することが必要であり、そのために英知を結集すべきであります。  政府においても、右の趣旨を体し、その実現のため特段の努力を求めるものであります。  なお、本決議案の提出に当たりまして、協議の経過を簡単に申し上げますと、さきの第百十八回国会における国会移転問題の論議を踏まえ、議院運営委員会理事会の協議により国会移転問題等を検討する協議会を設置いたしました。  本協議会におきまして、政府並びに有識者から意見の聴取を行い、さらに、各党の有志議員から成る新首都問題懇談会に所属される各党の代表者の方々と協議懇談するなど鋭意検討を重ね、本決議案を提出するに至った次第であります。  何とぞ、議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)     ─────────────

櫻内義雄無所属議長

○議長(櫻内義雄君) 採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

櫻内義雄無所属議長

○議長(櫻内義雄君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。  この際、内閣総理大臣から発言を求められております。これを許します。内閣総理大臣海部俊樹君。     〔内閣総理大臣海部俊樹君登壇〕

海部俊樹自由民主党内閣総理大臣

○内閣総理大臣(海部俊樹君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  東京一極集中を是正し、多極分散型国土の形成を図ることは内政上の重要課題であります。今回の御決議は、国会が率先して一極集中是正のきっかけを与えていただいたものと理解をいたしております。政府といたしましても、国の行政機関等の移転を推進しているところであります。  もとより、首都機能の移転問題については、国民生活全体に大きな影響を及ぼすものであり、国民的な合意も必要とする問題であります。今後とも、本決議の具体化のための議論が各党間で深められますことを期待いたしますとともに、政府としましては、本決議の意を体して、政府の各部門での検討を進めさせる所存であります。(拍手)      ────◇─────

櫻内義雄無所属議長

○議長(櫻内義雄君) 本日は、これにて散会いたします。     午後零時九分散会

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