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116回国会参議院1989/12/14

地方行政委員会 第3号

発言数
28
登壇者
6
会派数
3
開催日
1989/12/14

会議録

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) ただいまから地方行政委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、斎藤栄三郎君及び高木正明君が委員を辞任され、その補欠として吉川芳男君及び藤田雄山君が選任されました。     ─────────────

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) これより道路交通法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、去る十二月十二日に質疑を終局しておりますので、これより直ちに討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  道路交通法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、渕上君から発言を求められておりますので、これを許します。渕上君。

渕上貞雄日本社会党・護憲共同

○渕上貞雄君 私は、ただいま可決されました道路交通法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、税金党平和の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     道路交通法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、左記事項について善処すべきである。  一、交通事故死傷者数が著しく増加している現状にかんがみ、信号機等の交通安全施設の一層の整備、事故多発地点における道路の改善等道路交通環境の整備充実を図るほか、交通安全教育の充実、救急・救助体制の整備等関係機関が一体となった総合的な交通安全対策を積極的に推進し、交通死亡事故の抑止に努めること。  二、初心運転者講習の実施に当たっては、安全運転の動機付けを行う観点から実効性のある内容のものとするとともに、取消処分者講習においても、同様の観点から免許再取得後の事故防止を図るため講習内容の充実を図ること。  三、初心運転者期間制度の導入によって、初心運転者マークを表示している車に対し、取締りのための取締りが行われるということにならないよう、取締り現場への徹底を図ること。  四、指定自動車教習所における指導員の資質の向上を図るとともに、労働時間が長時間にわたる等の勤務条件により教習体制に支障をきたすことのないよう配慮するほか、高速道路の広域化等交通情勢の変化に対応した教習内容の充実強化を図ること。  五、高齢者の運転免許保有者数の増加と交通事故の現状にかんがみ、高齢運転者の身体的特性に配慮した安全教育の徹底等交通安全について万全を期すること。  六、本法の運用に当たっては、今回の改正が最近の交通事故の増大に起因するものであることを踏まえ、施行前に国民への十分な周知徹底を図ること。   右決議する。  以上でございます。  何とぞ、皆様方の御賛同をお願いいたします。

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) ただいま渕上君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 全会一致と認めます。よって、渕上君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。ただいまの決議に対し、渡部国務大臣から発言 を求められておりますので、この際、これを許します。渡部国務大臣。

渡部恒三自由民主党自治大臣・国家公安委員長

○国務大臣(渡部恒三君) 道路交通法の一部を改正する法律案につきましては、熱心なる御討議をいただき、厚く御礼申し上げます。  政府といたしましては、審議過程における御意見並びにただいまの附帯決議の趣旨を十分尊重いたしまして、交通安全対策の推進に万全の処置を講じてまいる所存でありますので、今後とも御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 次に、地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、去る十二月十二日に質疑を終局しております。  本案の修正について諫山君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。諫山君。

諫山博日本共産党

○諫山博君 修正案提案理由を御説明申し上げます。  私は、日本共産党を代表して、政府提出の地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対する修正案の概要を説明いたします。  今回提案されている政府案には、給付金額の引き上げ、物価スライドの完全自動化、障害年金の減退三級にかかわる事後重症の取り扱いの改正など、制度の改善が含まれており、もとよりこれには賛成であります。  しかしながら、政府案には来年四月から地方公務員共済組合連合会に公立学校共済組合、警察共済組合が加入するという括弧つきの「改正」があります。これは年金大改悪の地ならしとなった一九八三年の地方公務員共済連合会の設立に続くもので、政府の進める九五年公的年金一元化の一環として地公共済の財源一元化を完成させるものであります。  政府が進める公的年金一元化とは、給付と負担の公平を口実に、年金財政に対する国庫負担の削減、公的年金制度間の財政調整による年金制度全体の低位水準化、さらに既得権の剥奪や保険料負担の増大をもたらすものであり、このことは基礎年金の導入の例から見ても明らかであります。  本修正案は、こうした公的年金一元化の一環である両共済組合の連合会への加入に関する規定を削除しようとするものであります。  何とぞ、慎重御審議の上、御賛同いただきますようお願いして、説明を終わります。

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) それでは、これより原案並びに修正案について討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。——別に御発言もないようですから、これより直ちに地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案について採決に入ります。  まず、諫山君提出の修正案の採決を行います。  本修正案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 少数と認めます。よって、諫山君提出の修正案は否決されました。  それでは、次に原案全部の採決を行います。  本案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  この際、篠崎君から発言を求められておりますので、これを許します。篠崎君。

篠崎年子日本社会党・護憲共同

○篠崎年子君 私は、ただいま可決されました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、税金党平和の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、左記事項について善処すべきである。  一、来るべき高齢化社会における年金制度の果たす役割の重要性にかんがみ、その検討に当たっては、基礎年金の給付水準の改善を含め、総合的な視点と長期的展望に立って適切に対処すること。  二、公的年金制度の一元化については、各被用者年金制度の歴史、沿革及び成熟度等の相違等を考慮しつつ、被保険者及び組合員に不安を与えないよう合理的な制度の確立に努めること。  三、年金の支給開始年齢の引上げについては、我が国の定年制及び雇用環境の現状等社会経済情勢を勘案しつつ、世代間の公平性及び地方公務員共済年金制度の安定性が確保されるよう慎重に対処すること。  四、被用者年金制度間の負担調整については、年金制度の互助精神を堅持しながらも、各被用者年金制度それぞれの存立意義を確保するため、自助努力を更に高め、相互負担の軽減に努力すること。   右決議する。  以上でございます。  何とぞ、皆様の御賛同をお願いいたします。

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) ただいま篠崎君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。  本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 多数と認めます。よって、篠崎君提出の附帯決議案は多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。  ただいまの決議に対し、渡部自治大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。渡部自治大臣。

渡部恒三自由民主党自治大臣・国家公安委員長

○国務大臣(渡部恒三君) 地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案について慎重に御審議いただき、まことにありがとうございました。  ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重いたしまして善処してまいりたいと考えております。

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) これより請願の審査を行います。  請願第三一八号地方財政の充実強化に関する請願外二十五件を議題といたします。  まず、理事会において協議いたしました結果について、専門員に報告いたさせます。竹村専門員。

竹村晟参議院常任委員会専門員(地行)

○専門員(竹村晟君) ただいま議題となりました請願二十六件につきまして、お手元の資料に基づき、理事会の協議の結果を御報告申し上げます。  理事会におきましては、資料五ページの第四八〇〇号交差点等の交通事故防止対策に関する請願外同趣旨の請願十三件につきましては採択、同じく資料五ページの、これ左側ですが、第六五〇号交差点事故防止対策に関する請願外同趣旨の請願一件につきましては、請願の各項目のうち四の項目を除き採択すべきものと決定いたしました。  なお、その他の請願につきましては保留すべきものと決定いたしました。  以上が理事会における協議結果であります。

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) それでは、理事会において協議いたしましたとおり、第六五〇号交差点事故防止対策に関する請願外十五件は採択すべきものにして内閣に送付を要するものとし、このうち第六五〇号交差点事故防止対策に関する請願外一件につきましては、請願事項四項目中第四項を除 く旨の意見書案を審査報告書に付することとし、第三一八号地方財政の充実強化に関する請願外九件は保留といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、審査報告書並びに意見書案の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  地方行政の改革に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

渡辺四郎日本社会党・護憲共同

○委員長(渡辺四郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十六分散会

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