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116回国会参議院1989/11/09

選挙制度に関する特別委員会 第2号

発言数
11
登壇者
4
会派数
1
開催日
1989/11/09

会議録

前田勲男自由民主党

○委員長(前田勲男君) ただいまから選挙制度に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告をいたします。  去る十月十九日、山中郁子君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君が選任されました。  また、本日、笹野貞子君が委員を辞任され、その補欠として池田治君が選任されました。     ─────────────

前田勲男自由民主党

○委員長(前田勲男君) 選挙制度に関する調査を議題とし、七月に行われました第十五回参議院議員通常選挙の執行状況並びに選挙違反取り締まり状況につきまして、報告を聴取いたします。渡部自治大臣。

渡部恒三自由民主党自治大臣・国家公安委員長

○国務大臣(渡部恒三君) この機会に、第十五回参議院議員通常選挙の結果の概要について御報告を申し上げます。  御承知のとおり今回の選挙は、七月九日に任期が満了となる参議院議員の通常選挙でありまして、選挙すべき議員の数は、比例代表選挙五十人、選挙区選挙七十六人、合計百二十六人でありました。  選挙当日の有権者数は約八千九百八十九万人で、前回の通常選挙に比べ約三百四十六万人増加しております。  次に、投票の状況について申し上げます。  七月二十三日の投票日の天候は、一部の地域で曇りのほかは、全国的に晴れの好天に恵まれました。投票率は六五・〇%でありまして、これは衆参同日選挙となりました前回に比べ六・三%下回りましたが、通常選挙が単独で行われた前々回に比べますと八%高くなっております。  次に、立候補の状況について申し上げます。  比例代表選挙については、候補者名簿を届け出た政党は四十政党であり、前回に比べ十三政党増加しており、その届け出名簿に登載された候補者の数は三百八十五人で、前回に比べ百四十二人の増、競争率は七・七倍でありました。選挙区選挙につきましては、候補者数は二百八十五人で、前回に比べ二十二人の増、競争率は平均三・八倍でありました。  次に、当選人の状況について申し上げます。  党派別に申し上げますと、日本社会党は比例代表選挙で二十人、選挙区選挙で二十六人、合計四十六人。自由民主党は比例代表選挙で十五人、選挙区選挙で二十一人、合計三十六人。連合の会は選挙区選挙で十一人。公明党は比例代表選挙で六人、選挙区選挙で四人、合計十人。日本共産党は比例代表選挙で四人、選挙区選挙で一人、合計五人。民社党は比例代表選挙で二人、選挙区選挙で一人、合計三人。税金党は比例代表選挙で一人、選挙区選挙で一人、合計二人。第二院クラブ及びスポーツ平和党は比例代表選挙でそれぞれ一人。諸派・無所属は選挙区選挙で十一人となっております。  なお、婦人の当選人は二十二人で、前回を十二人上回り、これまでの最高となりました。  次に、比例代表選挙の全有効投票に対する党派別得票率は、日本社会党三五・一%、自由民主党二七・三%、公明党一〇・九%、日本共産党七・〇%、民社党四・九%、税金党二・一%、第二院クラブ二・二%、スポーツ平和党一・八%、諸派八・八%となっております。  また、選挙区選挙の党派別得票率は、日本社会党二六・四%、自由民主党三〇・七%、連合の会六・八%、公明党五・一%、日本共産党八・八%、民社党三・六%、税金党一・六%、諸派・無所属一七・〇%となっております。  最後に、選挙違反の状況について申し上げます。  投票日後九十日目の十月二十一日現在の今次選挙における検挙件数は四百九十七件、検挙人員は一千三百八十五人となっておりますが、これを前回と比較いたしますと、件数で二百二十四件(八二・一%)、人員で六百六十一人(九一・三%)の増加となっております。  以上をもちまして、過般の参議院議員通常選挙の結果の御報告とさせていただきます。

前田勲男自由民主党

○委員長(前田勲男君) 続きまして、中門警察庁刑事局長。

中門弘警察庁刑事局長

○政府委員(中門弘君) 本年七月二十三日に施行されました第十五回参議院議員通常選挙におきます違反行為の取り締まり状況について御報告申し 上げます。  選挙期日後九十日現在で集計いたしました数字は、お手元に資料としてお配りしてあります表に示したとおりでございます。  検挙状況は、総数で四百九十七件、千三百八十五人となっておりまして、前回の選挙における同時期の検挙二百七十三件、七百二十四人に比べますと、件数で二百二十四件、八二・一%の増加、人員で六百六十一人、九一・三%の増加となっております。  罪種別に申し上げますと、買収三百十五件、千十三人、自由妨害三十三件、三十二人、戸別訪問五十八件、百三十一人、文書違反六十八件、百八十七人、その他二十三件、二十二人となっておりまして、買収が検挙事件のうち件数で六三・四%、人員で七三・一%と最も多くなっております。  また、警告状況を申し上げますと、総数で一万一千三百七十三件でございまして、前回の一万四百四件と比べますと九百六十九件、九・三%の増加となっております。  なお、警告事案のほとんどは文書関係についてのものでありまして、総件数の九三・七%を占めております。  以上、簡単でございますが、概略を御報告申し上げる次第でございます。

前田勲男自由民主党

○委員長(前田勲男君) 以上で報告の聴取は終わりました。     ─────────────

前田勲男自由民主党

○委員長(前田勲男君) 次に、公職選挙法の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者衆議院公職選挙法改正に関する調査特別委員長左藤恵君から趣旨説明を聴取いたします。左藤恵君。

左藤恵自由民主党

○衆議院議員(左藤恵君) ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及びその内容を御説明申し上げます。  近年、指定都市においては、人口の移動等に伴い、区の再編成が行われ、衆議院議員の二以上の選挙区にわたって新たに区が設置されるという事態が生じております。  衆議院議員の選挙区は、指定都市については区の区域にその基礎を置いているため、このような場合にあっては、新たに設置された区の所属すべき選挙区を定めることとなりますが、指定都市の区については、市町村の合併の特例に関する法律に基づく特例措置のような規定がないため、選挙区が直ちに変更されることとなり、選挙人の候補者選択が困難になる等、種々の支障を来すおそれがあります。  本案は、以上のような実情にかんがみ、指定都市の区の新設に関し、衆議院議員の選挙区について、その急激な変更を緩和しようとするものでありまして、衆議院議員の二以上の選挙区にわたって新たに設置された指定都市の区に係る衆議院議員の選挙区については、当該区が設置された日以後二度目に行われる衆議院議員の総選挙前に行われる衆議院議員の選挙に限り、なお従前の区域によることといたしております。  なお、この法律は公布の日から施行することとし、その他所要の規定を整備することといたしております。  以上がこの法律案の提案の趣旨及び内容であります。  何とぞ、速やかに御賛同あらんことをお願い申し上げます。

前田勲男自由民主党

○委員長(前田勲男君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  御発言もなければ、質疑はないものと認め、これより討論に入ります。  御意見もなければ、討論はないものと認め、これより採決に入ります。  公職選挙法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

前田勲男自由民主党

○委員長(前田勲男君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

前田勲男自由民主党

○委員長(前田勲男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時九分散会

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