本会議 第2号
- 発言数
- 13 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1989/01/09
会議録
○議長(土屋義彦君) これより会議を開きます。 謹んで御報告申し上げます。 大行天皇には、一昨七日早暁、にわかに崩御あらせられました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。 議長は、議院を代表して皇居に参入し、御弔問申し上げました。
○議長(土屋義彦君) 日程第一 大行天皇崩御につき弔意を表する件 本院といたしましては、弔意を表するため、院議をもって弔詞を奉呈することとし、ここに大行天皇崩御につき弔詞案起草のため、委員二十三名から成る弔詞案起草に関する特別委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土屋義彦君) 御異議ないと認めます。 よって、院議をもって弔詞を奉呈することとし、弔詞案起草に関する特別委員会を設置することに決しました。 本院規則第三十条により、議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり特別委員を指名いたします。
○議長(土屋義彦君) 弔詞案の起草のため、午後二時三十分まで休憩いたします。 午後一時三分休憩 ─────・───── 午後二時三十七分開議
○議長(土屋義彦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これより弔詞案起草に関する特別委員長の報告を求めます。弔詞案起草に関する特別委員長嶋崎均君。 〔嶋崎均君登壇〕
○嶋崎均君 弔詞案起草に関する特別委員会における弔詞案起草の経過及び結果につきまして御報告申し上げます。 大行天皇におかせられましては、去る一月七日、にわかに崩御あらせられました。まことに痛惜哀悼にたえないところであります。 先ほどの本会議におきまして指名されました特別委員は、直ちに会議を開き、委員長の互選を行いましたところ、委員長に私、嶋崎均が互選されました。 引き続いて、弔詞案の協議に入りました。 案文の起草に当たりましては、大行天皇が御在位六十有余年を通じてお示しにならせられた世界平和と国民の幸福増進への御信念、それを実現するために御精励にならせられたお姿、御学問研究を通しての真理探究の御熱意、国民の敬愛の的であらせられた御誠実なお人柄などをおしのび申し上げながら、国民の至情を代表し、全議員の哀悼の誠意をあらわすべく慎重に協議をいたしました。 その結果、全員一致をもちまして次のような成案を得た次第でございます。 弔詞案を朗読いたします。 大行天皇におかせられては 国民こぞって 御健康と御長寿を乞い願い奉っておりましたところ にわかに 崩御あらせられました 大行天皇におかせられては御在位六十有余年 その間 内外極めて困難なときに際会せられました 大行天皇におかせられては 清明無私常に憲法に則られて御精励あらせられ内に臨まれては 国民生活の安定と向上文化の振興に 外に接せられては 列国との友誼の深厚世界の平和にみ心をそそがせられまた 御研究を通して 自然の摂理 真理の探究の尊さを 国民にお示しにならせられ人みな尊崇敬仰申し上げているところでありました 大行天皇の崩御に 国民は斉しく 悵悵として悲嘆措くところを知らないものがあります参議院は ここに国民の至情を代表して 謹んで弔意を表し奉ります 以上でございます。 何とぞ満場一致の御賛同をお願い申し上げまして、報告を終わる次第でございます。
○議長(土屋義彦君) ただいまの委員長報告の弔詞案に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土屋義彦君) 御異議ないと認めます。 よって、弔詞案は可決されました。 ただいま可決されました弔詞を朗読いたします。 〔総員起立〕 弔 詞 大行天皇におかせられては 国民こぞって 御健康と御長寿を乞い願い奉っておりましたところ にわかに 崩御あらせられました 大行天皇におかせられては 御在位六十有余年その間内外極めて困難なときに際会せられました 大行天皇におかせられては 清明無私 常に憲法に則られて御精励あらせられ 内に臨まれては国民生活の安定と向上文化の振興に 外に接せられては 列国との友誼の深厚 世界の平和に み心をそそがせられ また 御研究を通して 自然の摂理真理の探究の尊さを 国民にお示しにならせられ人みな尊崇敬仰申し上げているところでありました 大行天皇の崩御に 国民は斉しく 悵悵として悲嘆措くところを知らないものがあります参議院は ここに国民の至情を代表して 謹んで弔意を表し奉ります 弔詞の奉呈方は、議長において取り計らいます。 —————・—————
○議長(土屋義彦君) この際、日程に追加して、宮内庁法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(土屋義彦君) 御異議ないと認めます。 まず、委員長の報告を求めます。内閣委員長大城眞順君。 〔大城眞順君登壇〕
○大城眞順君 ただいま議題となりました宮内庁法の一部を改正する法律案につきまして御報告申し上げます。 本法律案の内容は、大行天皇の崩御に伴いまして皇后陛下が皇太后陛下となられましたので、宮内庁に皇太后に関する事務をつかさどる皇太后宮職を新設し、同職の事務を掌理させるため皇太后宮大夫を置くとともに、大行天皇の御喪儀関係事務等を整理させるため、侍従職に置かれる侍従次長を、当分の間、一人増員し、二人とすることであります。 委員会におきましては、小渕内閣官房長官より趣旨説明を聴取し、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、御報告申し上げます。 —————————————
○議長(土屋義彦君) これより採決をいたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(土屋義彦君) 総員起立と認めます。 よって、本案は全会一致をもって可決されました。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時四十六分散会