本会議 第27号
- 発言数
- 23 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1988/05/25
会議録
○議長(原健三郎君) これより会議を開きます。 ────◇─────
○自見庄三郎君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。 中山利生君外三名提出、第三回国際連合軍縮特別総会に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
○議長(原健三郎君) 自見庄三郎君の動議に御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原健三郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加されました。 ───────────── 第三回国際連合軍縮特別総会に関する決議案(中山利生君外三名提出)
○議長(原健三郎君) 第三回国際連合軍縮特別総会に関する決議案を議題といたします。 提出者の趣旨弁明を許します。中山利生君。 ───────────── 第三回国際連合軍縮特別総会に関する決議案 〔本号(一)末尾に掲載〕 ───────────── 〔中山利生君登壇〕
○中山利生君 ただいま議題となりました第三回国際連合軍縮特別総会に関する決議案につきまして、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・民主連合を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 第三回国際連合軍縮特別総会に関する決議案 米ソ両国により、中距離核戦力全廃条約が署名され、更に両国の間で戦略核兵器の大幅削減を目指す交渉が進められていることは、核軍縮の促進のために明るい展望を開くものであり、今や全面完全軍縮なかんずく核兵器の廃絶という人類共通の究極の目標に対する期待には大なるものがある。 このような時に、本年、第三回国際連合軍縮特別総会が開催され、世界的規模で軍縮問題が討議されることは誠に意義深い。世界の恒久平和、特に、広島、長崎の惨禍が再び繰り返されないことを願い、非核三原則を国是として堅持する我が国国民の軍縮特別総会に寄せる期待にも誠に強いものがある。 ついてはこの際、本院は、この総会において軍縮を一層促進させるため、政府が左の事項につき誠実に努力するよう要請する。 一 世界の平和と安全に特別の責任を有する米ソ両国に対し、戦略核兵器大幅削減の実現のために一層の努力を傾けるよう強く訴えること。 二 全面完全軍縮を目指す一環として、国家間の相互不信を除去または低減する努力を行うとともに、すべての核兵器保有国に対し、検証制度を伴つた核軍縮の実効ある措置をとるよう強く訴えること。 三 世界で唯一の被爆国日本の立場から、地下核実験を含む核実験全面禁止条約の早期締結を要請するとともに、核兵器不拡散条約未加盟国に対しては、同条約への早期加盟を勧奨すること。また、すべての国に対して、化学兵器全廃のための国際条約が早期に締結されるよう呼びかけること。 四 非核武装地帯構想は、核拡散の防止ひいては世界の平和の維持に重要な意義を有していることにかんがみ、適切な条件の整つている地域に非核武装地帯の設置が実現するよう国際的努力をすること。 五 際限のない軍備の増強は当事国にとつても国際社会にとつても看過し得ない問題である。よつて通常兵器の分野も含め軍備を必要最小限度にとどめるよう各国に強く訴えるとともに、広く世界の経済的社会的発展が推進されるよう呼びかけること。 右決議する。 〔拍手〕 以上であります。 核兵器を全廃し、軍備なき平和な国際社会を実現することは、人類共通の究極の目標であり、世界各国のひとしく熱望するところであります。 幸い、昨年十二月、米ソ両国により中距離核戦力全廃条約が署名され、ソ連軍のアフガニスタン撤退、さらに、今月二十九日から戦略核兵器削減等の交渉のための米ソ首脳会談が開催されるなど、軍縮の促進について明るい展望が開かれてまいりました。 しかしながら、依然として地球上には大量の核兵器が存在し、また、一部地域において国際的武力紛争が続いていることも否定し得ない事実であります。 このような国際情勢の中で、第三回国連軍縮特別総会が開催され、竹下首相を初めとして、各国首脳が参加し、軍縮問題について討議が行われることは、軍縮促進のための新たな努力への弾みを与えることになり、極めて意義深いものがあります。 政府は、軍縮特別総会に臨むに当たって、本決議の趣旨を体し、永続する真の世界平和を目指し、軍縮へのより積極的な役割を果たすために最善の努力を払うべきであります。 何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げます。(拍手) ─────────────
○議長(原健三郎君) 採決いたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(原健三郎君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。 この際、外務大臣から発言を求められております。これを許します。外務大臣宇野宗佑君。 〔国務大臣宇野宗佑君登壇〕
○国務大臣(宇野宗佑君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。 政府といたしましては、このような決議が採択されましたことを真剣に受けとめており、この決議を体しまして、第三回国連軍縮特別総会において努力する所存であります。(拍手) ────◇───── 請願日程 元従軍看護婦に対する慰労給付金に関する請願外四百五十八請願
○議長(原健三郎君) 請願日程、元従軍看護婦に対する慰労給付金に関する請願外四百五十八請願を一括して議題といたします。 ───────────── 〔報告書は会議録追録に掲載〕 ─────────────
○議長(原健三郎君) 各請願は委員長の報告を省略して採択するに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原健三郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 ────◇───── 委員会の閉会中審査に関する件
○議長(原健三郎君) お諮りいたします。 懲罰委員会を除く内閣委員会外十六常任委員会並びに災害対策特別委員会外七特別委員会から、閉会中審査いたしたいとの申し出があります。 ───────────── 〔閉会中審査案件は本号(一)末尾に掲載〕 ─────────────
○議長(原健三郎君) 各委員会から申し出のあった案件中、まず、地方行政委員会から申し出の留置施設法案、運輸委員会から申し出の海上保安庁の留置施設に関する法律案は、各委員会において閉会中審査するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(原健三郎君) 起立多数。よって、そのとおり決しました。 次に、内閣委員会から申し出の防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案、地方行政委員会から申し出の地方自治法の一部を改正する法律案、法務委員会から申し出の刑事施設法案及び刑事施設法施行法案、社会労働委員会から申し出の北海道旧土人保護法及び旭川市旧土人保護地処分法の一部を改正する法律案は、各委員会において閉会中審査するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(原健三郎君) 起立多数、よって、そのとおり決しました。 次に、文教委員会から申し出の学校教育法の一部を改正する法律案及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案は、同委員会において閉会中審査するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(原健三郎君) 起立多数。よって、そのとおり決しました。 次に、内閣委員会から申し出の行政機関の保有する電子計算機処理に係る個人情報の保護に関する法律案及び統計法及び統計報告調整法の一部を改正する法律案、社会労働委員会から申し出の後天性免疫不全症候群の予防に関する法律案は、各委員会において閉会中審査するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(原健三郎君) 起立多数。よって、そのとおり決しました。 次に、ただいま閉会中審査するに決しました案件を除く他の案件について、各委員会において申し出のとおり閉会中審査するに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(原健三郎君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 ─────────────
○議長(原健三郎君) お諮りいたします。 内閣提出、臨時教育改革推進会議設置法案は内閣委員会において、教育職員免許法等の一部を改正する法律案は文教委員会において、それぞれ閉会中審査することといたしたいと存じます。これに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(原健三郎君) 起立多数。よって、そのとおり決しました。 ────◇─────
○議長(原健三郎君) 諸君、第百十二回国会は、本日をもって終了いたします。 今国会は、昨年十二月二十八日に召集されて以来長期間にわたりましたが、この間における諸君の御労苦に対し、深く敬意を表する次第であります。 また、議長に寄せられました多大の御協力に対し、衷心より感謝申し上げます。 諸君におかれましては、御自愛の上、一層御活躍されることを切望してやみません。(拍手) ────◇─────
○議長(原健三郎君) これにて散会いたします。 午後一時二十一分散会