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112回国会衆議院1988/03/25

大蔵委員会 第9号

発言数
6
登壇者
2
会派数
1
開催日
1988/03/25

会議録

越智通雄自由民主党

○越智委員長 これより会議を開きます。  本日付託になりました内閣提出、昭和六十三年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を求めます。宮澤大蔵大臣。     ─────────────  昭和六十三年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案     〔本号末尾に掲載〕     ─────────────

宮澤喜一自由民主党大蔵大臣

○宮澤国務大臣 ただいま議題となりました昭和六十三年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案の提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  御承知のとおり、我が国財政を取り巻く環境には依然として厳しいものがあり、我が国経済の着実な発展と国民生活の安定、向上を図るためには、引き続き財政の改革を強力に推進し、その対応力の回復を図ることが緊要であります。  このため、政府は、昭和六十三年度予算におきまして、歳出の徹底した見直し、合理化等に取り組むことにより、昭和六十五年度までの間に特例公債依存体質から脱却し、公債依存度を引き下げるという努力目標達成に向けて着実に前進することといたしております。  まず、歳出面におきましては、国民健康保険制度の改革を初めとする既存の制度、施策の見直しを行い、特に経常経費について一層の節減合理化を行うとともに、内需拡大の要請に配意し、一般公共事業費についてNTT株式の売り払い収入を活用すること等により前年度当初予算に対し二〇%増という極めて高い水準を確保するほか、限られた財源を重点的、効率的に配分するよう努めることといたしております。  他方、歳入面におきましては、税制につきまして、税制の抜本的改革との関連に留意しつつ、最近の社会経済情勢等に即応して、当面早急に実施すべき措置を講ずるとともに、税外収入につきましては、可能な限りその確保を図ることといたしております。  しかしながら、昭和六十三年度におきましては、なお財源が不足するため、特例公債の発行を行うこととするほか、国債費定率繰り入れの停止などの措置をとらざるを得ない状況にあります。  本法律案は、以上申し述べましたうち、特例公債の発行等、昭和六十三年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置を定めるものであります。  以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。

越智通雄自由民主党

○越智委員長 速記をとめてください。     〔速記中止〕

越智通雄自由民主党

○越智委員長 速記を始めてください。  宮澤大蔵大臣。

宮澤喜一自由民主党大蔵大臣

○宮澤国務大臣 第一は、特例公債の発行であります。  昭和六十三年度の一般会計の歳出の財源に充てるため、予算をもって国会の議決を経た金額の範囲内で特例公債を発行できることとしております。  第二は、国債費定率繰り入れ等の停止であります。  昭和六十三年度における国債の元金の償還に充てるべき資金の一般会計から国債整理基金特別会計への繰り入れについて、国債総額の百分の一・六に相当する金額の繰り入れ及び割引国債に係る発行価格差減額の年割り額に相当する金額の繰り入れは、行わないこととしております。  第三は、政府管掌健康保険事業に係る繰り入れの特例であります。  昭和六十三年度における一般会計から厚生保険特別会計健康勘定への繰り入れについては、健康保険法に規定する国庫補助に係る額から六百五十億円を控除して繰り入れるものとするなどの措置を講ずることとしております。  以上が、この法律案の提案の理由及びその内容であります。  何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。

越智通雄自由民主党

○越智委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時三十一分散会

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