外務委員会 第12号
- 発言数
- 19 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1988/05/24
会議録
○糸山委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告申し上げます。 本委員会の委員でありました森美秀君が、去る十五日、逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。 ここに、謹んで委員各位とともに哀悼の意を表し、御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。 御起立をお願いします。——黙祷。 〔総員起立、黙祷〕
○糸山委員長 黙祷を終わります。御着席を願います。 ────◇─────
○糸山委員長 理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例によりまして、委員長において指名することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○糸山委員長 御異議なしと認めます。 それでは、理事に永末英一君を指名いたします。 ────◇─────
○糸山委員長 国際情勢に関する件について調査を進めます。 ただいま委員長の手元に、中山利生君外三名より、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・民主連合の四派共同提案による第三回国際連合軍縮特別総会に関する件について本委員会において決議されたいとの動議が提出されております。 この際、本動議を議題とし、提出者から趣旨の説明を求めます。中山利生君。
○中山(利)委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 第三回国際連合軍縮特別総会に関する件(案) 米ソ両国により、中距離核戦力全廃条約が署名され、更に両国の間で戦略核兵器の大幅削減を目指す交渉が進められていることは、核軍縮の促進のために明るい展望を開くものであり、今や全面完全軍縮なかんずく核兵器の廃絶という人類共通の究極の目標に対する期待には大なるものがある。 このような時に、本年、第三回国際連合軍縮特別総会が開催され、世界的規模で軍縮問題が討議されることは誠に意義深い。世界の恒久平和、特に、広島、長崎の惨禍が再び繰り返されないことを願い、非核三原則を国是として堅持する我が国国民の軍縮特別総会に寄せる期待にも誠に強いものがある。 ついてはこの際、本委員会は、この総会において軍縮を一層促進させるため、政府が左の事項につき誠実に努力するよう要請する。 一 世界の平和と安全に特別の責任を有する米ソ両国に対し、戦略核兵器大幅削減の実現のために一層の努力を傾けるよう強く訴えること。 二 全面完全軍縮を目指す一環として、国家間の相互不信を除去または低減する努力を行うとともに、すべての核兵器保有国に対し、検証制度を伴った核軍縮の実効ある措置をとるよう強く訴えること。 三 世界で唯一の被爆国日本の立場から、地下核実験を含む核実験全面禁止条約の早期締結を要請するとともに、核兵器不拡散条約未加盟国に対しては、同条約への早期加盟を勧奨すること。また、すべての国に対して、化学兵器全廃のための国際条約が早期に締結されるよう呼びかけること。 四 非核武装地帯構想は、核拡散の防止ひいては世界の平和の維持に重要な意義を有していることにかんがみ、適切な条件の整っている地域に非核武装地帯の設置が実現するよう国際的努力をすること。 五 際限のない軍備の増強は当事国にとっても国際社会にとっても看過し得ない問題である。よって通常兵器の分野も含め軍備を必要最小限度にとどめるよう各国に強く訴えるとともに、広く世界の経済的社会的発展が推進されるよう呼びかけること。 右決議する。 以上であります。 何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
○糸山委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。 採決いたします。 中山利生君外三名提出の動議に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○糸山委員長 起立多数。よって、本件は本委員会の決議とすることに決しました。 この際、外務大臣より発言を求められておりますので、これを許します。外務大臣宇野宗佑君。
○宇野国務大臣 ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。 政府といたしましては、このような決議が採択されましたことを真剣に受けとめており、この決議を体しまして第三回国連軍縮特別総会において努力する所存であります。
○糸山委員長 お諮りいたします。 ただいまの決議について、議長に対する報告及び関係当局への参考送付につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○糸山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ────◇─────
○糸山委員長 次に、請願の審査に入ります。 今国会、本委員会に付託されました請願は四十五件であります。 本日の請願日程を一括して議題といたします。 まず、請願の審査方法についてお諮りいたします。 各請願の趣旨につきましては、請願文書表によりまして既に御承知のことと存じます。また、先刻の理事会におきまして慎重に御検討いただきましたので、この際、各請願についての紹介議員よりの説明等は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○糸山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 採決いたします。 本日の請願日程中、第九ないし第十二、第十五、第十六及び第二十三ないし第二十六の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○糸山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、ただいま議決いたしました各請願に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○糸山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ───────────── 〔報告書は附録に掲載〕 ─────────────
○糸山委員長 この際、御報告いたします。 今国会、本委員会に参考送付されました陳情書は、お手元に配付してありますとおり三件であります。 ────◇─────
○糸山委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 国際情勢に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○糸山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中の委員派遣承認申請の件についてお諮りいたします。 閉会中審査案件が付託され、その審査のため委員派遣の必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員、派遣期間及び派遣地等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○糸山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時四十九分散会