災害対策特別委員会 第3号
- 発言数
- 9 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1987/09/17
会議録
○委員長(梶原敬義君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る八月二十六日、小川仁一君が委員を辞任され、その補欠として松本英一君が選任されました。 また、去る八月二十八日、野末陳平君が委員を辞任され、その補欠として秋山肇君が選任されました。 ―――――――――――――
○委員長(梶原敬義君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。 昭和六十二年台風第十二号及びその後の低気圧による災害について政府から報告を聴取いたします。三木国土庁防災局長。
○政府委員(三木克彦君) お手元に配付しております資料に基づきまして、昭和六十二年台風第十二号及びその後の低気圧による災害について御説明を申し上げます。 まず、Iの気象概況について要約して申し上げますと、台風第十二号は大型で強い勢力を保ったまま、宮古島の東の海上及び那覇市の北西海上を通り、八月三十日午後九時ごろには福江市の南西海上を通って、日本海西部に達しました。さらに、三十一日二十一時、秋田市の西方海上で温帯低気圧になりましたが、その後も勢力は衰えないまま、九月一日九時には北海道北部へ進みました。 台風十二号及びその後の低気圧により、南西諸島、九州北部、本州の日本海側等広い範囲で強風が観測されておりますが、特に長崎県福江では最大瞬間風速毎秒五十五・六メートルが観測されております。 次に、Ⅱの被害状況についてでございますが、一般被害につきましては、九月十一日現在の調べで死者六人、負傷者二百八十三人となっております。また、住家被害では強風等によりまして全壊二百二十棟、半壊一千百十五棟、一部破損六万一千五百四十五棟となっております。 資料の二ページ目をお開きください。 施設等関係被害につきましては、現在関係機関等におきまして鋭意調査中でございますが、建設省関係では公共土木施設で約百二十五億円、農林水産省関係では公共土木施設関係及び農林水産業関係で合計千二十億円、文部省関係では公立学校施設等で十四億円、また運輸省関係では港湾施設等で約八十億円の被害が報告されております。厚生省関係では保育所等で約二億七千万円を初め、医療施設、――三ページをお開きいただきたいと思いますが、水道施設及び廃棄物処理施設で被害が発生しております。 次に、交通関係では、鉄道及び道路で通行どめ等が発生しましたが、現在道路の一部を除きすべて復旧しております。 電力・ガス関係では、停電及びガスの供給支障が発生いたしましたが、すべて復旧しております。 次に、Ⅲの講じた措置等についてでございますが、災害対策本部は福岡、長崎の二県及び五十一の市町村において設置されました。 また、一道一県の四市町に対し災害救助法が適用されております。 政府といたしましては、九月一日に関係十省庁による災害対策関係省庁連絡会議を開催いたしますとともに、九月八日には関係省庁の担当官を現地に派遣し、さらに九月十日には、これらの結果を踏まえ、今後の対策等について同連絡会議を開催しております。 財政金融上の措置といたしましては、四道県の二十五市町村に対する普通交付税の繰り上げ交付を行うとともに、住宅被災者に対する災害復興住宅資金の融資申し込み受け付けを開始しております。 以上、要約して御説明申し上げましたが、今後とも関係省庁と緊密な連絡をとりまして、対策に万全を期してまいる所存でございます。 報告を終わります。
○委員長(梶原敬義君) 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。 ―――――――――――――
○委員長(梶原敬義君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 異議ないと認め、さよう決定いたします。 ―――――――――――――
○委員長(梶原敬義君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。 閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(梶原敬義君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時十六分散会