議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号
- 発言数
- 4 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1986/12/18
会議録
○北口小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。 本日は、国立国会図書館の閲覧サービス改善につきまして御協議を願うことといたしております。 まず、指宿図書館長から説明を求めます。
○指宿国立国会図書館長 館長の指宿でございます。お許しをいただきまして、一言申し上げたいと存じます。 本日は、このような会期末の御多忙なときにもかかわらず、国立国会図書館の業務につきまして図書館運営小委員会をお開きいただきましたことは、まことに恐縮に存じております。 国立国会図書館の閲覧サービスにつきましては、新館開館を機に、静かな環境での利用しやすい図書館を目指しまして、新しい体制を考えてまいったのでございます。このため、入館制限の撤廃や書庫からの搬送機の設置、入退館管理システムの導入等を計画いたしたわけでございます。この入退館管理システムは、従来行っておりました資料の貸し出しの際のマイク呼び出しによる騒音をなくし、閲覧者が呼び出しを待つ間にカウンター周辺に拘束されてしまう等の不便を解消することを意図したものであり、さらに、新館の完成後、雑誌と図書が新館書庫と本館書庫に分かれることによる閲覧者の不便の解消も考え、両カウンターの電光表示盤と館内各所に設置をしたビデオに呼び出し番号を表示いたしまして、閲覧者の便宜を図るように考えたものでございます。 このシステムには、大型電光表示盤や入り口ゲートの設置の工事が含まれておりますため、新館建設工事の一部として設置したいと考えまして、建設省に支出委任いたしておりました新館建設費での施工について、六十年一月建設省に要望書を提出いたし、同年九月、建設省と住友電設株式会社との間で契約が取り交わされております。実際の工事は、住友電設から日本信号株式会社が請け負ってシステムを組み立て、さらに下請で日本電気株式会社がプログラムと端末機器等を製作いたしており、当館への機器の搬入は、今年七月末でございまして、八月八日に機器のセットが終了いたしております。 しかしながら、九月一日からの実施を目指しまして、職員の機器操作とテストランを続けてきましたが、八月末に機器に障害が発生して使用できなくなり、さらに処理能力に問題があることがわかり、改造を行っておりました。 その後も、十一月六日の全閲覧者を対象としたテストで、午後の利用ラッシュ時間帯におきまして、機器の反応速度が低下をいたし、資料の貸し出し処理等に停滞を生じて多数の閲覧者を待たせる結果となるなど、日常の閲覧業務に使用できないことがわかり、十一月十七日の新館開館記念式典前の全面稼働を断念せざるを得ない次第となったのでございます。 このため、十一月十八日に当館内に独自の調査委員会を設置をいたしまして、その原因の究明に当たりますとともに、今後の対策を検討してまいりました。その結果、十二月一日に同委員会から館長に対し、このシステムの頭脳とも申すべき通信方式を含むソフトウエアに原因があるとの判断を得、「ソフトウエアの大幅な改善によって、全面稼働に必要な要求性能を実現しうる」との内容の報告書が提出されました。この報告に基づきまして、速やかにソフトウエアの全面的な改良が実施されるよう建設省に申し入れをいたしておるのでございます。 当館といたしましては、ソフトウエアの改善について、その期間等は現在のところ明らかではございませんが、できるだけ速やかに共同で開発に努めるとともに、この際、閲覧業務全体の見直しにより効率化を図り、その体制についても十分整備をいたしました上で全面稼働を行いたい考え方でございます。 本年九月一日に完成いたしました新館開館に合わせまして導入を予定しておりました入退館管理システムが、現在も全面稼働に至っておらず、利用者を初め関係各方面に多大の御迷惑をおかけしていることに対しまして、まことに申しわけなく、心からおわび申し上げる次第でございます。 以上、簡単でございますが、御説明を終わらせていただきます。
○北口小委員長 今、図書館長から詳細申し上げましたように、今回、コンピューターの稼働につきまして実はいろいろ手落ちがあって、図書館運営小委員の皆様方には大変御心配また御迷惑をおかけしておるわけでありますが、越智委員長もみずから足を三回ぐらいお運びいただきまして、いろいろ事情聴取をやっていただいたわけであります。 きょうは、図書館運営小委員の先生方からざっくばらんな御意見をお述べいただけたらというふうに思っております。 これより懇談に入ります。 〔午前十時八分懇談に入る〕 〔午前十時四十三分懇談を終わる〕
○北口小委員長 これにて懇談を閉じます。 本日は、これにて散会いたします。 午前十時四十四分散会