大蔵委員会 第1号
- 発言数
- 31 件
- 登壇者
- 12 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1986/07/25
会議録
○池田委員長 これより会議を開きます。 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 私、このたび、各位の御推挙によりまして、当大蔵委員会の委員長に就任いたしました。 財政のあり方並びに内外金融情勢の変化に対し国民の深い関心が寄せられている今日、本委員会の使命はまことに重大なものがあると存じます。 微力ではございますが、委員各位の御鞭撻、御協力を得まして、円満かつ公正な委員会運営を行ってまいりたいと存じます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ────◇─────
○池田委員長 これより理事の互選を行います。 理事の員数は、議院運営委員会の決定の基準に従いまして、八名とし、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○池田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 それでは、 大島 理森君 熊川 次男君 笹山 登生君 中川 昭一君 中村正三郎君 野口 幸一君 坂口 力君 玉置 一弥君 をそれぞれ理事に指名いたします。 ────◇─────
○池田委員長 この際、新たに就任された大蔵大臣及び大蔵政務次官より発言を求められておりますので、順次これを許します。宮澤大蔵大臣。
○宮澤国務大臣 このたび、図らずも大蔵大臣を拝命いたしました宮澤喜一でございます。 何分、ふなれな者でございますので、練達の皆さんからどうぞよろしく御指導をお願い申し上げます。 我が国経済を取り巻く状況は、現在、内外情勢とも、厳しい局面を迎えております。このような時期に財政金融政策の運営の任に当たることとなりまして、その責任の重大さを痛感いたしております。今後とも政策運営に誤りなきを期すべく、全力を尽くしてまいる所存であります。 本日は当委員会において、一言ごあいさつ申し上げ、委員各位の御理解とお力添えをお願いする次第であります。 まず、最近の我が国経済について見ますと、物価が戦後最良の安定を示す中で、国内需要は総じて着実な伸びを続けているものの、輸出に弱含みの動きが見られること等から、景気拡大の足取りは緩やかなものとなっております。一方、我が国の貿易・経常収支はなお大幅な黒字を続けております。 したがって、対外不均衡の是正に努めつつ、引き続き、インフレなき安定的成長を確保していくことが、経済政策運営上の最重要課題であると考えております。 対外不均衡につきましては、世界経済の一割を占めるという我が国経済の地位にかんがみ、調和ある対外関係を樹立し、我が国が中長期的に発展を維持するためにその是正が不可欠であると考えます。 そのため、市場の開放と輸入の促進、為替相場の安定、経済構造の調整等諸般の施策を着実に実施してまいりたいと考えております。 さらに、経済の拡大均衡を通じて経済摩擦の解消に資すると同時に、国民生活の一層の向上を図るため、今後とも民間の活力を生かし、内需を中心としたインフレなき持続的成長の確保に努めていく必要があります。 このような認識のもとに、政府は、昨年来、累次にわたり経済対策を講じてきており、本年四月八日には、公共事業の施行促進や円高差益還元等を内容とする総合経済対策、五月三十日には中小企業対策等を内容とする当面の経済対策を取りまとめたところであります。さらに、本年に入ってから、公定歩合の引き下げも三度にわたり行われております。 今後におきましては、これら各種対策等の効果や円高のメリット及び原油価格低下の効果等が徐々に発現し、我が国経済は、インフレなき安定的成長を続けるものと考えられますが、政府としては、行財政改革路線を堅持するという基本方針のもとで、内外の経済情勢を注視しつつ、適切に対処してまいる所存であります。 次に、財政改革及び税制の抜本的見直しについて申し述べます。 我が国財政を取り巻く環境には一段と厳しいものがあり、我が国社会経済の活力を維持し、国民生活の安定と充実を図っていくためには、引き続き財政改革を強力に推進し、その対応力を回復することが緊要な政策課題であります。 このため、六十二年度予算につきましても、特例公債依存体質からの脱却と公債依存度の引き下げに最大限の努力を払うなど行財政改革をさらに推進するという基本方針のもとに、先日、引き続き厳しい概算要求基準を決定したところであり、今後とも財政改革をさらに強力に推進してまいる所存であります。 また、税制の抜本的見直しにつきましては、税制調査会において、公平、公正、簡素、選択並びに活力といった見地に立って、シャウプ税制以来の抜本的見直しの御審議をいただいているところであります。去る四月二十五日には個人所得課税及び法人課税のあり方について、負担の軽減合理化を中心とした中間報告が取りまとめられ、本年秋ごろには包括的な指針をいただく予定となっております。最近の社会経済の著しい変化に即応した望ましい税制を確立することは、ぜひともなし遂げなければならない重大な課題であり、国民の幅広い支持に基づく新しい税制の確立を目指して検討を進めてまいりたいと考えております。 次に、金融自由化及び円の国際化について申し述べます。 経済全般にわたる国際化の進展等に対応して金融の自由化及び円の国際化を進めていくことは、我が国経済の効率化と発展に資するものであると同時に、我が国が世界経済の発展に貢献していく上で有意義なものであると考えております。このような考え方に立ち、昨年七月に策定した「アクション・プログラム」等において、金融の自由化及び円の国際化のための措置と実施スケジュールを示しつつ、金利の自由化、短期金融市場の整備、資本市場の国際化、ユーロ円市場の発展のための措置等を逐次とってまいったところであります。 また、現在、昭和六十一年十二月一日の市場発足に向けてオフショア市場創設の準備を進めているところであります。 今後とも、適切な環境整備を図りつつ、金融の自由化及び円の国際化を積極的に進めてまいりたいと考えております。 財政改革、税制の抜本的見直し、あるいは金融の自由化、円の国際化のいずれも、国会なかんずく本委員会委員各位の御理解と御協力をいただくことなしには、進めてまいることができないものであります。 今後とも、何とぞ、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○池田委員長 次に、中西大蔵政務次官。
○中西説明員 このたび、大蔵政務次官を拝命いたしました中西啓介でございます。 極めて厳しい財政事情の折から、大変な任務だと思いますけれども、誠心誠意その任務を遂行するよう努めてまいりたいと考えております。 微力者でございますが、諸先生方の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、一言ごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
○池田委員長 藤井大蔵政務次官。
○藤井説明員 今般、図らずも大蔵政務次官を拝命いたしました藤井でございます。 職責の重大さをひしひしと痛感いたしております。微力ながら、全力を傾注いたしまして職務の遂行に当たる所存でございます。 委員各位の御指導と御叱正をよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
○池田委員長 次に、先般新たに就任されております大蔵事務次官等より発言を求められておりますので、順次これを許します。吉野大蔵事務次官。
○吉野説明員 事務次官を拝命いたしました吉野でございます。 引き続き、諸先生方の御指導のもとに、誠心誠意努力をしてまいりたいと存じておりますので、よろしく御指導、御教示を賜りたいと思います。(拍手)
○池田委員長 小粥官房長。
○小粥説明員 官房長を拝命いたしました小粥でございます。よろしく御指導のほどお願い申し上げます。(拍手)
○池田委員長 西垣主計局長。
○西垣説明員 主計局長を拝命いたしました西垣でございます。どうぞよろしくお願いします。(拍手)
○池田委員長 大橋関税局長。
○大橋説明員 関税局長を拝命いたしました大橋でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○池田委員長 北村証券局長。
○北村説明員 証券局長を拝命いたしました北村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○池田委員長 平澤銀行局長。
○平澤説明員 銀行局長を拝命いたしました平澤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○池田委員長 内海国際金融局長。
○内海説明員 国際金融局長を拝命いたしました内海でございます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○池田委員長 冨尾国税庁次長。
○冨尾説明員 このたび、国税庁次長を拝命いたしました冨尾でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ────◇─────
○池田委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 国の会計に関する件 税制に関する件 関税に関する件 金融に関する件 証券取引に関する件 外国為替に関する件 国有財産に関する件 専売事業に関する件 印刷事業に関する件 造幣事業に関する件 の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○池田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中、委員派遣の必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員の人数、氏名、派遣地、期間、その他所要の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○池田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合、それぞれ小委員十五名よりなる 税制及び税の執行に関する小委員会 金融及び証券に関する小委員会 財政制度・財政投融資に関する小委員会 金融機関の週休二日制に関する小委員会 を設置することとし、各小委員及び小委員長は委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○池田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 小委員及び小委員長は、追って指名の上、公報をもってお知らせいたします。 なお、委員の異動に伴う小委員及び小委員長の補欠選任並びに小委員及び小委員長の辞任の許可及びそれに伴う補欠選任につきましては、あらかじめ委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○池田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中、委員会及び小委員会において、参考人の出席を求め意見を聴取する必要が生じました場合には、出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○池田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時二十三分散会