内閣委員会 第7号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1985/12/12
会議録
○中島委員長 これより会議を開きます。 国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来理事会等におきまして御協議願い、お手元に配付いたしておりますとおりの起草案を得た次第であります。 本起草案の趣旨及び内容につきまして、便宜、委員長から概要を御説明申し上げます。 御承知のとおり、休日をふやし、労働時間を短縮することは、諸外国の例を見るまでもなく時代の趨勢であり、単に勤労者福祉の観点からだけでなく、今国際的な問題に発展している貿易摩擦の解消といった視点からも、避けて通れない課題となっております。 また、五月のゴールデンウイークにおいては、いわゆる谷間出勤の非効率性といった配慮等から、既に、三日と五日の祝日に挟まれた四日を、特別休日の設定または有給休暇の消化等によって休日扱いにし、三連休を実施する企業が年々増加する傾向にあります。 このような実情にかんがみ、本法律案は、国民の祝日に関する法律を改正し、前日及び翌日が祝日に当たる場合、その両日に挟まれた日を休日としようとするものであります。 ただし、この日が日曜日または祝日の振りかえ休日であるときは、適用を除外することといたしております。 家族がそろってゆとりある生活を楽しみ、明日への英気を養うため、連続して休暇をとることは国民の願望でもあり、本改正を行うことはまことに意識深いことであると考える次第であります。 以上が、本起草案の趣旨及び内容であります。 ————————————— 国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律 案 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
○中島委員長 本件について発言を求められておりますので、これを許します。戸塚進也君。
○戸塚委員 ただいま、祝日と祝日に挟まれた日を休日にしようという起草案の御説明がございましたが、これに関連して、私が各党の意向を代表する形で政府側に御要望を申し上げ、御所見を承りたいと存じます。 委員長の御説明にもございましたとおり、休日をふやし、労働時間を短縮することは、今や時代の趨勢であり、また、貿易摩擦の解消といった観点からも大変に結構なことでありますが、小売商業者を初めとするサービス業等は、祝日や休日こそかえって忙しく、なかなか休めないというのが実情であります。 したがいまして、これらの業種、業態に従事する人たちが休みをとれるような体制づくりについて十分配慮されるとともに、せめて正月三が日等はこれらの業種が大企業を含めて休めるよう、何らかの措置なり指導なりを検討されるよう御要望申し上げたいと思いますが、政府側の御所見をお伺いいたします。
○藤波国務大臣 先般、経済対策閣僚会議で決定されました内需拡大に関する対策の中でも、週休二日制など労働時間短縮の推進が打ち出されたところでありまして、企業規模、業種、業態などの実情を踏まえつつ、労使の自主的努力を援助、促進し、週休二日制の普及、連続休暇の定着などを図っていくことといたしております。 家族がそろって休日を楽しむことは望ましいことであり、商業の従業員にとっても、この種の機会を持てることが望まれると存じます。 正月三が日など具体的な休業日をどうするかは、基本的には各企業の営業政策の問題でありますが、御指摘の趣旨を踏まえ、地域の実情などに配慮しつつ、正月三が日などの休業日の設定につきまして、関係企業が真剣に検討するよう期待いたしておりまして、この旨を適宜関係業界に伝達することにいたしたい、このように考える次第でございます。
○戸塚委員 終わります。
○中島委員長 お諮りいたします。 国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案起草の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出法律案と決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○中島委員長 起立総員。よって、さよう決しました。 なお、本法律案提出の手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中島委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、