議院運営委員会 第13号
- 発言数
- 10 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1985/12/13
会議録
○小沢委員長 これより会議を開きます。 まず、会期延長の件についてでありますが、本日、自由民主党・新自由国民連合の金丸幹事長から、会期を十二月十五日より十二月二十一日まで七日間延長せられるよう議長においてお取り計らい願いたい旨の申し入れがありました。 本件につきましては、先ほど来の理事会において種々御協議を願ったのでありますが、各党の御意見が一致するに至っておりません。 また、本件につきまして、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長から、各常任委員長の意見を徴されたのでありますが、常任委員長会議におきましても、御意見は一致いたしておりません。 それでは、御協議を願います。 保利耕輔君。
○保利委員 今国会の法案等の審議状況にかんがみまして、今国会の会期を来る十二月二十一日まで七日間延長することが必要だと考えております。 各党の御賛同を賜りますようにお願いを申し上げます。
○小沢委員長 横江金夫君。
○横江委員 ただいま議題になりました会期延長につきまして、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、以下の諸点を理由に反対をいたしたいと思います。 第一に、日本国憲法、国会法等に基づく我が国の議会制度は、会期制を採用しており、会期の独立、会期の不継続を原則としております。いたずらに延長し、原則を安易に踏みにじることは、会期制の本旨にもとると言わざるを得ません。 第二に、実質的な問題として、会期延長の理由とされている定数是正の問題に関してであります。 護憲政党である我が党といたしましても、違憲状態は放置できないのであり、早急に解決すべき課題でありますことは当然であります。しかし、定数是正が今日まで成案に至らなかったのは、挙げて政府・自民党にその責任があると存じます。党内調整に時間を浪費し、しかも一昨日の公職選挙法改正特別委員会に見られたように、自民党内から自民党案に反対の修正意見が発言される醜態さえ演じられているわけであります。 我が国では、中選挙区制がすっかり定着しております。ゆえに、小選挙区制に限りなく近い二人区を強引に創設しようとする態度が、党内外の反発を招いたと言わざるを得ません。 今月二十四日には速報値が出ます。よって、それに基づき抜本的改正に私どもは取り組んでいかたくてはならないと存じます。 第三に、会期延長のもう一つの理由とされている共済四法案の問題であります。 急速な勢いで高齢化社会を迎える状況の中で、年金制度を一元化することに異存はありません。しかし、その一元化は、我が党の主張するように、老後を安心して送れる「国民が暮らせる年金」でなければなりません。さきの国民年金と厚生年金の改正と同じく、本法案も、官民格差是正の名のもとに、実質的に国庫負担の軽減、保険料率のアップ、支給率の大幅なダウンをもくろむものと指摘することができます。延長して成立させるに足る法案ではないと私どもは思います。 中曽根内閣は、国民が強く緊急に求めている大幅減税、積極的内需拡大策、円高による中小企業の苦況対策、円高差益の還元など、何ら実効ある対応を示しておりません。この臨時国会を顧みて、謙虚に反省をし、改めて出直すよう、この第百三臨時国会はあすをもって閉会をすべきであると存じます。 以上の理由をもって延長に反対をいたします。
○小沢委員長 それでは、御意見が一致いたしませんので、やむを得ず採決いたします。 会期を十二月十五日から十二月二十一日まで七日間延長すべきものと議長に答申するに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔賛成者挙手〕
○小沢委員長 挙手十二名。 念のため、反対の諸君の挙手を求めます。 〔反対者挙手〕
○小沢委員長 挙手十二名。 可否同数であります。よって、委員長は可と決します。(拍手) 会期は十二月十五日から十二月二十一日まで七日間延長すべきものと議長に答申することに決定いたしました。 本件は、本日の本会議において議長からお諮りいたします。 —————————————
○小沢委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
○弥富事務総長 議長発議によりまして、会期延長の件をお諮りいたします。採決は起立採決をもって行います。社会党、公明党、民社党、共産党が反対でございます。 本日の議事は、以上でございます。
○小沢委員長 それでは、本日の本会議は、午後六時十分予鈴、午後六時二十分から開会いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後五時四十八分散会