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102回国会参議院1985/06/18

建設委員会 第13号

発言数
79
登壇者
15
会派数
5
開催日
1985/06/18

会議録

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) ただいまから建設委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨十七日、上田耕一郎君が委員を辞任され、その補欠として内藤功君が選任されました。  また、本日、安孫子藤吉君が委員を辞任され、その補欠として佐藤栄佐久君が選任されました。     ─────────────

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に青木薪次君を指名いたします。     ─────────────

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 日本道路公団法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者衆議院建設委員長保岡興治君から趣旨説明を聴取いたします。保岡興治君。

保岡興治自由民主党・新自由国民連合

○衆議院議員(保岡興治君) ただいま議題となりました日本道路公団法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  第一は、余裕金の運用範囲の拡大についてであります。  現在、日本道路公団等建設省所管五公団の余裕金の運用につきましては、有価証券の取得のほか郵便貯金及び銀行への預金に限定されておりますけれども、これらの公団の資金の適切な運用を図るために、その運用先の幅を広げておく必要があると思われます。このため、建設大臣の指定する金融機関についても余裕金の運用先とすることができますよう、日本道路公団法、首都高速道路公団法、阪神高速道路公団法、本州四国連絡橋公団法及び住宅・都市整備公団法を改正しようとするものでございます。  第二は、道路債券の発行規定の整備についてでございます。  日本道路公団の資金調達の効率化を図るため、同公団が英米市場で外貨道路債券を発行した場合、債券を失った者に交付するため発行するいわゆるかわり債券については、建設大臣の認可を要しないことととするものでございます。  以上が、本法律案の提案の理由及びその内容でございます。何とぞ、御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いを申し上げます。

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  別に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより討論に入ります。  御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました衆議院建設委員長発議による日本道路公団法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行うものであります。  この法案の柱の一つは、日本道路公団のかわり債券発行について大臣認可を廃止することであり、我が党が本法案に反対する主な理由はこの点にあります。  我が国の道路建設の現状は、国民生活に関連する道路整備が極端におくれていることとは対照的に、大資本本位、産業基盤優先の高速道路網建設が重視されてきたことはだれも否定できない事実であります。日本道路公団の高速自動車道建設は、反国民的、大企業優先の道路計画を一層推進するものと言わなければなりません。本法案は、そのために道路公団の高速自動車道建設資金調達手段の拡大を図り、ますます高速道路優先の道路計画を推進しようとするものであり、我が党はこの点から反対するものであります。  なお、日本道路公団等の余裕金の運用先を農協その他の金融機関に拡大することには賛成するものでありますが、本改正案がさきに述べた重大な問題点と抱き合わせにされているので全体として賛成することができないものであることを申し上げ、私の反対討論を終わります。

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 他に御意見もなければ、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 御異議ないと認めます。  それでは、これより採決に入ります。  日本道路公団法等の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  建設事業並びに建設諸計画に関する調査のため、本日、本州四国連絡橋公団の役職員を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。

松本英一日本社会党

○松本英一君 本月の八日に、徳島県鳴門市と兵庫県淡路島とを結ぶ、本州四国連絡橋のうち、大鳴門橋が完成し、逆巻く渦潮をまたいで鳴門と淡路島を結ぶ開通式が行われました。  大鳴門橋は、歴史的に見ると、徳島県民、いや四国四県の人たちの悲願の達成であり、全国民の夢の成果であり、技術的には近代技術の粋を凝らした日本の架橋技術の傑作であると信じております。  しかも、私が十五年前の質問をいたしましたその思い出を振り返ってみますと、当時、我が党においても賛成、反対の声相半ばする中で、質問に対してもいろいろな支持に基づいての相半ばする賛否両論がございました。そのときに、我が党の建設部会の中で、兵庫県四区出身の三木喜夫先生がただ一人私を援助してくれました。  本岡委員長のもとで本日十五年ぶりに建設委員会で質問をするに際し、思い出を込めて、しかも当時の徳島県武市知事の写真もここに出ております。さらに、副知事であり、徳島市長を歴任した私の親友武市一夫氏、現在、徳島県信用保証協会の会長をしております武市一夫氏は、この大鳴門橋の建設に際して、本人自身が県財政課長であった当時を振り返りながら三十年前の思い出を語っております。それは、徳島県の原知事、兵庫県の原口神戸市長の思い出を語りながら、本当にやれるのだろうかという思いにふけりながらも、やっと三十年ぶりにできたという思い出を語っております。  私といたしましては、十五年前の昭和四十五年四月二十四日、本会議において地方道路公社法案についての代表質問、またその法案に関連する有料道路の一環として建設を予定される本州四国連絡架橋について、当時の佐藤総理を初め、関係各大臣の明快な御答弁を求めました。その詳細は、官報号外として、同日、参議院会議録第十三号により御承知願いたいと思います。  質問の要点を簡潔に申し上げます。  本州四国架橋問題は十数年前からエスカレートし、明石―鳴門、児島―坂出、尾道―今治の各ルートに関係する地元の人々は、朝野を挙げての誘致合戦が展開されていました。歴代関係閣僚の放言は枚挙にいとまがありません。四十四年七月をタイムリミットに関係閣僚協議会で当時の建設大臣は順位を決めると胸を張って言明をされました。結果はどうでしょう。七月決定を見送った政府は、的を失って、十月ごろだとか、佐藤総理訪米後とか、衆議院議員選挙後とか言われる一方、自民党首脳部から三ルート同時着工の案が飛び出すに至りました。  私は、それに基づいて、本会議並びに建設委員会で、本州四国連絡橋の同時着工論を主張いたしました。それに対して、佐藤総理は松本君の同時着工論はいかがかと思われると申されました。私が触発されたその同時着工論は、明石―鳴門の鉄道併用橋の鉄道を外して道路単独橋にしなさい、そうして一本しか通らない併用橋、児島―坂出あるいは尾道―今治にその費用をつければ同時着工ができるのではないかという主張なんです。これは十五年前からの私の主張であります。感無量の三文字に尽きる思いを込めて質問をいたしておるところであります。  関係地方公共団体では、既にそのころ十億を超える調査運動費を投じていることは世人のひとしく認めておるところであります。佐藤総理は、かかる陳情合戦をどのように解釈されておられるのか、総理自身が苦々しく思っておられようとも、指導性を欠いた態度についてどう反省されておられるのか、さらに関係閣僚の無責任な発言の数々について地元民に対する責任をどのように考えておられるか、佐藤総理の政治姿勢についてお伺いをいたしました。お答えはさっき報告したとおりであります。  こういう問題を踏まえながら、八日の大鳴門橋開通式に木部建設大臣は出席をされ、記念すべきテープカットに臨まれたと承知をいたしておりますが、開通に当たり、大臣の所感をまずお伺いをしたいと思います。

木部佳昭自由民主党・新自由国民連合建設大臣

○国務大臣(木部佳昭君) 数多くの先輩の政治家の皆さん方や、それからまた地域の皆さん方のそれぞれのお立場で推進をされてまいった、また同時に、非常に自然景観といいますか、あの渦潮の景観のところに橋を開通するというようなことをいろいろ考えてみますと、私はまさに今世紀における我々の先人や技術陣を結集した英知の文化財である、実はそういうふうな感に打たれてこの間テープカットをさせていただいたわけでございます。

松本英一日本社会党

○松本英一君 十五年前の五月九日に建設委員会 において、私は、鉄道併用橋にすれば、その積載荷重、そのために起こる根入れの工事が非常に深いところの工事となる。併用橋の場合の根入れ工事、あるいは道路単独橋の根入れ工事は、当然根入れの深さが違うわけです。自動車道だけでやられるとするならば、それだけの安全度もあり、工費の削減にもなって同時着工ができるのではないかと再三再四お尋ねをしておるわけであります。そのような長い年月の、しかも各県それぞれに東京に事務所まで持って、四年間、陳情だけで何にもできないというような職員の孤独感はもう早く終止符を打つべきではないのか、そのように感じておりますとの質問に対し、当時の橋本運輸大臣はとてつもない答弁をいたしております。  私も風洞実験、殊にアメリカでタコマ橋が台風のためにねじ倒れた、その映画を拝見しました。私は、技術者、松本さんもその方の技術者であると思いますけれども、一応、日本の技術者がこの方面にかけては世界一流であると答弁をされました。私は、十五年前ですから、切れたタコマ橋の話には触れていないのです。十五年前に、そんな縁起の悪い話なんか国会の場で質問をするような、私はそういうことを嫌い続けておるのであります。  しかし、ここで言われたタコマ橋とは、アメリカのワシントン州タコマ海峡にかけられた道路単独橋のことであります。一九四〇年七月に完成したこの橋は、当時世界第三位を誇り、中央径間、スパンは八百五十三メートル、明石海峡の中央スパン千七百八十メートルの半分にしかすぎません。これがわずか完成後四カ月にして、鋼鉄のつり橋が紙細工かあめ細工のように中央部分があっという間に引きちぎられ、ばらばらと崩れ落ちていったものです。しかも、この橋は、当時、最先端の長大つり橋理論に基づいて設計され、設計風速も毎秒四十メートルであったにかかわらず、毎秒十九メートルの風にあおられてしまったということです。これは、その後の研究により、橋が振動することによって周りの空気も乱され、その乱れによってさらにつり橋の振幅が拡大していく自動振幅という現象を起こしたのが落橋の原因であったということです。つまり、設計上、計算上では万全といえども、このようなことが起こる可能性は皆無と言えないわけであります。  それでは、根本建設大臣の的確な答弁でありました濃霧あるいは台風、そういう風の影響に対しての問題について、建設大臣の御答弁を求めます。

吉田巌本州四国連絡橋公団理事

○参考人(吉田巌君) ただいま先生からタコマ橋の話が御紹介ございまして、大鳴門橋の場合はいかがか、こういう御質問と承りました。  大鳴門橋の場合は……

松本英一日本社会党

○松本英一君 明石海峡。

吉田巌本州四国連絡橋公団理事

○参考人(吉田巌君) 明石海峡でございますか。わかりました。  明石海峡大橋の計画でございますが、現在、私どもは明石海峡大橋の調査を継続しております。今御質問の風に対する設計でございますが、つり橋の風に対する設計に関しましては、ただいまお話ございましたタコマ橋の非常に苦い経験を踏まえまして、つり橋の断面の大体三十分の一から五十分の一の模型をつくって、風洞に入れて、それでその縮尺に応じた風を当てて、その風のもとでつり橋が、先ほど先生御紹介あったいわゆる振動によって、振動がだんだん発散をしていく、どんどん大きくなっていく、これを自励振動と呼んでおりますが、そういう現象が起こらないように、そういう現象が起こりませんということが検証されるまでつり橋の断面を変えて、安定性をチェックして、そしてつり橋の断面を決めております。過去の、今まで我が国に襲ってまいりました台風、こういう台風に対しても十分安全なように設計をしております。

松本英一日本社会党

○松本英一君 吉田理事、御出席ありがとうございました。  出版順からいいますと、ここに共同通信社内政部長の加藤宣利さんの「虹よ永遠に 本四架橋物語」が出ております。これの序文は、高橋さん、高橋さんで二人いらっしゃるので混雑しますけれども、本四連絡橋公団の総裁の高橋弘篤さん、道路公団の総裁の高橋国一郎さんの序文が載っております。これは、今御答弁いただきました吉田巌本四連絡橋公団の理事の推薦文があります、川田工業株式会社の社長の著による「歴史のなかの橋とロマン」であります。本当にこの二つの本、参考になりました。また、私が承知をいたしておりますのは、昭和三十六年十一月五日が初版であります、藤沢衞彦氏の監修による「少年少女もののはじまり」の三冊であります。特に、「虹よ永遠に」の本の中では心に涙があふれるような文章になっておりますし、あなたが御推薦をなさった、序文をお書きになったものには、アメリカあるいはイギリスにおけるいろんな鉄道橋事故が書かれております。  鉄道橋事故については、アメリカにおける鉄道橋の最初の試みの一つが一八六五年、オハイオ州のアシュタビュラで、スパンが四十八・五メートルのトラス橋です。御承知のとおりです。それから十一年、鉄橋は十分に人々の期待にこたえましたが、一八七六年の暮れも押し詰まった十二月二十九日の夜、雪の中でこの鉄道の列車は川底へ落ちていったことです。同鉄道の技師長チャールズ・コリンズは証言の数日後自殺をいたしております。少年少女が読む本の中で、イギリスの北部のティー川、今から百六年前ですか、日本で言うたら明治十二年、そこでやはり十二月の嵐の夜に六十メートルのスパンのところで鉄橋が切れて、それで乗客が死んでしまったということです。  そんな話は十五年前したくなかったんです。それと同時に、運輸省出身の佐藤総理あるいは橋本登美三郎運輸大臣、国会議員の国会での質問、あるいは県議会でも同じですけれども、議会人というのは、速記録に必ず残るんです。だから、あいまいな答弁はしない方がいいんです。私が質問したときに、先ほど申しましたように、橋本大臣は、技術では世界一流であると言われた。同日、我が党の田中一議員が質問をいたしました際に、こういう答弁をされております。「日本は御承知のように道路関係と申しますというと、いずれかといえば、ヨーロッパに比べますというと百年ぐらいおくれている。これは田中さんは専門家でありますから御承知でありますが、百年近くおくれています。」という答弁をなさっておる。運輸問題にかけては国鉄出身だから優位を誇り、建設についてはヨーロッパより百年近くおくれておるという、こういう物の感覚、考え方がそもそも間違っておると私は感じますが、皆さんどういう御答弁をなさいますか。

田中淳七郎建設省道路局長

○政府委員(田中淳七郎君) 私、その方向の勉強を、先生が言われた質問書といいますか答弁を見ておりませんので、まことに恐縮でございますが、ちょっと答えかねます。恐れ入ります。

松本英一日本社会党

○松本英一君 ポルトガルに四月二十五日橋というのがあります。これはもとの名前はタイガーリバース橋というんですけれども、革命記念日にちなんで四月二十五日橋というんです。全長二千二百七十八メートル、中央スパン千十三メートル、これは一九六六年完成し、道路部分のみ開通いたしました。明石海峡は中央スパン千七百八十メートル、大体十五年前から併用橋の不可を唱えておるのに、この橋もだめ。一昨日、TBS、九州ではRKB毎日で、三百十五年前の一六七〇年、寛文十年、かんがいトンネルの放映がなされました。三百年前のトンネルあるいは千年前のトンネル、現代における橋梁技術の進歩はまさに驚くべきことと思います。しかし、今申し上げました千七百八十メートルの中央スパンを持つ鉄道併用橋が今必要であると思いますか、御答弁願います。

田中淳七郎建設省道路局長

○政府委員(田中淳七郎君) 結論から申し上げますと、先生御案内のように、去る四月に本四連絡橋公団から、今までは鉄道橋及び道路橋の併用の案であったわけでございますが、その後の経済状況等々を勘案しまして、また国鉄の財政状況等々を勘案しまして、去る五十六年に建設省の方から本四公団に、明石橋に関しまして道路単独橋とし ての可能性いかん、そういう調査の結果を求めたわけでございます。その結果が六十年の四月に本四公団から出てきまして、その結果を簡単に申し上げますと……

松本英一日本社会党

○松本英一君 もういいよ。

田中淳七郎建設省道路局長

○政府委員(田中淳七郎君) よろしゅうございますか。  鉄道橋でも十分採算がとれるということでございます。

松本英一日本社会党

○松本英一君 最後です。  弘法大師、空海和上は、昨年が御遠忌千百五十年祭です。讃岐出身の和上が、四国八十八カ所の第一番霊場として霊山寺、二番札所極楽寺、三番札所霊場金泉寺と阿波二十三カ寺があるのでありますけれども、これはどうして阿波の鳴門に第一番、二番、三番、二十三番が薬王寺を踏まえてあるかということ、これはこの次の、私も一年まだあるそうですから、今度予算委員会なり内閣委員会なりで質問しますし、允恭帝の時代における日本書紀に基づいて、あるいは紀貫之時代の土佐日記を通じながら質問を展開することをここに申し述べて、私の質問を終わります。

馬場富公明党・国民会議

○馬場富君 都市の緑化の推進について、若干お伺いいたします。  最近、国民の所得が向上するにつれて、国民の要望も物の充足から次第に心の豊かさに向かいつつあります。このような中で、人間の生活の場である都市環境を快適なものにするということは建設行政の中でも重要性を増していると思うわけであります。建設省も都市景観懇談会を設置して検討が行われているようだが、そのねらいとするところは何か、その点を明らかにされたいと思います。

牧野徹建設省都市局長

○政府委員(牧野徹君) 先生もただいまおっしゃいましたように、潤いとか安らぎを求める市民の声が強くなっております。そこで、私どもといたしましても、街路とか公園とか、そういう事業を進める際に個別のものがよりよくなるように努めておるところでございますが、今やそれをさらに総合化したといいますか、都市景観全体としてそれをさらによりよいものにするということが非常に強く求められるような状況になってきております。  そこで、都市景観を全体としてよりよくするためにはどういうことをしたらいいかということで、今お尋ねの都市景観懇談会というのをつくったわけでございます。昨年の七月につくりまして、武蔵野美術大学の芦原先生に座長になっていただきまして、委員二十四人程度で鋭意今御審議を願っておりますが、ねらいとするところは、都市景観形成のまず基本的な考え方、それからそれにアプローチするための計画的な景観の形成方策、あるいは緑化による景観の形成方策、あるいはまた街路等沿道の景観形成等各般の方策について御議論をお願いしておる状況でございます。

馬場富公明党・国民会議

○馬場富君 良好な都市景観の確保の観点から都市の緑は非常に重要でありますが、また密集した都市における防災等のためのオープンスペースという意味からも緑地、公園等の確保は不可欠な問題であると考えられるわけでございます。こういう認識から、中曽根内閣も緑化の推進を重点施策の一つに掲げているようでございます。  そこで、都市部における緑化の推進に大きな役割を担う建設省及び国土庁はどのような対策を進めているのか、明らかにされたいと思います。

河本嘉久蔵自由民主党・新自由国民連合国土庁長官・北海道開発庁長官

○国務大臣(河本嘉久蔵君) 都市緑化でございますが、住民の健全な生活環境の形成、それから無秩序な市街地の拡大の防止、災害時における避難地の確保、そういう意味で重要な機能を有しておると考えております。このため、国土庁では首都圏基本計画に大都市圏整備における緑地空間の形成を位置づけるとともに、近郊緑地保全区域の指定などによりまして緑地の保全に努めているところであります。  また、先般提案しました首都圏改造計画におきましても、防災緑地網の整備、都市景観の整備等を緑地の確保とともに密接に関連する重要な検討課題として提示しているところでございます。今後これらの具体化に向けまして、関係省庁との連携を図りながら検討を進めていくつもりでございます。

牧野徹建設省都市局長

○政府委員(牧野徹君) 都市景観でありますとか、あるいは防災のために都市緑化が重要だと思うがどうかというお尋ねでございますが、まず基本的に、私どもはおっしゃるとおり緑の重要性というものを認識いたしまして、昭和五十二年から緑のマスタープランというものをつくって、それに基づいて事業を進めております。特に、良好な都市景観を形成するためには、ただいま第三次の都市公園等整備五カ年計画というものを進めておりますが、その整備を初め、また都市緑化のための植樹等五カ年計画というのもございまして、そういうもので緑化を進めております。  また、防災面について一言だけ申し上げますと、同じくこの第三次の五カ年計画の最重点施策として、大震火災時における国民の生命の安全を確保するために、避難地、避難路として機能いたします防災公園というものを重点的に整備を進めておるという状況でございます。

馬場富公明党・国民会議

○馬場富君 先般、建設大臣は昭和六十五年に花と緑の国際博覧会を開く構想を明らかにされましたが、その構想を当委員会でも明らかにしていただきたいと思います。

木部佳昭自由民主党・新自由国民連合建設大臣

○国務大臣(木部佳昭君) 今、国土庁長官からも御答弁がございましたように、私どもは二十一世紀に向けて、緑あふれる、またいかにして良好な、しかも災害やなんかに耐えていかれるようなそういう都市づくりをしていくか、そういうことが非常に大きな建設行政の柱でございます。したがって、多くの人々に例えば潤いを与えるとか、またそういうものが人と人との交流の場であるとかコミュニティーの場であるとか、そういうふうなやっぱり都市機能を回復させる努力をしなければなりません。  その中におきまして、私どもは戦後四十年間、駆け足で駆けめぐって今日を迎えておるわけでございますが、やはり率直に申し上げまして、非常な発展はいたしたわけでございますが、そういう中におきまして空間とか、また緑の問題とかというような、そういう問題は余り考える余裕もなかったといいますか、一生懸命走ってきた。そういう点を今静かに考えてみますと、人間にもっと潤いを持たせるとか住民の環境をよくするとかというようなことが非常に大きな行政上の課題でございます。  したがって、私どもは緑の三倍計画という計画を立てまして、そして二十一世紀の初頭には政府が管掌します、例えば三メーターぐらい以上の木を少なくも一億本ぐらいの目標を立てて、そしていろんな学校であるとか、また公民館であるとか、また公園等につきまして思い切ったそうした計画を実行するようにというようなことをこれから具体的に進めてまいりましょう。  その一環として、ちょうど六月の三日でございますが、「都市・緑・市民」という国際シンポジウムを実はお願いしたわけでございます。そのときに私の方から、一九九〇年に日本で花と緑の国際博覧会をぜひ開催したいということでシンポジウムの機会で宣言を発したわけでございます。そういう意味で、建設省といたしましても、今申し上げますように、開催について検討をし、またその準備にこれから各省庁やなんかとも調整を図りながら全力を挙げて努力していきたい、こういうふうに考えておるわけでございます。

馬場富公明党・国民会議

○馬場富君 その構想の一つとしては、やはり日本が世界に先駆けて国際博覧会を開く以上は、緑の点についてしっかりとどこの国よりも前進的にやっていきたい、こういう考えからでございますか。その点どうでしょうか。

木部佳昭自由民主党・新自由国民連合建設大臣

○国務大臣(木部佳昭君) 国際的な協調はもちろんのことでございますが、地域住民とか皆さん方の参加意識といいますか、こういうふうな種のものは法律で縛るとか法律でどうこうするということじゃございませんで、やはり皆さん方の、住民の方々やそういう方々の参加を求めるということが非常に大事でございまして、また同時に国際間 の協調ということも大事でございますので、そういう趣旨で一九九〇年に日本に花と緑の国際博覧会というものをぜひ誘致したい、こういうふうに考えておるわけであります。

馬場富公明党・国民会議

○馬場富君 やっぱり緑の造成も必要でございますが、最近新たな開発の進行や土地利用の高度化に伴って貴重な緑が次々と失われている状況もございます。建設省あるいは国土庁は、都市部における緑がどのように推移しているか実情を把握しているか、その点説明願いたいと思います。

佐藤和男国土庁大都市圏整備局長

○政府委員(佐藤和男君) お尋ねの都市全体のことはまた後ほどお話があろうかと思いますが、一番都市化の進展が著しい首都圏五十キロ圏の範囲で最近の調査を行っております。その結果によりますと、昭和四十六年に約五十九万ヘクタールいわゆる緑地と称するものがあったわけでございますが、これが五十六年の時点では五十三万六千ヘクタール程度に減少してございます。それぞれいわゆる緑地率で見ますと、四十六年の時点で五七%程度、それから五十六年で五二%程度になると思いますが、この間で約五万四千ヘクタール程度の緑地の減少ということになっております。  なお、この場合の緑地の対象は、調査のベースでは固定資産税台帳などを使っておりますが、いわゆる田畑等を含んだ非常に広義の意味での緑地でございます。

牧野徹建設省都市局長

○政府委員(牧野徹君) お尋ねの緑の総量把握という問題は、緑という言葉は簡単でございますが、いろいろ緑地だとか緑に覆われた緑被だとか草地とかいろいろございますので、残念ながら現時点において統一して数字的に把握するという点はまだ行われていないわけでございます。ただ、御指摘のように、一般的な傾向としては都市部で開発が行われれば今お話があった農地、樹林地等は失われますが、一方、私どもも積極的に公園緑地でございますとかあるいは街路樹整備等も行っているわけでございます。  ほんの一つ二つ例を申し上げますと、例えば緑に覆われたという意味で申し上げますれば、東京二十三区で申し上げますと、昭和四十七年は二五%でありましたものが、ランドサットの解析で昭和五十八年には二二・五とマイナス二・五という数字になっております。ただ、一方、例えば神戸市の旧市街地を見ますと、同じ緑被率でございますが、四十七年は二一%でありましたものが五十二年、五年後には二四・三%と三・三%もふえておるというような状況もございます。  そういうことでございますが、いずれにいたしましても緑の問題は大変大事でございますので、私どもといたしましても、今後数字的にしっかり現状把握をしていきたいというふうに考えております。

馬場富公明党・国民会議

○馬場富君 私は、先般フランスのパリに行ったときに、建築物と同じようにやはり樹木に対しても非常に制限を持って都市が管理しておるという点を実は聞きました。これは非常にすばらしいことだと思いますが、都市部における緑はどの程度存在すれば景観上あるいは防災上などから見て妥当な水準であると考えられるか、お尋ねいたします。

牧野徹建設省都市局長

○政府委員(牧野徹君) おっしゃるとおり、都市部でどのくらいあるかというのはなかなか難しい問題でございますが、一応私どもは現在緑のマスタープラン、先ほど御説明したもので整備を進めておるわけでございますが、その基本にございますのは昭和五十一年に都市計画中央審議会の御答申がございます。  そこで、まず望ましい量といいますか、こうあったらいいなという量といたしましては、個人の庭の緑なども含めた意味では面積に対しておおむね四〇%から五〇%が望ましい。ただ、その中で個人の庭というのはいろいろ改変されることもございますので、しっかりした緑といいますか、公園緑地が代表でございますが、あるいは水辺とか山林等も含めまして、そういうもので約三〇%は欲しいということでございまして、私どももそういうふうに地方公共団体に御指導申し上げているという状況でございます。

馬場富公明党・国民会議

○馬場富君 都市に緑を確保するためには、現存する緑の保全と、公園など新たな緑の創造を並行して進めていく必要があると思うわけでございます。都市緑化を進めるため現在緑のマスタープランの制度がありますが、その策定状況はどうか、また制度は策定されただけでは意味を持たないが、実際はどのように運用されているのか、説明されたいと思います。

牧野徹建設省都市局長

○政府委員(牧野徹君) 緑のマスタープランでございますが、これは都市計画による基本的な計画の一つでございまして、都市における緑とオープンスペースに関する規制、誘導、整備等の諸施策を総合的に進める指針となるものでございます。  お尋ねの策定状況でございますが、現在、全国には都市計画区域は千二百八ございます。その千二百八のうち約八割に該当いたします九百八十四都市計画区域で策定が完了しております。残りのところも鋭意今急いでいただいているわけですが、具体的には、それに基づきまして公園緑地でございますとか、あるいは緑地保全地区等の都市計画の決定あるいは都市計画事業を実施しておるというわけでございます。

馬場富公明党・国民会議

○馬場富君 総体的にいきまして、現在後退していく緑の保全には、行政だけではなくて、やはり住民の協力によるところも大きいと思うわけでございます。しかし、まず行政がその気になれば緑化できる公共施設の緑化促進がまず必要だ、このように考えますが、公共施設の緑化はどのように進められておるか、この点も御説明願いたいと思います。

牧野徹建設省都市局長

○政府委員(牧野徹君) おっしゃるとおり、まず、みずから公共施設を緑化していくということは大事だろうと思います。  そこで、私どもは、一応建設省の所管の公共施設でございますが、その緑化を図るために都市緑化のための植樹等五カ年計画というものを現在つくっております。これは現在のものは五十七年度以降六十一年までの五カ年間でございまして、この五カ年間に、面積で言いますと一万四千ヘクタール、樹木の高木、本数でいきますと千四百三十八万本を植えるというふうなことで計画して、現在おおむね順調に推移しております。  なお、先ほど大臣からお話のございました今後のお話でございますと、二十一世紀を展望した上で所管施設に係る樹木を三倍、先ほど大臣が約一億本とおっしゃったかと思いますが、にすることを目標にして都市緑化を進めたいというふうに考えております。

馬場富公明党・国民会議

○馬場富君 現在ある緑を保全する制度としては、例えば風致地区制度あるいは緑地保全法あるいは樹木保存法、生産緑地法等制度はいろいろと存在しております。ところが、それらが実際に効果を発揮しているかどうかということはかなり疑問な点がございます。これらの制度の意義についてどのように考えてみえるか、また制度的な面からも再検討する時期に来ておるのではないか、このように考えるが、いかがですか。

牧野徹建設省都市局長

○政府委員(牧野徹君) 若干、法律にまたがるお話でございますので、一つ一つに分けて御説明申し上げたいと思います。  まず、風致地区制度というのは御存じのように一番歴史的に古い、旧都市計画法時代からある制度でございます。いわゆる都市の風致の維持を目的とするものでございまして、指定しますと、地方公共団体の条例で開発行為とか建築行為を規制しながら保存していく。現在の指定状況でございますが、七百二十七地区で約十六万二千ヘクタールほど全国で指定をしております。十分効果を上げていると私は思います。  それから二番目の御指摘の都市緑地保全法、これは昭和四十八年にできた法律でございますが、いわゆる名前のとおり都市の緑地の保全あるいは緑化推進、あるいは先ほどからお話のございます住民の緑化に対する協力という意味で緑化協定制度というふうなことを決めておるわけでございますが、それぞれかなり効果を上げているのではないか。ちなみに、例えば数量的に申し上げますと、緑地保全地区というのは約千八百ヘクタールほど ございます。それから緑化協定は住民の方々の御努力で三百八十四地区で千九百ヘクタールほど定められて、相当緑豊かな市街地形成に役立っておるのではないかというふうに考えております。  それから先ほどパリのお話がございましたが、木を保存していくというふうな点で樹木保存法、本当の名前は長い法律でございますが、この法律は昭和三十七年でございまして、いわば都市の美観風致に役に立っておる木を指定して保存していこうということでございまして、この実績は、保存樹は約六千八百本ほど、面積では三百三十ヘクタール程度になっております。  それから最後の生産緑地でございますが、これは御存じのように線引き制度後で四十九年につくられた制度でございまして、市街化区域内の農地の環境保存機能と、次の開発に備える多目的保留地の機能、この二つの機能を有する農地を指定しておるわけでございまして、都市環境の計画的かつ段階的整備というものに相当効果を上げているのではないかと考えております。  いずれにいたしましても、ただいま申し上げましたような幾つかの法律なり制度を総合的に運用することによりまして、緑とオープンスペースの維持なり保存なりに努めているところでございまして、現時点におきましてはこれらの改正予定を考えてはおらない状況でございます。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 私は、大隅半島志布志湾の石油国家備蓄とこの建設との関係で、埋め立てのための採石事業、この点についてきょうの機会にお尋ねをしたい、こう思っております。  通産省においでをいただいていると存じますが、初めに、石油の国家備蓄計画について志布志での概要、ごく簡潔で結構ですけれども、お知らせいただきたいと思います。

横川浩資源エネルギー庁石油部備蓄課長

○説明員(横川浩君) 志布志国家石油備蓄基地の計画概要について御説明させていただきます。  鹿児島県の志布志湾におきまして約百九十六ヘクタールの埋立地を造成いたしまして、その上に陸上タンク方式によりまして約五百万キロリットルの原油貯蔵施設をつくるという計画でございます。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 この備蓄基地は、一度オイルインしたらいざというとき以外には、いわば日常的にというのでしょうか、そういうふうに活用するということはないのかどうか。

横川浩資源エネルギー庁石油部備蓄課長

○説明員(横川浩君) 先生御指摘のとおり、この国家石油備蓄基地の利用につきましては、基本的には原油の出し入れを緊急時において行うということで考えております。ただ、具体的な国家備蓄基地の利用の形ということになりますと、将来の石油情勢、また民間のタンクも含めました全国的な貯蔵施設の状況といったこととも関係いたしてまいりますので、こういった点も踏まえまして、志布志基地の利用のあり方につきましては今後も検討していきたいと考えております。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 いわゆる通常ある程度の活用ということもあり得るというふうに今の御答弁は承ってよろしいでしょうか、今後の問題として。

横川浩資源エネルギー庁石油部備蓄課長

○説明員(横川浩君) 基本的、原則的にはやはり緊急時の使用ということになっております。ただ、絶対通常時に使うことがないかということになりますと、それはそのときどきの状況で、それを否定することはできないかと思います。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 今の御答弁にもありましたけれども、百九十六ヘクタールに上る洋上の埋立造成事業ですが、これは県の事業として六十年の一月に着工して進んでいるわけです。この埋め立てによってできる造成地はそっくり石油公団が買い受けるという方向になると聞いておりますけれども、それはそのとおりかどうかということが一つ。  それから、もしそうであるならば、事業主体は県ということで今やっていますけれども、実質的には石油公団の意向が全面的に反映されるものでありましょうし、公団の事業を代行している県はそういう性格がかなりあると私は考えられるのですけれども、その点について通産省の御見解をお伺いしたい。つまり、石油公団の代行的な意味があるということは、県とは言いながらそれはやはり国としてもかなり関係のある問題であるという意味も含めて見解をお伺いしたい。

横川浩資源エネルギー庁石油部備蓄課長

○説明員(横川浩君) 現在、鹿児島県が埋め立ての事業をやっておられるわけでございますが、この埋立工事が終了いたしまして、竣功認可といったような必要な手続が終わりました段階で石油公団がこれを買い取るということになっておるわけでございます。しかしながら、これはあくまでも備蓄基地を志布志地区に誘致したいという地元鹿児島県の責任において施行されておられる仕事というように考えておりますので、そういう意味では県本来の事業と我々は考えております。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 先ほど申し上げましたように、でき上がったら石油公団が買い取るわけで、そういう点につきましてはやはり形式的には現在県工事として行われていても、性格としては国の責任とか関係がかなり強く石油公団を媒体にしてあるということを私は指摘しておきたいと思います。  それで、これは昨年暮れに行われた県の発注にかかわる第一工区から第四工区までの指名競争入札の問題なんですけれども、談合疑惑が現地で明るみに出まして、県内の新聞紙上では連日報道されて、県議会でもこれはかなり大きな問題になっているんですよね。談合を取り仕切った天の声というのも暴露されて、有力政治家の名前までが登場して、これに関係した政治献金までが動いたという報道がいろいろされています。こういう問題について、これは私、建設省にというか建設大臣にお尋ねをしたいのでありますけれども、実態を把握されていらっしゃるか、問題点をつかんでいらっしゃるか。

高橋進建設省建設経済局長

○政府委員(高橋進君) 御指摘の件につきまして、昨年暮れに現地の新聞報道があったということを知ったものでございますから、一応、私ども直接の所管している事業ではございませんけれども、建設行政を所管している観点から事情を県にお聞きしました。鹿児島県からお聞きしましたが、その結果によりますと、鹿児島県がそういった新聞報道について、疑惑等について調査いたしましたところ、談合等の事実はないというふうに県から報告を受けております。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 通産省は、この点について何か把握されているかどうか、お答えください。

横川浩資源エネルギー庁石油部備蓄課長

○説明員(横川浩君) 先ほどの私の答弁、一言付言させていただきたいと思いますが、県が今やっておられます埋立工事につきましての国のかかわりということでございますが、もう少し平たく申しますと、石油公団が将来買い上げるということは期待をされておるわけでございますが、実際には造成工事が終了いたしました段階で、果たしてその造成された土地が備蓄の基地用の土地として適切であるかどうかということを十分確認いたしまして、その段階で確認されれば購入する、また言葉をかえれば、もし万一それが不適地ということでございましたら買わないこともあるというような意味合いになっておるわけでございます。  そういうことで、私どもといたしましては、今回の埋立工事はあくまでも県の仕事であるというように考えておりまして、その具体的な入札につきまして、私どもなり石油公団が余りあれこれ申し上げるという筋合いのものではないのじゃないかと思っております。しかしながら、県の方から、今建設省からも御答弁がございましたが、そういったようなことで厳正に御調査を県の方でされたようでございまして、その結果、報道されたような談合の事実は確認されなかったというように報告を聞いております。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 わずかな時間ですので、きょうの機会にとことん詰めて明らかにするということができないのは残念でありますけれども、ぜひ建設大臣にもお聞きいただきたいんですが、これは一つの新聞です。たくさん、いろいろな新聞に出ているんですよ。  これは南日本新聞なんですけれども、   有力国会議員の威を借りた同秘書が、鹿児島県内の入札行政を牛耳り、天の声を乱発し金を強要、業者をいじめ抜いている現実に、もう耐えられなくなったからだという。 こう言って、実際に天の声によって利益を受けた業者が、この新聞記者の取材に対してずっと答えているんですね。  それで、   天の声とは有力政治家やその秘書などが、特定の業者から裏金(ワイロ)を受け取ることを条件に、公共工事の発注官庁に圧力をかけて指名に入れ、半ば脅迫的に他の業者を説き伏せ、不正に落札受注させる構造汚職をさす。   その裏金は「億以上の工事の時は工事代金の二、三%、億未満の時は五%が相場。今回の志布志湾第一期工事でも落札金総額は約三十二億円だから、このうちから六千万―一億円の金が天の声筋に支払われるはず」 であるということを暴露しているんですね。  それで、これは、   天の声を出してもらった業者は帳簿に載らない裏金をねん出し、銀行振り込みでは「足」がつくので、東京・永田町の議員会館で直接現金を渡す。  こういうのがたくさん書いてあるんですよ、時間がなくて御紹介できないのが残念なんですけれども。  つまり、大隅半島の鹿児島三区、そこの有力国会議員、その秘書、そうした人々の牛耳るこの大工事の指名、この問題が県議会で大きな問題になってきている。建設省も通産省も、県から事情をちょっと聞いたけれどもそういう不正は行われていないようであるといとも簡単におっしゃるけれども、これはそんな簡単なものではない。私は、現実に五月の末に現地へ行きまして調査をしてまいりました。そんな簡単に形式的におさめられるものではないので、この点については、あえて建設大臣の政治家としての、やっぱり清潔な政治、国民の政治に対する信頼、そうしたものについてしっかりと受けとめていただかなければならないという立場から重ねて申し上げて、大臣からは後でまとめて御意見を伺いますので、ちょっと待ってください。  それで、この備蓄基地をつくる上での埋め立て、これに対して必要な採石、この採石が問題になっているんですけれども、こういう利権が絡まってきますでしょう。ですから、北九州の白島備蓄基地でも全く同じような大問題になったわけですけれども、今度の埋立造成事業のために大量の骨材や資材が必要となって、そのための採石場を確保するということがウの目タカの目で物色され、それが争奪され、そしてそういうものに群がるという、そういう利権に群がるそうした行為が横行しているということがこの現地の一つである高山町で行われています。  私は具体的にはこの高山町の問題を調査してきたわけですけれども、現在、採石場が三カ所あって、現実に港湾工事用に採石を運び出していました。ところが、その高山町の後田地区にある高山採石という会社の採石場については現地で大きな問題をつくり出しているんです。それは何かといいますと、第一にはこの採石業者が行っている採石運搬の違法性、つまりその採石したものを運搬する道路、こういうものも他人の道路を許可なしに、県に申請したものとは違う道路を許可なしに使っているという問題が一つあります。  もう一つは、その採石の山、彼らがそこで一山当てようとしているのだと思うんですけれども、その山との関連で下の方にかんがい用水、ため池があるんですよね。やっぱりその山が採石で崩されていったら完全に鉄砲水その他による被害でもって農業が大きな被害を受けるということは、長い歴史の中で農民の方たちが本当にみんな確信を持ってそういう不安を持っておられるわけです。  そういう二つの大きな問題でもあるんですけれども、こういう問題で、そこの農家の三百戸の方たちが本当に長い間こうしたものについての反対を主張され、そしていろいろの問題も出し、意見も出してこられた。しかし、今申し上げましたような仕事が強行されているという事態があるんです。  それで、通産省にお伺いしたいのですが、この採石場については、通産省の出先である、これは福岡通産局となるんですか、九州の通産局が調査を行って、その調査結果が出ているというふうに聞いておりますけれども、この点についての御報告をいただきたい、どういう調査結果が出ているか。

林暉資源エネルギー庁長官官房鉱業課長

○説明員(林暉君) 本年三月に福岡通産局が高山採石を調べておりますが、これは採石災害防止技術指導員が高山採石の原石山の開発計画を指導するために調査をいたしまして、三十日付で調査報告が取りまとめられているものでございます。  申し上げましたように、原石山の開発計画でございますので、開発計画に関する資料でございまして、調査結果につきましては、私企業に対する指導に関することなので公表することを控えさせていただきたいと思います。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 私は、今この二つの問題についてだけでもこういう問題があるのだ。現実に私は見てきましたけれども、県に彼らが、つまり業者が許可の申請を出している運搬道路と全然別な道路を、それも人のだから、その道路の持ち主はそのことについて承認をしていないわけです。そういうところを勝手に使って例えば運搬をするとか、そういう問題があるし、また農業用かんがいのため池の鉄砲水の危険だとか、そういうことについて、あなた方はそんな調査はなさらなかったということなんですか。そういうことについては別に調査の中に入っていないということですか。

林暉資源エネルギー庁長官官房鉱業課長

○説明員(林暉君) 採石法三十三条に基づく採取計画の認可というものは、都道府県知事にゆだねられております。したがいまして、御指摘のような内容につきまして、通産省としては具体的に承知していない立場にございます。御承知のように、都道府県知事が岩石の採取計画を認可する際には、資源エネルギー庁が定めました採石技術指導基準書によりまして、採石方法、採石跡地の措置等、これらがかんがい用水の云々ということにかかわるのかと思いますが、具体的な基準に照らして判断するとともに、地元の市町村の意見を聞きまして認可をしているわけでございます。  また、採石業者が認可されました計画に従いまして岩石を採取する場合には、法に定められました義務が生ずるわけでございます。また、都道府県知事は事業所への立入検査を法四十二条によりましてできるわけでございます。かような場合は、災害発生のおそれのある場合は都道府県知事は災害防止のための措置をすることを命ずることが法三十三条の十三によって行われることになっています。申し上げましたように、都道府県にゆだねられておりますものでございまして、私どもは具体的な詳しい内容については承知しておりません。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 初めに私が石油備蓄基地の持つ性格というふうなものについて通産省の御見解もお伺いしたゆえんはそこにあります。私は今何も採石法をあなたに解説していただくことをお願いしているわけではなくて、大変貴重な短い質問時間でそういう講義をされるのは大変困るのであります。問題は、そういう事態が起こっていて、業者が実際にそういう暴力的な行動まで含めた横暴な採石事業をし始めているし、またしようとしている。これは新聞報道にもたくさんありますけれども、反対する農家の方たちに暴力団まがいの人間を差し向けて、それで脅迫行為で反対をやめさせるとか口をふさがせるとか、そういう事態もあったんです。頻繁にあった。それが新聞にも報道され、県議会でも問題になっている。そういう事態が現実にあるわけです。  ですから、私は建設省にも通産省にもここでぜひお約束をいただきたいと思いますことは、あなた方は形式的に県に聞いた範囲ではそういうことはなかった、法律上これは県の仕事であるから中央の政府は余り関係ない、通産省は関係ないのだとか建設省は関係ないのだとか、そういうことではなく、政治の立場からいって――実際に県の方も、私が県の方の調査を経て受けてきたものは、この高山採石が許可になった期間が切れたものですから六月六日に許可の申請書を再度出してきた けれども、やっぱり山は余りいい石も出ないということもわかってきているし、そうした書類上の不備もあるし、そのほか県が認可した以外の道路を不法に使うみたいなそういう不当なこともやっているので、県としては今後本件についてはいろいろ問題があるので慎重に対処したいと考えているという意見も述べているということも伝えられております。  したがいまして、そういう官僚的なというか形式的なことで処理なさるのではなくて、現実に私どもが聞いて調査をしてきたそういうことをするきっかけになったのは、本当に切実な訴えがあったんです。法治国家のこの日本で、幾ら有力な政治家がいるからといって、幾ら有力な政治家の秘書だからといって、そういう力をバックにして自分たちが先祖代々ずっと一生懸命守ってきた農地そして農業を破壊するおそれのあるそのような横暴きわまるやり方、暴力行為があっても警察さえも動いてくれないでこれがまかり通る、これが日本の政治の実態でよろしいのかというそういう切実な訴えがあったんです。  それで、私どもは現地に調査に行きました。そして、その訴えの裏づけがあるということも確認してまいりました。もっと多くの資料がありますけれども、私に与えられた質問時間が終わりになりますので、ぜひとも細かい具体的な、法律がどうのこうのということはよろしいから、今申し上げました趣旨はおわかりだと思いますので、その農民の苦衷にこたえるという立場で、正義の立場に立って建設大臣にぜひとも積極的にこの点についての少なくとも調査をしてくださる、そのお約束をいただきたい。通産省からも同様のお約束をいただきたいということで質問は終わりますけれども、いかがでしょうか。

林暉資源エネルギー庁長官官房鉱業課長

○説明員(林暉君) 資源エネルギー庁といたしましても、今後とも鹿児島県と密接な連絡をとりつつ、適時適切な採石法の運用に努める所存でございます。

木部佳昭自由民主党・新自由国民連合建設大臣

○国務大臣(木部佳昭君) 建設業者が法令に違反する行為を行ってはならないことは当然でございます。関係法令を遵守して適正な活動を行うよう、機会あるごとに業界を指導してまいっているところでございます。  公共事業の入札にかかわる問題につきましては、たしか昨年の二月でございますが、公正取引委員会から独禁法の指針が公表されておるわけです。したがいまして、私ども建設省といたしましては、その指針を正しく理解して、いやしくも独禁法に違反するというような行為を行うようなことは絶対ないように指導をいたしておるところでございます。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 一言だけお願いします。  今私が提起いたしました問題、それについてやはり建設省として、国として、通り一遍の調査でなくて、県がこう言っていますというさっきのお答えにとどまらない、中身、農民の皆さんが切実に言っているそういうことに照らして、ぜひとも調査をしていただきたい。今の大臣の御答弁の中にそういう趣旨が入っているということが当然であるとするならば、それはそれで結構でございますけれども、そのことを重ねて要求しておきたいと思います。

木部佳昭自由民主党・新自由国民連合建設大臣

○国務大臣(木部佳昭君) 採石は通産ですから。

山中郁子日本共産党

○山中郁子君 いや、建設の関係だってあるからお願いしているわけです。

山田勇民社党・国民連合

○山田勇君 関西新空港に関連してお尋ねをいたします。  関西新空港の建設は漁業補償の問題や前島建設などいろいろありますが、建設省近畿地方建設局は、新空港と大阪都心を結ぶ湾岸道路と近畿自動車道和歌山線につながる空港連絡道路の二つのルートの計画原案を決め、これを五月二十七日に大阪府に提示しましたが、この概要について説明をお願いしたいと思います。着工の予定時期などについて聞かしていただければ幸いです。

田中淳七郎建設省道路局長

○政府委員(田中淳七郎君) まず、先生御指摘の湾岸道でございますが、それにつきまして簡単に申し上げますと、御案内のように、大阪湾岸道路は、大阪湾に沿いまして神戸市垂水区から大阪府泉佐野市に至る延長約九十キロメートルの幹線道路でございます。現在、大阪市港区港晴から堺市三宝間約八キロメートルを阪神高速道路大阪湾岸線として供用しておりまして、堺市三宝から泉大津市臨海町間約十一キロメートルについて事業を実施しております。  今回、大阪府に対しまして都市計画決定の原案を提示しましたのは、泉大津市臨海町から泉佐野市に至る約十七キロメートルの区間でございまして、その計画の主な内容は、幅員が二十・二五メートル、車線数が四車線、設計速度が時間当たり八十キロの自動車専用道路でございます。南大阪湾岸整備事業埋立地、通称前島と言っておりますが、そこにおいて空港連絡道路、これは仮称でございますが、及び空港連絡橋、これも仮称でございますが、それと接続することとしております。  今後は、大阪府が都市計画決定のための手続を実施することになりますが、この手続が進むのを待ちまして事業化に踏み切ることとなろうかと思います。全体事業費は、現段階でおおむね二千八百億円を見込んでおります。  さらに、もう一つの関西新空港の連絡道路、近畿自動車道と新空港を結ぶものでございますが、関西新空港前面と近畿自動車道和歌山線とを結ぶいわゆる空港連絡道路は空港アクセス道路として非常に重要な路線であると認識しております。空港連絡道路につきましては、大阪府等関係機関と計画調整を進め、昭和六十年五月二十七日、大阪府に対しまして都市計画決定のための原案を提示したところでございます。  当該道路は、延長約六・五キロメートルで、自動車専用部及び一般部から成っております。専用部につきまして申し上げますと、幅員が道路単独部が六十二メートル、車線数は四車線、設計速度は時間当たり八十キロの自動車専用道路であります。一般部につきましては、四車線または二車線の計画となっております。  御案内のように、標準的な幅員は、先ほど六十二メートルと申し上げましたが、一部国鉄と南海電車が高架として併設するところがございますので、そのあたりは幅員が八十メートルを考えております。  先ほどの臨海湾岸線と同様でございまして、大阪府が都市計画決定のための手続を実施することになりますが、その手続が進むのを待ちまして事業化することになっております。  なお、全体事業費は、現段階でおおむね八百億円と見込んでおります。  以上でございます。

山田勇民社党・国民連合

○山田勇君 高速道路の建設には国の財政投融資が使われますが、この二つのルートの建設に必要な財源の確保の見通しはどうなっておりますか。また、近畿に傾斜配分することなど含めて、見通しを聞かしてほしいと思います。

田中淳七郎建設省道路局長

○政府委員(田中淳七郎君) 関西国際空港に関連します道路事業につきましては、現在、国土庁を中心といたしまして、今後作成される予定の関西国際空港関連施設整備大綱、仮称でございますが、その中で示すことになっておりまして、現在、関係各省庁、地方公共団体と連絡をとりながら検討を進めているところでございます。  御指摘の湾岸道路及び連絡道路の建設もこの整備大綱に基づきまして計画的に実施したいと考えておりますが、その建設には御案内のように非常に莫大な金が必要となります。このため道路予算全体の確保が最も重要であり、今後とも道路特定財源の確保を図るとともに、有料道路事業の活用を図るなど工夫を凝らし、必要な事業費の確保に努めてまいりたい、かように考えております。

山田勇民社党・国民連合

○山田勇君 湾岸道路は、旧泉大津港、忠岡港、岸和田港、佐野漁港などの港内を高架が横切るため、港湾の改造を必要としております。また、大阪府内でただ一カ所の二色の浜海水浴場も通ることになろうかと思いますが、これらについて地元との話し合いなど十分な配慮が必要だと考えておりますが、その点いかがでしょうか。

田中淳七郎建設省道路局長

○政府委員(田中淳七郎君) 先生ただいま御指摘 のように、湾岸道路そのものの建設よりも、港を前に出したり、あるいは港の再開発、これはいろいろな港がございます。それから御指摘の二色の浜の優良な海水浴場の環境対策等々、いろいろな問題がございます。したがいまして、道路そのものの建設も大変でございますけれども、それに伴う道路をつくるまでの間の、港を前に出すとか、そういう事業調整が大変でございます。現在、大阪府が中心になりまして、いろいろ、各市町村それから運輸省、港湾関係は運輸省でございますので、関係各省庁と鋭意協議中でございまして、話を調えるべく努力をしておる次第でございます。

山田勇民社党・国民連合

○山田勇君 道路建設に伴う用地買収、民家や工場の移転先、代替地の確保など難しい問題が山積していると思いますが、六十八年の開港時に開通できるめどは立っているのかどうか、お伺いいたします。空港の開港とアクセス問題に不可分の問題であると考えますので、その点御答弁をいただきたいと思います。

田中淳七郎建設省道路局長

○政府委員(田中淳七郎君) 空港連絡道路につきましては、鉄道、文化財等計画調整を要する事業も多々ございます。大阪府の知事さんに非常に熱心にやっていただいております。文化財それから用地買収が伴いますので、結局住民の皆様方の用地に対する御協力、あるいは自動車専用道路でございますので多少個々の場合には反対もあろうかと思いますが、環境問題等々を十分吟味しながら開港に間に合うように努力してまいりたい、かように考えております。  ただ、大阪湾岸道路は、先ほど先生御指摘のように、道路だけじゃなくて、港の計画とか再開発とか二色の浜とかいろいろ問題点がございますので、これも鋭意地方公共団体と一緒に補償問題、用地問題等も含めまして検討して解決に全力を投入するつもりでございますが、正直申しまして、現時点では六十七年開港にはなかなか難しかろう、かように考えております。  以上でございます。

本岡昭次日本社会党

○委員長(本岡昭次君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午前十一時三十五分散会

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