議院運営委員会 第22号
- 発言数
- 31 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1985/06/24
会議録
○委員長(遠藤要君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。 まず、国会法の一部を改正する法律案を議題といたします。 提出者から趣旨説明を聴取いたします。衆議院議院運営委員長小沢一郎君。
○衆議院議員(小沢一郎君) ただいま議題となりました国会法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 御承知のとおり、政治倫理確立のための具体策を調査検討するため、政治倫理に関する協議会が、参議院では一昨年十一月十八日に、衆議院では昨年二月六日に、それぞれ設置されました。 以来、一年有余にわたり、鋭意協議を重ね、また、その都度、両院間での打ち合わせを行い、その結果、このたび結論を得るに至りました。 すなわち、議員の「政治倫理綱領」及び「行為規範」を定め、これを遵守すべきものとし、さらに、これを実効あらしめるために「政治倫理審査会」を設置しようとするものであります。 衆議院におきましては、この方策の基本となるべき国会法の一部を改正する法律案を協議会において取りまとめ、去る十三日、議長に提言を行いましたところ、同日、議長から議院運営委員会に対し、同件について諮問がありました。 衆議院の議院運営委員会は、参議院側とも協議を行い、国会法改正等に関する小委員会の審議を経て、翌十四日の委員会におきまして、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合の四党の賛成により委員会提出の法律案として決定し、同日の本会議において議決した次第であります。 その改正内容は、国会法に新たに「政治倫理」の章を設け、 一、議員は、各議院の議決により定める政治倫理綱領及びこれにのっとり各議院の議決により定める行為規範を遵守しなければならないこと 二、政治倫理の確立のため、各議院に政治倫理審査会を設けること 三、政治倫理審査会に関する事項は、各議院の議決によりこれを定めることを規定したものであります。 なお、本改正案は、次の常会の召集の日から施行することとなっております。 以上であります。 何とぞ、御審議の上、御賛同をお願い申し上げます。
○委員長(遠藤要君) 意見開陳の申し出があります。これを許します。橋本敦君。
○橋本敦君 私は、日本共産党を代表してただいま議題となりました国会法の一部改正案に反対の意見を表明いたします。 我が党は、かねてより政治倫理の確立のためには、何よりもまず具体的な事件となったロッキード・田中問題についてその真相を徹底的に解明し、関係者の政治的、道義的責任に明確な決着をつけることを最優先させるべきであると強く主張してまいりました。これは一九七六年二月の両院決議及び四月の両院議長裁定に照らしても当然の道筋であると思います。 しかし、本院に設置された政治倫理協議会は、田中問題の具体的決着をつけることがないまま、政治倫理審査会の設置等を建議し、これを受けてこの国会法の改正案の提出に至ったものでありますが、この措置では田中問題、ロッキード事件の具体的決着に役立たないばかりか、それを制度的に棚上げすることにもなりかねません。 さらに、これまでの経過に照らして、倫理綱領や行為規範が一般的、抽象的なものにとどまり、あるいは政治倫理審査会も非公開が原則で、証人喚問もできないものであるならば政治倫理確立という課題についても具体的実効性が期待できないと思います。 以上の理由で、我が党はこれに反対の意見を表明するものであります。
○委員長(遠藤要君) これより採決を行います。 本案に賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(遠藤要君) 多数と認めます。よって、本案は原案どおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、ただいま御決定をいただきました国会法の一部を改正する法律案に関連する政治倫理綱領、行為規範及び参議院政治倫理審査会規程につきましては、理事会協議の結果、議員の倫理に関する重要な問題であり、なお慎重な検討を要するため、本委員会において今国会閉会中にその案を取りまとめ、次の国会の冒頭に提出することといたしておりますことを付言しておきます。 ─────────────
○委員長(遠藤要君) 次に、本会議における特別委員会の中間報告に関する件についてお諮りいたします。 去る二十一日、国民生活・経済に関する調査特別委員長から、国民生活・経済に関する調査の中間報告書が、同日、外交・総合安全保障に関する調査特別委員長から、外交・総合安全保障に関する調査の中間報告書が、また、去る十九日、エネルギー対策特別委員長から、エネルギー対策樹立に関する調査の中間報告書が、それぞれ提出されております。 つきましては、本日の本会議において三委員長からこれらについて報告を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(遠藤要君) 次に、常任委員長の辞任及び補欠選任の件を議題といたします。 事務総長の報告を求めます。
○事務総長(指宿清秀君) お手元の資料のとおり、本日、内閣委員長外十三委員長から、それぞれ委員長辞任の申し出がございました。 各委員長の後任につきましては、自由民主党・自由国民会議から、内閣委員長に亀長友義君、地方行政委員長に増岡康治君、外務委員長に最上進君、大蔵委員長に山本富雄君、文教委員長に林寛子君、社会労働委員長に岩崎純三君、農林水産委員長に成相善十君、商工委員長に下条進一郎君、予算委員長に安田隆明君、懲罰委員長に森田重郎君、日本社会党から、逓信委員長に大森昭君、建設委員長に小山一平君、決算委員長に丸谷金保君、公明党・国民会議から、法務委員長に二宮文造君が推薦されております。
○委員長(遠藤要君) ただいま事務総長報告のとおり、委員長の辞任を許可し、補欠を選任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(遠藤要君) 次に、国土審議会特別委員の推薦に関する件を議題といたします。 事務総長の報告を求めます。
○事務総長(指宿清秀君) ただいま議題となりました委員は、本院議長の推薦を得て内閣総理大臣が任命するものでありますが、割り当て会派の自由民主党・自由国民会議及び日本社会党から、お手元の資料のとおり推薦されております。
○委員長(遠藤要君) 本件につきましては、それぞれ割り当て会派申し出のとおり推薦することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(遠藤要君) 次に、本委員会の継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。 本委員会といたしましては、先例により、議院及び国立国会図書館の運営に関する件について継続審査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(遠藤要君) 次に、本日の本会議の議事に関する件を議題といたします。 事務総長の説明を求めます。
○事務総長(指宿清秀君) 御説明いたします。 日程第一は、外務委員長の報告に係る条約承認案件でございまして、委員会におきましては、承認すべきものと全会一致をもって決せられております。 日程第二は、逓信委員長の報告に係る日本放送協会昭和五十七年度決算でございまして、委員会におきましては、是認すべきものと全会一致をもって決せられております。 日程第三ないし第五は、大蔵委員長の報告に係る法律案でございまして、委員会におきましては、いずれも可決すべきものと多数をもって決せられております。三案に対し、大木正吾君十分の討論がございます。採決は、二回に分けて行います。まず、日程第三及び第四を一括して採決し、次いで、日程第五について採決をいたします。 次に、先ほど本委員会において議了いたしました国会法の一部を改正する法律案の緊急上程でございます。まず、本案を日程に追加して議題とすることにつきまして異議の有無をもってお諮りをし、異議がないと決しますと、議院運営委員長から報告がございます。 次に、特別委員長の中間報告でございます。まず、国民生活・経済に関する調査の中間報告を聴取することを異議の有無をもってお諮りをいたしました後、国民生活・経済に関する調査特別委員長から報告がございます。 次いで、外交・総合安全保障に関する調査の中間報告を聴取することを異議の有無をもってお諮りをいたしました後、外交・総合安全保障に関する調査特別委員長から報告がございます。 次いで、エネルギー対策樹立に関する調査の中間報告を聴取することを異議の有無をもってお諮りをいたしました後、エネルギー対策特別委員長から報告がございます。 次に、日程第六ないし第六〇の請願でございます。これらの請願は、各委員長の報告を省略して、各委員会決定のとおり採択することにつきまして異議の有無をもってお諮りをいたします。 次に、委員会の審査及び調査を閉会中も継続するの件でございます。本件は、各委員長要求のとおり決することについて異議の有無をもってお諮りをいたします。 次に、常任委員長の辞任の件についてお諮りいたします。お手元の資料のとおり各委員長から辞任の申し出がございますので、これを異議の有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、引き続いて常任委員長の選挙を行います。その際、選挙省略、議長指名の動議を名尾理事から御提出いただき、賛成を浜本理事にお願いいたし ます。本動議に異議がないと決しますと、議長は、お手元の資料のとおり各委員長を指名されます。 次に、裁判官訴追委員辞任の件でございます。成相善十君、矢田部理君から辞任の申し出がございますので、これを異議の有無をもってお諮りいたします。異議がないと決しますと、引き続いて裁判官訴追委員及び北海道開発審議会委員の選挙を行います。その際、選挙省略、議長指名の動議を名尾理事から御提出いただき、賛成を浜本理事にお願いいたします。本動議に異議がないと決しますと、議長は、お手元の資料のとおり委員を指名されます。 最後に、今期国会の議事を終了するに当たり、議長からごあいさつがございます。 以上をもちまして議事を終了いたしますが、その所要時間は約一時間の見込みでございます。
○委員長(遠藤要君) ただいま事務総長説明のとおり、本日の本会議の議事を進めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 暫時休憩いたします。 午前九時五十四分休憩 ─────・───── 午前十一時三十一分開会
○委員長(遠藤要君) ただいまから議院運営委員会を再開いたします。 まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い理事が二名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。 割り当て会派推薦のとおり、藤井孝男君及び穐山篤君を理事に選任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(遠藤要君) 次に、小委員長の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い図書館運営小委員長が欠員となっておりますので、この際、小委員長の補欠選任を行いたいと存じます。 選任は、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認めます。 それでは、図書館運営小委員長に久保亘君を指名いたします。 ─────────────
○委員長(遠藤要君) 次に、外国派遣議員の報告に関する件を議題といたします。 今期国会開会中海外に派遣されました議員団三班から、それぞれ報告書が提出されております。 これらの報告書は、前例に倣い、本委員会の会議録に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
○委員長(遠藤要君) 次に、閉会中における本委員会所管事項の取り扱いに関する件についてお諮りいたします。 本件につきましては、その処理を、委員会所管事項については委員長に、また、小委員会所管事項については小委員長に、それぞれ御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(遠藤要君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 これにて散会いたします。 午前十一時三十三分散会