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102回国会衆議院1985/05/21

本会議 第29号

発言数
14
登壇者
5
会派数
2
開催日
1985/05/21

会議録

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) これより会議を開きます。      ————◇—————

長野祐也自由民主党・新自由国民連合

○長野祐也君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  すなわち、愛野興一郎君外四名提出、米ソ軍縮交渉に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略して、この際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) 長野祐也君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。     —————————————  米ソ軍縮交渉に関する決議案(愛野興一郎君   外四名提出)

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) 米ソ軍縮交渉に関する決議案を議題といたします。  提出者の趣旨弁明を許します。愛野興一郎君。     —————————————  米ソ軍縮交渉に関する決議案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————     〔愛野興一郎君登壇〕

愛野興一郎自由民主党・新自由国民連合

○愛野興一郎君 ただいま議題となりました米ソ軍縮交渉に関する決議案につきまして、自由民主党。新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     米ソ軍縮交渉に関する決議案   核兵器の廃絶を目指す軍縮の促進は、現在の世界にとって緊急かつ最重要の課題であり、折から被爆四十周年を迎え、あらためて世界の平和と安定を希求する我が国民の強い念願である。   しかし、近年の国際情勢には極めて厳しいものがあり無制限の軍備競争及び国際関係の緊張が、このまま継続し、ひとたび核戦争が勃発するようなことになれば人類全体が滅亡の危機に瀕することは不可避である。   このような国際情勢の中で、本年三月十二日より、米ソ両国間で核兵器及び宇宙兵器に関する新たな軍縮交渉が開始されたことは、誠に意義深いものがあり、本交渉の成果を強く期待するものである。   よって、本院は、米ソ両国が、核大国としての重大な責任を自覚するとともに、核兵器不拡散条約第六条の約束を遵守し、真剣な態度で交歩を積極的に展開し、米ソ共同声明(一九八五年一月八日)において言及されているすべての領域における核兵器の究極的な完全廃絶をもたらすことを強く要望する。   政府は、この際、軍縮促進のためあらゆる努力を続けるべきである。   右決議する。     〔拍手〕 以上であります。  今年は、我が国に原爆が投下されてから四十周年に当たります。この間、我々は、再びこの地球上に被爆の悲劇が繰り返されないよう核兵器を廃絶し、世界恒久平和が確立されることを国民の強い悲願として訴え続けてまいりました。しかし、現状は驚異的にふえ続ける核兵器を中心に果てしない軍拡競争が展開され、核戦争の危機は地上から去っておりません。  このような人類の生存を脅かす現状を打破するため、国連軍縮特別総会が世界の諸国民の期待のうちに二回にわたり開催されましたが、残念ながら軍縮への進展は見るべきものはありませんでした。しかも、米ソ間の核軍縮交渉までも中断という最悪の状況に陥ったのであります。  今日の世界政治の最大の課題は、いかにして平和を護持し危機を回避するかにあります。幸い、今年に入り、米ソ外相会談で包括的軍縮交渉の開始が合意され、ジュネーブにおいて軍縮交渉が十五カ月ぶりに再開されました。我々は、その交渉の成果を世界の諸国民とともに強く期待すると同時に、米ソ両国は核大国としての責任と自覚を持ち、核廃絶のために最善の努力を行うことを強く要望するものであります。  米ソの関係改善の兆しが見える国際政治環境の中で、政府は軍縮促進のためあらゆる努力を続けるよう強く要請するものであります。  何とぞ、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。(拍手)     —————————————

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) 採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) 起立多数。よって、本案は可決いたしました。(拍手)  この際、外務大臣から発言を求められております。これを許します。外務大臣安倍晋太郎君。     〔国務大臣安倍晋太郎君登壇〕

安倍晋太郎自由民主党・新自由国民連合外務大臣

○国務大臣(安倍晋太郎君) ただいまの御決議に対して所信を申し述べます。  政府といたしましては、ただいま採択された御決議の趣旨を十分に体しまして、今後とも軍縮なかんずく核軍縮の促進のため最大限の努力を払ってまいる所存であります。(拍手)      ————◇—————  日程第一 証人等の被害についての給付に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、参議院送付)

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) 日程第一、証人等の被害についての給付に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  委員長の報告を求めます。法務委員長片岡清一君。     —————————————  証人等の被害についての給付に関する法律の一部を改正する法律案及び同報告書     〔本号末尾に掲載〕     —————————————     〔片岡清一君登壇〕

片岡清一自由民主党・新自由国民連合

○片岡清一君 ただいま議題となりました法律案について、法務委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、裁判所または裁判長によって被告人に付された国選弁護人がその身体に害を加えられ、または加えられるおそれが生じた事例が発生していることにかんがみ、国選弁護人の職務の遂行を円滑にし、刑罰法令の適正かつ迅速な適用実現を図るため、国選弁護人がその職務を行い、または行おうとしたことによって、国選弁護人またはその近親者が、他人からその身体または生命に害を加えられた場合に、被害者またはその遺族に対して国において療養その他の給付を行うこととするものであります。  本案は、参議院先議に係るもので、去る四月十七日同院において原案のとおり可決し、本院に送付されたものであります。  委員会においては、四月十九日嶋崎法務大臣から提案理由の説明を聴取した後、慎重審査を行い、去る十七日質疑を終了し、直ちに採決の結果、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) 採決いたします。  本案は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決いたしました。      ————◇—————

坂田道太無所属議長

○議長(坂田道太君) 本日は、これにて散会いたします。     午後一時十二分散会      ————◇—————

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