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102回国会衆議院1985/04/25

石炭対策特別委員会 第4号

発言数
7
登壇者
3
会派数
2
開催日
1985/04/25

会議録

小川省吾日本社会党・護憲共同

○小川委員長 これより会議を開きます。  石炭対策に関する件について調査を進めます。  昨日長崎県高島町において発生をいたしました三菱石炭鉱業株式会社高島炭鉱の災害について政府より説明を求めます。山本通商産業大臣官房審議官。

山本雅司通商産業省大臣官房審議官

○山本(雅)政府委員 昨日発生いたしました三菱石炭鉱業高島炭鉱の事故の概要について簡単に御説明申し上げます。  昨日午前八時四十五分ごろ、高島炭鉱の坑口から約六・六キロメートル入ったところにあります飛鳥二卸坑道の上部付近において、ガス爆発と推定される事故が発生いたしました。災害発生当時には一番方五百一人が入坑しており、このうち当該箇所近傍で作業中の十一名が死亡、四名が重軽傷を負ったものであります。  当該災害発生箇所を含む飛鳥二卸坑道は、材料等の巻き上げ設備を有する斜坑であり、この斜坑の巻き上げ設備は本年三月末から休止中でありましたが、当日は、巻き上げ機を再運転する等のため、十六名が配番され、巻き上げ用ロープの検査、塗油等の作業を行っていたものであります。  現在までの調査により判明したところによりますと、午前八時四十五分ごろ、飛鳥ゼロ片坑道の二卸巻き立て付近にいた電気保安係員から災害発生の第一報がありまして、炭鉱側といたしましては、九時五分ごろ全坑に対し退避を指示いたしました。また、救護隊は九時十分に招集され、十一時過ぎに現場に到着し、十三時ごろまでに死亡者全員を収容いたしました。  通商産業省といたしましては、事故の通報を受けた後、直ちに福岡鉱山保安監督局から鉱務監督官等を現地に急行させるとともに、同局に対策本部を設置し、さらに昨日中に本省から立地公害局長、保安担当参事官らを派遣したところであります。  昨日、福岡鉱山保安監督局の鉱務監督官が現場調査のため入坑したときの状況では、坑道は火災の形跡が見られないこと、アーチ枠の一部がかなり倒壊していること、一部の炭車は圧風を受けたと見られる状態を呈していること等から見て、ガス爆発が発生した可能性が強いと判断しているものであります。  本日も、引き続き鉱務監督官が入坑して調査を継続することといたしております。  以上、簡単ではございますが、事故の概要説明を申し上げました。

小川省吾日本社会党・護憲共同

○小川委員長 この際、村田通商産業大臣より発言を求められておりますので、これを許します。村田通商産業大臣。

村田敬次郎自由民主党・自由国民会議通商産業大臣

○村田国務大臣 昨年一月の三池炭鉱有明鉱の坑内火災事故に引き続き、今回このような大規模な事故が発生いたしましたことはまことに遺憾でございます。  私といたしましては、けさ事務当局に対し、早急に学識経験者から成る事故調査委員会を組織し、原因究明に当たるよう指示をしたところでございます。  今後、このような痛ましい事故が繰り返されることのないよう、原因究明に基づく所要の対策を講じ、保安確保に万全を期してまいりたいと存じております。     —————————————

小川省吾日本社会党・護憲共同

○小川委員長 次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。  ただいま説明を聴取いたしました三菱石炭鉱業株式会社高島炭鉱の災害につきまして、本委員会から長崎県の現地に委員を派遣し、その実情を調査するため、議長に対し、委員派遣の承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小川省吾日本社会党・護憲共同

○小川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小川省吾日本社会党・護憲共同

○小川委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午前十一時十八分散会

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