決算委員会 第16号
- 発言数
- 4 件
- 登壇者
- 1 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1984/08/07
会議録
○横山委員長 これより会議を開きます。 この際、理事会の協議に基づき、歳入歳出の実況に関する件、特に会計検査院職員俸給の調整額の新設問題等について、委員長の私から一言政府に要望いたしたいと存じます。 まず、大蔵省及び人事院に対してであります。 会計検査院は、憲法上の機関として、国の収入支出の決算などの検査を常に独立不偏の立場から実施しており、その検査報告は、当委員会の決算審査にとって極めて重要な資料となっています。 会計検査院の検査の第一線に立つ調査官及び調査官補の検査業務は、国の各省庁を初め出資法人、補助団体等広い範囲にわたる各種事務事業について行われており、その実施に当たっては、会計及び監査についての専門的知識だけではなく、法律、経済、技術等極めて広い範囲の知識と経験が必要とされています。 また、実施検査のため、年間八十日にも及ぶ長期出張が精神的、肉体的に過酷な環境のもとで行われ、その勤務条件は著しく複雑困難なものと考えられます。 このような会計検査院調査官等の業務の専門性及び勤務形態の特殊性にかんがみ、会計検査院では、調査官を対象として、俸給の調整額の新設要求を昭和四十四年以来、機会あるごとに当局に対し行ってきておりますが、いまだにその実現の見通しが立っていません。 前記のような状況を踏まえ、国会においても、検査機能の拡充強化のため、会計検査院職員の処遇改善等について再三にわたり議決されているところであり、その趣旨に沿い、調整額新設の実現方をここに改めて強く要望するものであります。 次に、大蔵省に対して、会計検査院が主催する最高会計検査機関アジア地域機構東京総会の開催に関する所要の措置についての要望を申し上げます。 最高会計検査機関アジア地域機構(以下「ASOSAI」という。)は、公会計検査の分野における知識及び経験の交換を通じて加盟機関(二十二カ国の会計検査機関)相互間の理解及び協力を促進することを目的として一九七八年に設立され、国際的交流に大きく寄与するとともに、会計検査の質的向上等を図っているとのことであります。 たまたま本委員会は、本年五月に東京で開催されたASOSAI理事会の代表と親しく接する機会を得ましたが、この理事会で、第三回総会が加盟諸国の強い要請により、従来から予定されていたインドネシアにかわって急遽日本で来年五月に開催することが決められたとのことであり、本委員会としてもアジア地域において指導的立場を認められている我が国の会計検査院によってこの有意義な総会が積極的に推進され、国際交流の成果が上がることを大いに期待するところであります。 現在会計検査院では総会実施のための計画の立案、予算要求等の作業を進めているようでありますが、本委員会は、政府におかれましても総会が滞りなく遂行されるようその重要性を考慮し、所要の措置を講ずることを要望するものであります。 ————◇—————
○横山委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 すなわち、決算の適正を期するため 一、昭和五十六年度一般会計歳入歳出決算 昭和五十六年度特別会計歳入歳出決算 昭和五十六年度国税収納金整理資金受払計算書 昭和五十六年度政府関係機関決算書 二、昭和五十六年度国有財産増減及び現在額総計算書 三、昭和五十六年度国有財産無償貸付状況総計算書 四、昭和五十七年度一般会計歳入歳出決算 昭和五十七年度特別会計歳入歳出決算 昭和五十七年度国税収納金整理資金受払計算書 昭和五十七年度政府関係機関決算書 五、昭和五十七年度国有財産増減及び現在額総計算書 六、昭和五十七年度国有財産無償貸付状況総計算書 七、昭和五十八年度一般会計予備費使用総調書 及び各省各庁所管使用調書(その1) 昭和五十八年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1) 昭和五十八年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1) 以上三件の承諾を求めるの件 八、歳入歳出の実況に関する件 九、国有財産の増減及び現況に関する件 一〇、政府関係機関の経理に関する件 一一、国が資本金を出資している法人の会計に関する件 一二、国又は公社が直接又は間接に補助金、奨励金、助成金等を交付し又は貸付金、損失補償等の財政援助を与えているものの会計に関する件 以上各件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○横山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。 閉会中審査案件が本委員会に付託され、その審査のため現地に委員を派遣する必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員、派遣期間、派遣地等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○横山委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前十時四十三分散会