予算委員会 第14号
- 発言数
- 5 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1983/03/01
会議録
○久野委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ち、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党の所属委員に出席を要請いたしたのでありますが、いまだ出席がありません。
○大内委員 質問者の担当の予算委員会の理事といたしまして、議事進行について発言を求めます。よろしいですか。
○久野委員長 どうぞ。
○大内委員 本日議長見解が示されまして、これは、当委員会を初めといたしまして、国会全体が六日間にわたって空白を続けている、この異常な事態を打開するために議長が見解を出されまして、私どもの承知している範囲においては、そのほとんどの野党がこの議長見解を受け入れるところとなりました。 これまで議長見解やあるいは裁定等々が出された場合には、この見解等について同意をした政党というものは、この議長見解に従いまして国会の審議に協力をする、これが私ども政党の責任である、こういう自覚に立ちまして、本委員会が開会されますに及んで私どももこのように出席をいたしました。 特に、この議長見解におきましては、一刻も早く予算審議を進めてほしいということが強く要望され、政府に対しましても、いま問題になっております諸問題について要望がなされております。さきに予算委員会の理事会におきまして、後藤田官房長官が出席をされまして、政府としてもこの議長見解を尊重するとともに、これまで各党の代表者間で話し合われてきたそれらの事項についてはこれを承知し、尊重したいという重要な発言がございました。議長見解に対する裏打ちもなされた、こういう理解に立ちまして、私どもはこの本委員会に臨んだのであります。 しかし、いま委員長がお話しされましたように、社会党を初めとして、この予算委員会の理事政党である主要な政党が、見回しますと、出席をしておられない。これは明らかに、予算委員会の審議を進めるに当たって、不正常な状態のもとで開かれるということになります。議長見解も、こうした不正常な中で予算委員会が審議を再開していくということを期待したものではなくて、もちろん、正常な与野党の話し合いの中に、この議長見解を踏まえて予算委員会の審議が再開されるということを期待したものであることは想像にかたくありません。 そうした議長見解の真意、その期待というものを踏まえてみますときに、この委員会の審議というものは正常とは言えません。したがって、私どもとしましては、この議長見解の重みというものを受けとめまして、何とかこの議長の見解に沿ってこの予算委員会の審議を進めることに協力したいということについては大きな熱意を持っているのでありますが、このような状況の中でわが党の代表をして質問に入らせるということは、残念ながらこのような不正常な状況ではやることはできません。したがいまして、委員長の方として、さらに一層の努力を重ねられまして、各党話し合いを通じてこの委員会が円満に開かれるということについて一層の努力をお願いを申し上げ、それらが実現されるまではわが方の質問は留保させていただきたい。 以上、議事進行として申し上げる次第でございます。よろしくお取り計らいのほどお願い申し上げます。
○久野委員長 ただいま大内委員からの議事進行についての発言、まことにごもっともだと存じます。 ただいま御指摘がございましたように、本日委員会の開会を宣しました最大の理由は、議長見解に基づくものでございます。議長見解は綸言汗のごときものでございまして、私たち国政の場にある者といたしましては、何としてでもこの趣旨を十分体して、国政の渋滞を避けなければならないと思うのでございます。 さような意味から、ただいま大内委員の議事進行についての御発言につきましては、まことに私は同感の至りでございます。何といたしましても、正常な形で委員会が運営でき得るものと私は期待をいたしておりますし、皆さんの御協力を切にお願いを申し上げる次第でございます。 今日、このような形でこの委員会の開会を宣したことは、委員長の不徳のいたすところでございまして、深くおわびを申し上げたいと存じますが、今日以後、最大の努力をいたしまして、皆さんとともに、国政の場にある者が、真に国家、国民のために、真剣に論議を通じて政策を明らかにし、また国政の任に当たりたい、かように存ずるような次第でございます。 以上の意を体して、まことに遺憾ではございますが、本日の委員会は、ただいま大内委員の御指摘いただきました点を十分踏まえまして、本日の審議はこれ以上続けることは取りやめにいたしたい、かように存ずる次第でございます。 そこで、次回は、明二日午前十時より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後八時十四分散会