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98回国会衆議院1983/05/19

内閣委員会 第10号

発言数
3
登壇者
2
会派数
1
開催日
1983/05/19

会議録

橋口隆自由民主党

○橋口委員長 これより会議を開きます。  行政機構並びにその運営に関する件について調査を進めます。  この際、防衛庁長官より航空事故に関する報告を聴取いたします。谷川防衛庁長官。

谷川和穗自由民主党防衛庁長官

○谷川国務大臣 昨年の十一月十四日十三時四十三分ごろ、浜松基地航空祭におきまして公開演技実施中の松島の航空自衛隊飛行教育集団第四航空団ブルーインパルス編隊六機のうち一機が浜松基地の北方に墜落炎上し、パイロットは死亡、一般市民十三名に負傷者を出し、民家等二十八戸及び車両約二百九十両に損害を与えました。  本年四月十九日午前七時二十分ごろ、小牧の航空自衛隊輸送航空団第一輸送航空隊所属のC1型輸送機六機編隊が、習志野の陸上自衛隊第一空挺団の降下訓練支援のため小牧基地から入間基地に向けて航進中、海上において低高度航法訓練を実施していたところ、同編隊のうち二機が三重県鳥羽市菅島の山中に墜落し、両機の乗員十四名全員が死亡いたしました。  また、四月二十六日十七時三十七分ごろ、ローパス訓練飛行中の岩国の海上自衛隊航空集団第三一航空群第三一航空隊所属のPS1型機が岩国基地東側に墜落し、乗員十一名が死亡し、三名が負傷いたしました。  これらの事故において、隊員の多数が死傷し、航空機を失い、かつ、周辺住民の方々に少ながらぬ不安感を与えたことはまことに遺憾であります。ブルーインパルスの事故につきましては、一般市民の方々にまで負傷者を出すとともに、民家、車両等に大きな被害をもたらし、まことに申しわけない次第であります。  ブルーインパルスの事故原因については、すでに現地調査を終了し、現在、航空事故調査委員会において調査報告書を審議中であり、間もなく報告されるものと考えております。  C1、PS1の事故原因については、それぞれの航空事故調査委員会において調査中でありますが、現在、いずれも回収した機材についての分解検査及び事故機の飛行経過、飛行状態等の分析を実施しております。  四月に入ってこのような大事故が相次いで発生したことにかんがみ、四月二十七日、航空事故防止に関する長官指示を発出して、航空機の安全点検、隊員の安全意識の高揚及び教育訓練の実施要領等の総点検を行うよう指示したところであります。これを受けて各部隊等においては、航空機の安全点検をほぼ終了し、現在、さらに、隊員の安全教育の徹底を図るとともに、教育訓練の実施要領等について安全対策の観点からの具体的な見直し、検討を進めているところであります。  自衛隊は、国の守りに当たるという重大な任務を遂行するため、日ごろから厳しい訓練を行い、練度の維持向上に努めてきたところでありますが、この際、事故防止という観点から必要な諸施策を講ずることにより、国民の信頼にこたえるべく一層の努力を重ねてまいる所存であります。

橋口隆自由民主党

○橋口委員長 この際、暫時休憩いたします。     午前十時三十六分休憩      ────◇─────     〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕

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