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96回国会衆議院1982/05/11

大蔵委員会減税問題に関する特別小委員会 第1号

発言数
4
登壇者
2
会派数
2
開催日
1982/05/11

会議録

山中貞則自由民主党

○山中小委員長 これより減税問題に関する特別小委員会を開会いたします。  初めに、一言ごあいさつ申し上げます。  この小委員会は、与野党合意のもとの衆議院議長見解に基づいて、衆議院大蔵委員会に設置されたものでございます。その前提に基づき、委員長よりその氏名が公表されましたので、私、委員長として当特別小委員会の運営に当たってまいりたいと思いますが、設置のいきさつ、その前提等は余りこだわらずに、せっかく与野党の税制、財政に関する権威者の皆さんがお集まりになられる委員会となりますので、ここを舞台にして、当然ながら減税問題あるいは財源対策等の問題について、真に国家財政のあるべき姿と国民の負担との関連を中心とする問題について、隔意のない本音の話し合いと申しますか、そういうもので国家のために、国民のために何かを生み出すことができれば大変幸せであると思っております。  現時点においては、減税をいつやるとかやらないとかいうやりとりの短時間における場としてはもったいないほどの委員会であると考えますので、特別小委員会にふさわしい審議のあり方として、皆様方の御見解をも十分に承りながら、与野党対決の場でない委員会としたい。ましてや、政府と国会という、いわゆる主として政府と野党とのやりとりに見られるような形にもしたくないと思いまして、円卓会議、私は、できれば国会議事堂の中の委員長室を借りて、本当に丸いテーブルで向かい合ってやるつもりでおりましたが、速記者の席の問題とか報道関係の皆さん方のスペースがとれそうにないというようなこともありまして、不本意でございますけれども、委員会室の中で最も小ぢんまりとした、やや円卓会議が開かれたような形に近いこの部屋をまず選んでみました。しかしながら、なおかつこれでも広過ぎると思うような意見の交換をしなければならない場合があると思いますので、そのときは御相談の上、場所を移すこともあり得ると考えます。  本日は、一応開会のごあいさつといたしますが、まず忌憚のない御意見を伺うためには、秘密会にするということでも何でもございませんが、速記の要らない懇談会の方に移したいと考えます。それらに御意見があれば承りますが、懇談会でまずいろいろな意見を出し合って、忌憚のない意見を交換してから、委員会の運営のあり方その他についても、私は、単なる私自身のこうあってほしい、こうありたいなと思うものを申し上げただけでございますから、皆さん方の御意見を聞いて、そして一番いい運営方法を見つけて、その後は、やはり原則は公開でありますが、本当のものを得るために必要な場合においては、非公開とは申しませんが、懇談会でやっていくという形にしたいという希望を持っております。  以上で一応の開会のあいさつを終わります。  各委員の皆さん、各党から突然の御選抜をいただかれたと思いますが、事柄が事柄でございますので大変御苦労でございますが、われわれで一汗かくことが何か国民のお役に立つならばという気持ちで御協力のほどをお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  どうでしょうか。懇談で、これからどうするかという問題を話し合う……。

平林剛日本社会党

○平林小委員 速記のある間に、ちょっと発言をしたいと思います。  いま委員長のお話しのように、この場所は、所得税減税問題について衆議院の議長が示されたもとから出発をするわけでありますが、あのときの文章をいま読み返してみますと、「所得税減税問題については、国民の強い要望を認識し、諸般の条件を整備して、今後できるだけ早い時期にこれを実現できるよう、各党協調し、誠意をもって、最大限の努力を払うこと。このため五十七年度予算成立をまって、直ちに衆議院大蔵委員会に小委員会を設置し、中長期的な観点に立って、所得税減税を行う場合における税制の改正並びに適切な財源等について検討を行う」よう提言する。これは各党合意に達しました。これを基礎にして、出発点にして話し合おうという山中小委員長の御提言については、私も賛成であります。  したがって、いま改めて、この間国会正常化になったときの議論のやりとりをする必要はございませんが、ああいう経緯があったことはお互いに頭に入れて隔意のない相談をしたらどうか、これも私どもとしては賛成であります。私は、この小委員会に政府の方からわれわれの求める資料を積極的にどんどん提供してもらう、そういうことをひとつ小委員長においても計らってもらいたい。つまり、ただ議論のための議論じゃなくて、当面する情勢がどんなものであるかという、やはり客観的な、科学的といいますか資料に基づいて議論ができることが望ましいと思いますので、そういう資料の提供をできるだけ求めるようにお願いをいたしたいと思います。それから同時に、小委員長がお話しになったように、党派ということだけじゃなくて、これからの税制をどうするかということまで任されているわけでございますから、そういう意味では、お互い政治家同士が腹を割って話し合う場にするということ、そして、ここで出た結論というものは、やはり政府も従ってもらうというふうに、ひとつ小委員長の一段の御努力をお願いいたしたいと思っております。そしてまた、できるだけ五十八年度の予算あるいはこれからの情勢にマッチできるように結論が出していける、こういうようなこともぜひお願いをしたいと思っております。  そういうことをちょっと申し上げまして、冒頭でありますけれども、その点は強調しておきたいと思います。

山中貞則自由民主党

○山中小委員長 平林小委員の御意見のとおり、私もそのように考えます。  当然、議長見解が私どもの小委員会の前提でございます。ただ、それをぼかして言いましたのは、雑談の中に申しましたとおりでございまして、お読みになりました文章どおりのことで出発しておることを確認いたしております。  さらに、大蔵省と政府と与党、野党という立場を超えてと申しましたのは、大蔵省も、また地方税も関連がありますから自治省も、必要なときにはいつでもここに出るようにすでに手配はしてございまして、きょうは呼ぶまでに至らぬと思いますので呼ばないつもりでおりますが、そういうように、資料の提供といいますか、各位が、たとえば国税の三月期の決算、それの現在までの見通しとか二月の実績とか今後の税収の動向はどうかとか、それらのこと等について数字できちんと回答できるものは、口頭なり文書なりお求めに応じて回答していく、要するに、それも質疑応答という形ではありますが、対話という形でやっていきた  いと思っております。おっしゃることはほとんど全部賛成でございます。そのつもりでやります。  では、そういう方向で、一応は第一回の懇談に入りますので、速記はこれで終わってください。御苦労さまでした。     〔午後三時二十四分懇談に入る〕     〔午後四時二分懇談を終わる〕

山中貞則自由民主党

○山中小委員長 これにて懇談を終わります。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時三分散会

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