農林水産委員会 第1号
- 発言数
- 13 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1981/10/13
会議録
○委員長(坂元親男君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 私、このたび農林水産委員長に選任され、その重責を痛感いたしております。本委員会の運営に当たりましては、皆様方の御協力を賜りまして、公正、円滑に行ってまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御指導、御支援のほどをお願い申し上げます。(拍手) —————————————
○委員長(坂元親男君) 委員の異動について御報告いたします。 去る九月二十六日、降矢敬雄君が委員を辞任され、その補欠として古賀雷四郎君が選任されました。 また九月二十八日、初村滝一郎君及び鈴木省吾君が委員を辞任され、その補欠として中村禎二君及び熊谷弘君が選任されました。 また九月二十九日、井上吉夫君が委員を辞任され、その補欠として藏内修治君が選任されました。 —————————————
○委員長(坂元親男君) 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。 私の委員長就任に伴いまして、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例によりまして、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂元親男君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に宮田輝君を指名いたします。 —————————————
○委員長(坂元親男君) 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 本委員会は、今期国会におきましても、農林水産政策に関する調査を行うこととし、この旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂元親男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂元親男君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(坂元親男君) 農林水産政策に関する調査を議題といたします。 先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、各班から派遣委員の報告を聴取いたします。 まず、第一班の御報告を願います。川村君。
○川村清一君 北海道班は、去る七月二十八日から三十一日までの四日間、北海道における農林水産業の実情を調査してまいりました。 派遣委員は井上吉夫君、坂元親男君、田渕哲也君、下田京子君、喜屋武眞榮君と私を加えた六名、それに。北修二君が現地参加されました。 今回の調査におきましては、北海道農業の中核である畜産、畑作及び稲作の実情を調査し、あわせて漁業及び林業関係の施設を見てまいりました。 北海道の農業は、一戸当たり耕地面積が都府県の九・五倍と非常に大きく、稲作地域、畜産地域、畑作地域等地域的に作目の特化が著しい等の特色があるため、各地で指摘された具体的な問題はさまざまでございますが、生産調整下にある水稲や酪農につきましては、行政価格の据え置きまたはこれに近い措置がとられていることもございまして、生産基盤の整備、経営体制の効率化、品質の向上等、生産性向上の必要性が転作作物の問題も含めてきわめて重要になっていると思われます。この点はどの作物についても言えることであります。他方、公共事業費の据え置き、補助金の削減といった財政上の要請が厳しいことから、現地ではこれがどう具体化されるかに非常に大きい関心を寄せておりました。 畑作物につきましては、小麦とてん菜は順調ですが、大豆は生産性に難があって畑作地帯で減少、二条大麦も契約栽培のため減少しております。また、てん菜は、でん粉が原料の異性化糖の進出と工場処理能力の不足という問題を持っております。 北海道の水産業は特に二百海里問題の影響が大きく、沿岸漁場の整備開発、負債対策とともに、減船を含めた漁業の適正規模化等が指摘されておりました。 北海道の林業も都府県の場合と同様、住宅建設の著しい落ち込み、紙パルプの不振等により、特に不況色の著しい林産業の振興対策の推進が林野公共事業や間伐対策の拡充強化ととも要請されました。 北海道の農林漁業は、気候が寒冷なこともあって生産条件は厳しく、着手すべき生産基盤整備のための諸事業も多く残されておりますと同時に、北海道にとってはウエートの大きい産業であり、全国的には重要な生産基地でございますから、その健全な発展を図るため、一層努力する必要性を痛感した次第であります。 調査の詳細につきましては、委員長の手元まで別途報告書を提出しておきましたので、本日の会議録の末尾にこれを掲載していただきますようお願いいたします。 終わりに、北海道庁当局を初め、お世話になりました御関係の各位に深く感謝したいことを申し上げて口頭報告といたします。
○委員長(坂元親男君) 次に、第二班の御報告を願います。北君。
○北修二君 四国班は、去る七月二十二日から二十四日までの三日間にわたって、愛媛県及び高知県における農林水産業の実情を調査してまいりました。 派遣委員は、田原武雄君、私、北修二のほか中野明君が全行程に同行されました。 今回の委員派遣の主な調査項目は、本年二月の寒波による柑橘類被害、厳しい状況にある林業を中心に水田利用再編対策による転作及び漁港の実情を調査し、あわせて関係の施設を見てまいりました。 まず、愛媛県の農業の特色は、沿岸近隣の山村地帯では柑橘類、山間部ではクリ、中小の畜産、養蚕、平野部では米と野菜が中心となっており、中でもミカンとクリの生産額は全国一となっております。しかし、近年、生産過剰が顕在化し、その調整は大きな問題で、その打開策に懸命の努力を傾注しております。 特に、本年二月、東予市を中心に襲った異常寒波はかつてない甚大な被害をもたらし、その対策として樹園地再生対策や同県の補正予算で対処しておりましたが、今後は樹種の選定に配慮するとともに恒久的な技術体系、落葉果樹の導入など適地適作の考え方が必要でありましょう。 林業では、マツクイムシ防除法の有限期限が来年到来するので期限延長措置のほか間伐材促進のための林道の整備等を要望しておりました。 次に、高知県は、林野率が全国第一位である一方、過疎地帯が各地に存在しております。農業では、高知平野と東部海岸地帯が中心で施設園芸と米作が軸となっており、県は総合食糧供給基地として機能の充実を図っております。 林業では、魚梁瀬杉、土佐ヒノキなど優良材の産地を目指し、人工造林の拡大を進めております。 水産業では、燃油価格の高騰、魚価の低迷などから、漁業経営はきわめて困難な状況にあり、中でも遠洋マグロ漁業の置かれている環境は一段と厳しさを増し、減船問題を現在検討しているとのことであります。 以上が派遣地における実情調査の主な要旨でありますが、その詳細につきましては、委員長の手元まで別途報告書を提出しておきましたので、本日の会議録の末尾にこれを掲載していただき、ごらん願いたいと存じます。 終わりに、今回の調査に当たりまして、非常な御配慮を賜りました両県の関係者の皆様に対して深く感謝の意を表しまして、口頭報告といたします。
○委員長(坂元親男君) これをもって派遣委員の報告は終了いたしました。 ただいま御報告がございました各班から、別途、詳細にわたる報告書が提出されておりますので、これを本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(坂元親男君) 御異議なしと認め、さよう取り計らいます。 本日はこれにて散会をいたします。 午前十時二十九分散会 —————・—————