社会労働委員会 第15号
- 発言数
- 21 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1981/06/04
会議録
○委員長(片山甚市君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。 母子福祉法の一部を改正する法律案を議題といたします。 まず、提出者衆議院社会労働委員長山下徳夫君から趣旨説明を聴取いたします。山下君。
○衆議院議員(山下徳夫君) ただいま議題となりました母子福祉法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容を御説明申し上げます。 母子家庭に対しましては、従来から母子福祉法に基づいて各種の施策が講ぜられております。しかし、子供が二十歳に達した場合には、その対象から外れることになっておりますが、子供が二十歳に達した以後においても経済的、社会的環境は必ずしも恵まれているとは言えない実情でありまして、その対策が従来から要望されてきたところであります。 このため、本案は、これらの寡婦に対して、母子家庭の母に準じた各種の施策を講じ、その福祉の一層の向上を図ろうとするもの等で、その主な内容は次のとおりであります。 第一に、法律の題名を「母子及び寡婦福祉法」に改めるとともに、目的、基本理念等について母子家庭の母に準じて寡婦についても規定すること。 第二に、寡婦の範囲を配偶者のない女子であって、かつて母子家庭の母であったものとすること。 第三に、寡婦に対して、母子家庭の母と同様に、母子相談員や福祉事務所での相談業務、国または地方公共団体の設置した事務所等における売店等の優先許可、たばこ小売人の優先指定等の福祉の措置を講ずること。 第四に、国及び地方公共団体は、母子家庭の母及び児童並びに寡婦の雇用の促進を図るため、職業訓練の実施、就職のあっせん等必要な措置を講ずるように努めるものとすること。 第五に、従来から予算措置で行われてきた寡婦福祉資金の貸付事業を法定化すること。 なお、この法律は、昭和五十七年四月一日から施行すること。 以上が、本案の提案理由及び内容であります。 何とぞ、御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。
○委員長(片山甚市君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました、 これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言願います。 別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。——別に御発言もないようですから、これより採決に入ります。 母子福祉法の一部を改正する法律案を問題に供します。 本案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(片山甚市君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 この際、高杉君から発言を求められておりますので、これを許します。高杉君。
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました母子福祉法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ及び一の会、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 母子福祉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、母子家庭の母等の雇用を促進するため、職業相談員の増員等職業紹介体制の整備、職業訓練の機動的な実施について積極的な推進を図ること。 二、母子家庭等の生活の安定を図るため、雇用対策法及び雇用保険法に基づく雇用援護措置の積極的な活用に努めること。 三、事業内託児施設その他の福祉施設の設置または利用の促進に努めること。 右決議する。 以上でございます。
○委員長(片山甚市君) ただいま高杉君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者孝子〕
○委員長(片山甚市君) 全会一致と認めます。よって、高杉君提出の附帯決議案は全会一致をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。 ただいまの決議に対し、村山厚生大臣及び藤尾労働大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。村山厚生大臣。
○国務大臣(村山達雄君) ただいまの御決議に対しましては、政府においても十分その趣旨を尊重して、実現に努力してまいります。
○委員長(片山甚市君) 藤尾労働大臣。
○国務大臣(藤尾正行君) ただいま御決議のありました母子福祉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議につきましては、御趣旨を十分尊重いたしまして、努力する所存でございます。
○委員長(片山甚市君) なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(片山甚市君) これより請願の審査を行います。 第一号社会保障・社会福祉の拡充と福祉予算の大幅増額等に関する請願外千二百五十七件を議題といたします。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第二号民間保育事業振興に関する請願外三百三十九件は議院の会議に付するを要するものにして内閣に送付することを要するものとし、第一号社会保障・社会福祉の拡充と福祉予算の大幅増額等に関する請願外九百十七件は保留とすることに意見が一致いたしました。 以上のとおり決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(片山甚市君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、これら二件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか、 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(片山甚市君) 委員派遣に関する件についてお諮りいたします。 閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(片山甚市君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(片山甚市君) これにて暫時休憩いたします。 午後五時一分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕 —————・—————