議院運営委員会 第18号
- 発言数
- 20 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1981/06/03
会議録
○委員長(桧垣徳太郎君) 議院運営委員会を開会いたします。 裁判官弾劾法の一部を改正する法律案を議題といたします。 まず、提出者から趣旨説明を聴取いたします。衆議院議院運営委員長山下元利君。
○衆議院議員(山下元利君) ただいま議題となりました裁判官弾劾法の一部を改正する法律案について、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 御承知のように、昨年九月、最高裁判所長官が小倉簡易裁判所の一裁判官について、弾劾による罷免の事由があるとして、裁判官訴追委員会に対し罷免の訴追をすべきことを求め、これを受けた同委員会が事案の審査を進めておりましたところ、その後に同裁判官が福岡県久山町長選挙の候補者として届け出をいたしましたため、公職選挙法の規定により、自動的に裁判官の身分を失い、同委員会は審査を打ち切らざるを得なくなったのであります。 かかる事例及び本問題に対する世論の動向にかんがみ、法改正の必要があるとして、本改正案を提案した次第であります。 その内容を御説明申し上げます。 改正点の第一は、現行の裁判官弾劾法第十五条第三項では、最高裁判所長官に対し、一定の場合に、裁判官について罷免の訴追を求めるべきことを義務づけておりますが、この請求義務を負うものを最高裁判所に改め、最高裁判所みずからがこの義務を全うするようにしようとするものであります。 第二は、最高裁判所から罷免の訴追を求められており、または裁判官訴追委員会から罷免の訴追をされている裁判官については、公職選挙法第九十条の規定を、他の法律において準用する場合を含め、適用しないこととしようとするものであります。 第三は、以上のような改正に伴って、訴追の請求は書面によるべきこととする等関係規定の整備を図ることとしております。 なお、本改正案は、公布の日から施行することとし、あわせて所要の経過措置を講じようとするものであります。 本法の改正については、衆議院において各党間で慎重に協議し、合意を得、去る五月二十八日の議院運営委員会におきまして、全会一致をもって委員会提出の法律案と決定し、同日の本会議におきまして、全会一致で議決した次第であります。 何とぞ、御審議の上、御賛同をお願い申し上げます。
○委員長(桧垣徳太郎君) 別に御発言もなければ、本案の採決を行います。 本案に賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(桧垣徳太郎君) 全会一致と認めます。よって、本案は原案どおり可決すべきものと全会一致をもって決定いたしました。 なお、審査報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なしと」呼ぶ者あり〕
○委員長(桧垣徳太郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(桧垣徳太郎君) 次に、原子力委員会委員、公害等調整委員会委員、土地鑑定委員会委員、中央更生保護審査会委員長、航空事故調査委員会委員及び日本電信電話公社経営委員会委員の任命同意に関する件を議題といたします。 政府委員の説明を求めます。科学技術政務次官高平公友君。
○政府委員(高平公友君) 原子力委員会委員の任命についてお願いを申し上げたいと思います。 原子力委員会委員清成廸君は近く辞任する予定でありますが、その後任として向坊隆君を任命いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、原子力の利用に関してすぐれた識見を有する者でありますので、原子力委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重掛審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○委員長(桧垣徳太郎君) 次に、総理府総務副長官佐藤信二君。
○政府委員(佐藤信二君) 人事案件についてお願いいたします。 公害等調整委員会委員宮崎隆夫君は近く辞任する予定であり、また、同委員会委員加藤泰守、金澤良雄の両君は六月三十日任期満了となりますが、宮崎隆夫君の後任として小熊鐵雄君を、加藤泰守君の後任として川島廣守君を、金澤良雄君の後任として綿貫芳源君を任命いたしたいので、公害等調整委員会設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるために本件を提出いたしました。 三君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも人格が高潔で識見も高く、公害等調整委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御同意されるようお願いいたします。 以上でございます。
○委員長(桧垣徳太郎君) 次に、国土政務次官大塚雄司君。
○政府委員(大塚雄司君) 土地鑑定委員会委員青木茂男、浅村廉、有泉亨、齋藤逸朗、曾田忠、松尾英男及び吉野公治の七君は七月四日任期満了となりますが、青木茂男、浅村廉、齋藤逸朗及び松尾英男の四君を再任し、有泉亨、曾田忠及び吉野公治の三君の後任として幾代通、小久保欽哉及び中村友治の三君を任命したいので、地価公示法第十五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 七君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも不動産の鑑定評価に関する事項または土地に関する制度について深い学識経験を有する者でありますので、土地鑑定委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御同意されますようお願い申し上げます。
○委員長(桧垣徳太郎君) 次に、法務政務次官佐野嘉吉君。
○政府委員(佐野嘉吉君) 中央更生保護審査会委員長新谷正夫君は六月二十四日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、広い知識と豊富な経験を有する者でありますので、中央更生保護審査会委員長として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○委員長(桧垣徳太郎君) 次に、運輸政務次官三枝三郎君。
○政府委員(三枝三郎君) 航空事故調査委員会委員諏訪勝義君は近く辞任する予定でありますが、その後任として糸永吉運君を任命いたしたいので、航空事故調査委員会設置法第六条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 同君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、航空事故調査に関し科学的かつ公正な判断を行うことができると認められる者でありますので、航空事故調査委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○委員長(桧垣徳太郎君) 次に、郵政政務次官渡辺紘三君。
○政府委員(渡辺紘三君) 日本電信電話公社経営委員会委員岩澤靖君は三月二十七日辞任し、安田博君は四月二十二日死亡いたしましたが、その後任として菊地庄次郎、佐治敬三の両君を任命したいので、日本電信電話公社法第十二条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 両君の経歴につきましてはお手元の履歴書で御承知願いたいと存じますが、いずれも公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と豊富な知識を有する者でありますので、日本電信電話公社経営委員会委員として適任であると存じます。 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
○委員長(桧垣徳太郎君) 別に御発言もなければ、ただいま説明の人事案件につき採決を行います。 まず、原子力委員会委員、土地鑑定委員会委員及び航空事故調査委員会委員の任命について同意を与えることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(桧垣徳太郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 次に、公害等調整委員会委員、中央更生保護審査会委員長及び日本電信電話公社経営委員会委員の任命について同意を与えることに賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(桧垣徳太郎君) 多数と認めます。よって、いずれも同意を与えることに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 午前九時五十一分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕 ―――――・―――――