大蔵委員会 第4号
- 発言数
- 9 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1980/11/27
会議録
○綿貫委員長 これより会議を開きます。 堀昌雄君外八名提出、金融機関の週休二日制実施のための銀行法等の一部を改正する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を求めます。沢田広君 —————————————
○沢田議員 私は提案者を代表いたしまして、金融機関の週休二日制実施のための銀行法等の一部を改正する法律案の提案の理由とその概要を御説明申し上げます。 わが国の労働時間が欧米諸国に比べて著しく長いという実態については、改めて申し上げるまでもありません。従来から、労働者は、労働時間短縮の実現を強く望んできたところでありますが、政府あるいは産業界においても、国際的な指摘を契機として、労働時間短縮、週休二日制の実施について、前進的な姿勢をとるに至っております。しかしながら、現在行われつつある週休二日制については、その実施を、各企業の努力に任せているため、実施の態様は産業、企業ごとにまちまちであるという現象が生じているのであります。 欧米諸国においては、すでにほとんどの国で完全週休二日制が実施されておりますが、わが国の事情と異なるのは、労働時間、休日について格差があってはならないという理念、いわば社会的な公平の原則が生かされているということであります。したがいまして、わが国においても、労働時間の短縮、週休二日制の実施を推進していく場合には、この社会的な公平に留意しなければなりません。 そこで、週休二日制については、労働基準法の改正が基本になることは申し上げるまでもありませんが、それに至る社会的条件を整えることが、現段階での重要な課題であります。政府の指導等と相まって、民間企業でこれを推進する場合、企業活動の実情から見て、銀行との関係は大きな比重を持っており、銀行が週休二日制をとれば、民間企業、特に週休二日制の実施が立ちおくれている中小企業等もこれにならっていけるわけでありまして、幅広い週休二日制の普及が期待されるのであります。 週休二日制実施の条件が熟している現段階であり、かつ、ただいまも公務員の四週五休による週休二日制も議決したところでありますので、いまや緊急的な社会的な要請ともなっております。そのためにも、土曜日の休日を認めていない銀行法の第十八条等を改正し、制度として確立する必要があります。 以上がこの法律案の提案の理由であります。 以下、この法律案の概要を申し上げます。 まず、初めに、金融機関の週休二日制を実施するため、銀行法第十八条に規定されている銀行の休日の中に土曜日を新たに加えることといたしております。 次に、この改正に伴い、手形法及び小切手法に規定されている休日の定義を改めるとともに、国税通則法、国税収納金整理資金に関する法律及び地方税法について、それぞれ所要の改正を行うことといたしております。 また、この法律は公布の日から起算して六カ月を超えない範囲内において政令で定める日から施行することといたしております。 以上が、この法律案の提案の理由及びその概要であります。 何とぞ御審議の上、御賛成くださいますようお願い申し上げます。
○綿貫委員長 これにて提案理由の説明は終わりました。 ————◇—————
○綿貫委員長 この際、御報告申し上げます。 本委員会に付託になりました請願は八十三件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、さよう御了承願います。 なお、本会期中、参考送付されました陳情書は、国庫債務負担行為による公共用地先行取得制度の改善に関する陳情書外三件であります。 ————◇—————
○綿貫委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 まず、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。 堀昌雄君外八名提出、金融機関の週休二日制実 施のための銀行法等の一部を改正する法律案並びに 国の会計に関する件 税制に関する件 関税に関する件 金融に関する件 証券取引に関する件 外国為替に関する件 国有財産に関する件 専売事業に関する件 印刷事業に関する件 造幣事業に関する件の各案件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。 まず、本会期中設置いたしておりました四小委員会につきましては、閉会中もなお引き続き存置することにいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、各小委員会の小委員及び小委員長の辞任及び補欠選任等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 次に、閉会中審査におきまして、委員会及び各小委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合は、参考人の出席を求めることとし、その人選及び出席日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○綿貫委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午後二時三十五分散会 ————◇—————